富山FW高橋駿太が今シーズン限りで現役引退…「残り9試合一緒に戦ってください」
2023.10.03 12:29 Tue
カターレ富山は3日、FW高橋駿太(34)の今シーズン限りでの現役引退を発表した。
今シーズン限りでスパイクを脱ぐ決断を下した高橋は、クラブを通じて自身のキャリアの締めくくりにJ2昇格を成し遂げたいと意気込みを述べている。
「今シーズンで引退を決めました。富山ファミリーみんなで力を合わせて一緒に戦い今年絶対J2復帰したい。チームのために自分ができる全てのことを一生懸命頑張っていきたいと思います。残り9試合一緒に戦ってください。応援よろしくお願いします」
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富山県出身の高橋は2008年にモンテディオ山形へ加入するも、出場機会は得られないまま関東リーグの栃木ウーヴァFCに移籍。その後、FC琉球、AC長野パルセイロ、ザスパクサツ群馬とわたり歩き、2019年シーズンから地元クラブである富山に完全移籍した。これまでのプロキャリアで、J2通算78試合12得点、J3通算185試合31得点、天皇杯通算19試合3得点を記録。今シーズンも明治安田生命J3リーグで28試合に出場して、7ゴール1アシストをマークしていた。「今シーズンで引退を決めました。富山ファミリーみんなで力を合わせて一緒に戦い今年絶対J2復帰したい。チームのために自分ができる全てのことを一生懸命頑張っていきたいと思います。残り9試合一緒に戦ってください。応援よろしくお願いします」
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「歴代でもトップクラス!」「とてもカッコいい」富山が新ユニフォームを発表! ファンは来季に期待「J2で着てるのを見たい」
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8戦ぶり白星の富山が3位でJ2昇格PO進出! 福島は沼津との直接対決制し残る1枠争いへ、YS横浜はJFL入れ替え戦へ【明治安田J3第37節】
17日、明治安田J3リーグの5試合が各地で行われた。 16日の他会場の結果によりJ2昇格プレーオフ進出が決まった3位カターレ富山(勝ち点58)は、今節勝てば3位での進出が確定。ぎりぎりPO進出の可能性を残す9位ヴァンラーレ八戸(勝ち点51)をホームに迎えると、右クロスに安光将作が頭で合わせ、26分にリードを奪う。 後半立ち上がりには右CKのセカンドボールをマテウス・レイリアが振り抜いて追加点。八戸も61分、左クロスから佐々木快がヘディングを叩き込み反撃するが、終盤にはセットプレーから神山京右が押し込んで富山に3点目。8試合ぶりの勝利を収めた富山が3位でのPO進出を決めた。 残るPO進出枠を懸け、6位福島ユナイテッドFC(勝ち点53)と7位アスルクラロ沼津(勝ち点52)は直接対決。緊張感漂う一戦を先に動かしたのはアウェイの沼津。25分、左サイドでFKを得ると、附木雄也がゴール前に飛び込んだ。 しかし、福島も森晃太の左クロスに大関友翔がニアで合わせて36分に同点。イーブンで後半に入ると、78分には左CKの混戦から松長根悠仁が仕留め、福島が逆転に成功する。 そのまま逃げきった福島は昇格PO進出を手繰り寄せる勝ち点「3」。逆転負けの沼津は6位以内の可能性がなくなった。 勝たなければ日本フットボールリーグ(JFL)との入れ替え戦行きが決まる19位Y.S.C.C.横浜(勝ち点32)は、15位テゲバジャーロ宮崎(勝ち点43)とのアウェイゲーム。北九州の攻撃を凌いだYS横浜は21分、シュートのこぼれ球に脇坂崚平が詰めて先制。その2分後には脇坂がコントロールショットで2点目を奪う。 一方、2点ビハインドで後半に臨んだ宮崎は、73分に橋本啓吾が競り勝って追い上げ。さらに後半アディショナルタイム、黒木謙吾が右クロスに合わせて追いつくと、セットプレーから武颯が逆転弾。試合をひっくり返されたYS横浜は、入れ替え戦に臨む19位が確定した。 J3残留が決まっていなかった18位奈良クラブ(勝ち点36)は酒井達磨の先制ゴールを守り抜き、最下位での降格が決まっているいわてグルージャ盛岡(勝ち点22)に勝利。入れ替え戦行きを回避し、残留を確定させている。 なお、4位松本山雅FCと5位FC大阪も今節の結果によりPO進出が決定。最終節では6位福島と7位北九州が最後の1枠を争う。 ◆明治安田J3リーグ第37節 ▽11月17日(日) ガイナーレ鳥取 1-0 ツエーゲン金沢 カターレ富山 3-1 ヴァンラーレ八戸 福島ユナイテッドFC 2-1 アスルクラロ沼津 奈良クラブ 1-0 いわてグルージャ盛岡 テゲバジャーロ宮崎 3-2 Y.S.C.C.横浜 ▽11月15日(金) FC大阪 1-0 SC相模原 ▽11月16日(土) 松本山雅FC 2-1 FC琉球 カマタマーレ讃岐 0-1 FC今治 ギラヴァンツ北九州 1-1 AC長野パルセイロ FC岐阜 2-2 大宮アルディージャ 2024.11.17 16:30 Sun3
「絶対に3位に入る」「まだ何も終わっちゃいない」J2自動昇格ならずの富山が声明、POからの勝ち上がりへ「スーパー・モード・チェンジのお願い」
10日、J2自動昇格の可能性が消滅したカターレ富山が声明を発表した。 明治安田J3リーグで3位につける富山は、10日に行われた第36節でFC岐阜と対戦。2位FC今治を上回るには勝利が絶対条件だったが、吉平翼の後半アディショナルタイムのゴールでなんとか2-2の引き分けに持ち込んだ。 一方、今治は5-0の大勝を収め、2試合を残しての2位フィニッシュが確定。7試合白星なしと足踏みが続く富山は、J2自動昇格を逃し、3位から6位が争うJ2昇格プレーオフ出場を争う。 この結果を受け、富山の代表取締役社長を務める左伴繁雄氏がクラブを通じてコメント。謝罪とともに、POからのJ2復帰へ意気込んでいる。 「今節ガイナーレ鳥取vsFC今治の試合結果をもちまして自動昇格条件となる2位以上でのフィニッシュの可能性が消滅致しました。シーズン当初より自動昇格を目指して共に戦っていただいたファンサポーターの皆様には深くお詫び致します」 「昨年課題となった敗戦数、失点数の多さについては、敗戦数は優勝した大宮に次いで少なく、失点数もリーグ3番目の少なさと一定の改善は見られました。しかし、勝負どころで勝ち切る地力や、自分たちのミスによる勿体ない失点を減らすことができず引き分け止まりのゲームを数多く作ってしまったことで、こうした結果を招いてしまったと猛省しています」 「ただし、これで昇格が消滅したわけでもシーズンが終わったわけでもありません。リーグ戦終了後直ぐに、3位から6位までの間の4チームで残り1枠の昇格を争うプレーオフがあります。プレーオフは第1戦を3位と6位のチーム、4位と5位のチームが、順位の高いチームのホームで戦い、その勝者同士が第2戦を順位の高いチームのホームで戦います。勝ち上がり条件は、順位の高いチームは勝利か引き分け、低い方のチームは勝利のみです」 「このプレーオフに向けて、最低6位以上、そしてホーム開催権があり、且つ勝ち上がり条件の良い3位、悪くても4位でフィニッシュできるよう、直ぐに自動昇格モードからプレーオフモードに切り替えて、残り2試合を共に戦っていただきたく、よろしくお願い致します」 「モードチェンジに際して、とても大事な留意点が3点あります。先ずは『絶対に3位に入る』こと。私たちはリーグ戦で引き分けの多さに泣きました。しかしプレーオフでは3位に入れば引き分けで勝ち上がれます。現在の勝率は39%ですが、3位でフィニッシュした場合の勝ち上がり率は83%です。勝ち切ることはできませんでしたが、負けないチームにはなってきた強みを3位に入ることで活かしたい。そこまでついてきた地力を是非活かしたいと思います」 「2点目は再確認事項。それは『自分たちの強みを活かし切る』と割り切ることです。シーズン最終盤、いまさら何か新しい戦い方や補強があるわけではありません。一度乗った船は装備も乗組員も到着地までは何も変わりません。その中では今の私たちの強みを活かして戦う以外の良策はないのです。それは『堅守と応援力』だと思っています。今季無失点試合数の16はリーグ一です。クラブ記録の5試合連続無失点もありました。この堅守を抜け目なくやり切ることです。『良い攻撃は強度の高い良い守備から』これをもう一度磨き上げることが大事でしょう。さらに今季特に迫力を増した応援もチームの力になっていることは間違いありません。本日の試合しかり、特に試合終盤の猛攻や凌ぎ切る時など、皆さんの後押しで勝ち切れたり、ギリギリで追いついたりしたゲームも少なくありませんでした」 「3点目、『メンタルをスーパーモードチェンジすること』私はこれが一番大事だと考えています。私たちは優勝や自動昇格を狙ってここまで戦って来ました。そしてそれが叶わなくなった時、少なからずメンタルダウンをしてしまいます。一方プレーオフ圏内を狙っているチームは、サポーターを含め勢いがあります。私はプレーオフで、自動昇格を逃したチームの立て直しの難しさや、順位の下のチームがその勢いのまま昇格してしまう光景を何度か見て来ました。そうしたことを踏まえれば、先ず自動昇格を逃したメンタルダウンではなくて、残り一枠を勝ち獲る野心に素早くモードチェンジできるかどうかが昇格を勝ち獲るためには必須です」 「皆さん、私たちはまだ何も終わっちゃいないんです。シーズンの総括や責任問題は後でいい。残り4試合、さらにギアを上げて戦っていただけますよう、どうかよろしくお願い致します」 2024.11.10 21:55 Sun4
POからJ2昇格目指す富山、MF椎名伸志、MF大山武蔵が共に全治約4~6週間の負傷
カターレ富山は18日、MF椎名伸志、MF大山武蔵の負傷を発表した。 椎名は3日に行われたトレーニングマッチ中に負傷したとのこと。左リスフラン関節捻挫と診断され、全治は約4~6週間とのことだ。 また、大山は7日のトレーニング中に負傷。右腓腹筋損傷と診断され、こちらも全治は約4~6週間とのことだ。 椎名は今シーズンのJ3で8試合に出場。大山は12試合に出場していた。 J2昇格を目指す富山は、すでに自動昇格は逃していたものの、17日に行われた明治安田J3リーグ第37節でヴァンラーレ八戸に3-1で勝利。最終節を残して3位が確定し、J2昇格プレーオフに臨むこととなっていた。 2024.11.18 11:10 Mon5