マッケニー父、息子をサイドで起用する指揮官への不満あらわに「中盤で使え!ウイングはウェア!」

2023.10.05 21:25 Thu
Getty Images
ユベントスのアメリカ代表MFウェストン・マッケニー。その父親がマッシミリアーノ・アッレグリ監督への不満を露わにした。
PR
昨シーズン後半戦はリーズ・ユナイテッドへ貸し出されたマッケニー。2020-21シーズンからユベントスに籍を置くダイナモの本職はセントラルハーフだが、アンドレア・ピルロ前監督時代から高い走力を活かす形でサイドでも起用される。
故に器用貧乏とも評され、確固たる地位を築けぬまま加入から今夏で3年が経過。リーズへのレンタル移籍も元々は財政難のユベントスが完全移籍での放出を進めていたものであり、レンタルバックをクラブが歓迎していなかったことは想像に難くない。

それでもマッケニーはセリエA開幕7試合全てでプレーし、第3節からは5試合連続でスタメン出場中。今シーズンからは本格的に右サイドハーフが定位置となり、中央での起用は一度もない。

そんななか、マッケニーの父親ジョンさんが息子を本職で使わないアッレグリ監督に対して不満を自身のX(旧ツイッター)で露わにした。
「マッケニーを中盤で使え!ウイングはティモシー・ウェアでいいだろう!彼らはそれぞれで上手く連携を取ることができると証明しているじゃないか!」

ジョンさんが言及したアメリカ代表で主軸を担う2人の関係性。アメリカ代表ではマッケニーが[4-3-3]のインサイドハーフの一角、ウェアが右ウイングを務めるのが鉄板。9月の代表ウィーク2試合でもこの形が採用され、ウズベキスタン代表、オマーン代表との国際親善試合でそれぞれ3-0、4-0と完勝を収めている。

ジョンさんにとっては息子が右サイドハーフで使われることだけでなく、それによって息子と阿吽の呼吸だというウェアのプレータイムが限られることも不服な様子。実際、ユベントスではウェアとマッケニーの交代がパターン化しており、2人が同時にピッチに立ったことは一度もない。

この投稿はユベンティーノを中心にちょっとした話題となり、ジョンさんは数時間後、息子とその友人の立場を案じたのか、「誰かが解任されることは決して望んでいないよ。コーチ(アッレグリ監督)にも計画があるのだろう」などと投稿している。

ユベンティーノからは「チャオ! ウェストンのお父さん。気持ちはわかるぜ」「息子頑張ってるな」「息子に最近いい感じだぜ!って伝えてくれ」などなど、父親心理に配慮したリプライが多数寄せられている。

PR
関連ニュース

今季17ゴールのヴラホビッチがユベントスとの新契約を希望、高額年俸の扱いが焦点に?

セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(24)は、ユベントスとの新契約に前向きなようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ヴラホビッチは2022年1月に、フィオレンティーナから4年半契約でユベントスに加入。今シーズンはセリエAで30試合16ゴール3アシスト、コッパ・イタリアで4試合1ゴールの成績を残しており、リーグ得点ランキングでは2位につけている。 当然、チームにとって欠かせない選手であるはずのヴラホビッチだが、その契約内容がクラブにとっては頭痛の種に。ヴラホビッチの年俸は2024-25シーズンから引き上げられる条項が契約に存在しており、来季から年俸1200万ユーロ(約20億円)を受け取る予定となっている。 しかし、財政難に苦しむクラブにとってこの年俸は非常に厳しいものとなっており、それゆえ今夏にヴラホビッチ売却の可能性も取りざたされていた。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ヴラホビッチはユベントスとの新契約に乗り気とのこと。クラブも契約期間延長によって年俸負担を分散させたいと考えており、現在のところ両者の思惑は一致しているようだ。 ユベントスとしては年俸問題さえ解決されれば、大きな戦力であるヴラホビッチを売却する理由はなし。このまま交渉が順調に進んでいけば、今夏によほど巨大なオファーが届かない限り、引き続きユベントスでプレーすることが予想される。 2024.05.09 11:55 Thu

今冬ユベントス加入も出番なし…ジャロは今夏にレンタル移籍の可能性

ユベントスのポルトガル代表DFチアゴ・ジャロ(23)は、今夏の移籍市場でレンタルされる可能性があるようだ。 ジャロはスポルティングCPやミランの下部組織を経て、2019年夏にリーグ・アンのリールへ移籍。公式戦通算102試合出場の右利きセンターバックにはユベントスが関心を示し、今年1月に総額510万ユーロ(約8億2000万円)の移籍金で完全移籍が発表された。 しかし、ジャロは元々昨年3月に前十字じん帯断裂の重傷を負った影響で、今シーズン出場がなかったこともあり、ユベントス加入後もポジションを掴めておらず。加入から3カ月以上が経った現在も出場はなく、セリエAで13試合ベンチ入りするにとどまっている。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ユベントスは今夏の移籍市場でジャロをレンタルに出す選択肢も除外していないとのこと。クラブはレンタル先で試合勘を取り戻してもらうプランも持っているようだ。 一方で、ジャロの起用に消極的だったマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、今シーズン限りでの退任が濃厚に。これによって序列に変化が生じる可能性もあるが、果たして。 2024.05.08 12:45 Wed

人気銘柄グズムンドソン、希望はイタリアでのキャリア続行?「この国、このリーグが大好き」

ジェノアのアイスランド代表MFアルベルト・グズムンドソン(26)は、セリエAでのキャリア続行を望んでいるようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 グズムンドソンは2021-22シーズン途中に、AZからジェノアへ加入。セリエBでの昨季を経て、今季は公式戦34試合で16ゴール4アシストと優れたパフォーマンスを披露しており、チームを牽引する存在になっている。 当然、そんなグズムンドソンをビッグクラブは放っておかず。インテル、ナポリ、ユベントス、トッテナムなどが関心を示しており、ジェノアも2027年夏まで契約を残す同選手の売却を除外していないことから、夏の去就が注目されている。 そんな中で、アメリカ『CBSスポーツ』のインタビューに応じたグズムンドソンは、セリエAでプレーを続けたいと断言。イタリアでの生活を愛しており、これが続くことを願うと語っている。 「僕は子供の頃、プレミアリーグでのプレーを夢見ていた。でも、イタリアに来てからは少し変わったんだ。僕はこの国、このリーグが大好きになった。そしてフットボールやこの人生も愛している」 「正直に言うと、イタリアから出ていく気はない。ここでは本当に快適だから、もし僕がこの国やこのクラブを離れなければならないとしたら、それは何か良いことが理由でなければならない」 2024.05.08 11:10 Wed

ユベントスの主将ダニーロがハムストリングを負傷…コッパ・イタリア決勝は欠場か

ユベントスは6日、ブラジル代表DFダニーロが負傷したことを発表した。 ダニーロは5日に行われたセリエA第35節のローマ戦にフル出場したが、この試合で左足を負傷。その後の検査で左足ハムストリングに軽度の損傷が見つかったとのことだ。 クラブから詳細な離脱期間は明かされていないが、イタリア『スカイ』は12日の次節サレルニターナ戦は欠場が確実で、15日に行われるコッパ・イタリア決勝のアタランタ戦での復帰を目指しているが、間に合うかは不透明だという。 ユベントスのキャプテンを担うダニーロは、今季2度の負傷離脱に見舞われたが、ここまで公式戦31試合に出場し、手堅く勝ち点3を積み上げるチームをまとめ上げてきた。 2024.05.07 07:30 Tue

ユーベとの契約は2025年夏まで…キエーザの去就やいかに

イタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の去就やいかに。 昨夏以降、2025年夏までとなっている契約の延長交渉が滞っていることが明らかになり、常にユベントス退団の可能性が報じられるキエーザ。 その今シーズンはセリエA30試合出場で7ゴール3アシスト。開幕5試合4ゴールのロケットスタートを維持できず、プレータイムを減らす時期もあったが、全公式戦で出場停止が1度もなく、ケガ以外での欠場は1試合もない。活躍に好不調あれど、大事な戦力なのは間違いない。 イタリア『カルチョメルカート』は、そんなキエーザの今夏の動向を、判明している情報から展望。 要素としては、起用法を含め、いまいちキエーザを活かしきれないマッシミリアーノ・アッレグリ監督の今季限りでの退任がじわじわ現実味を増している。キエーザ側は代理人による資金力豊かなクラブへの売り込みがそこまでうまくいっていない。ユベントスは指揮官との別れを議論する一方、引き続きキエーザには契約延長を打診...といったあたりだという。 クリスティアーノ・ジュントリSDは5日、『DAZN』の取材でキエーザに関し、「代理人や本人とともにうまく協議したい。今季の終わりには何かを決めなければいけない」とコメント。契約延長か売却か、今夏中に動きがあると示唆した。 キエーザにはバイエルンが関心を寄せ、ローマもダニエレ・デ・ロッシ監督が獲得をリクエストしていると伝えられている。 2024.05.06 21:50 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly