ミランとの開幕3連勝対決を力強く制したインテル、指揮官S・インザーギ「賛辞を送る」

2023.09.17 11:55 Sun
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インテルシモーネ・インザーギ監督が振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
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セリエA開幕から3連勝スタートのインテル。16日の第4節では同じく3連勝発進の宿敵ミランとの対戦だったが、思わぬ大差がつき、5-1と快勝した。2点リードの57分に1点を返されたものの、そこから3ゴールを積み上げ、開幕3連勝同士の一戦を制したS・インザーギ監督も喜びを言葉にした。
「今季のスタートを素晴らしい形で切れ、大きなダービーを迎えた。集中を切らさず、良い場面でゴールを決められたし、途中出場の選手も本当によくやってくれた。賛辞を送りたい」

「まだ序盤戦に過ぎないが、ファンのことを思うと嬉しいね。これからは次の試合に向けて準備をしないと。最初の3試合ではそれぞれ1週間の準備期間があったが、この試合では24時間前に戻った選手もいた」
「ダービーがとても大事なのをわかっているからこそ、我々のクラブや、組織、会長のことを思うと、喜ばしいよ」

「こうしてダービーに勝ったことで、トロフィーを目指したり、大きな舞台で戦うチャンスを掴んだんだ。そして、首位に立った。まだ4試合目で、長丁場だがね」

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ラウタロ弾で一時逆転もインテル、ボローニャに追いつかれ連勝が6でストップ【セリエA】

インテルは15日、セリエA第19節延期分でボローニャをホームに迎え、2-2で引き分けた。 インテルがスーペル・コッパに参戦していたことで延期となっていた一戦。 3日前の前節ヴェネツィア戦をウノゼロ勝利として6連勝とした2位インテル(勝ち点43/1試合未消化)はヴェネツィア戦のスタメンからタレミとカルロス・アウグストに代えてテュラムとディマルコを起用した。 8位ボローニャ(勝ち点29)に対し、守勢の入りとなったインテルは9分、モロのミドルシュートがGKゾマーのセーブの末にポストに直撃するピンチ。 しかし15分に押し切られる。モロのボレーシュートをゴール前のカストロにコースを変えられてネットを揺らされた。 それでも19分にすかさずインテルが追いつく。ショートカウンターの流れからテュラムが持ち上がってボックス左のディマルコがシュート。GKが弾いたルーズボールをダンフリースが押し込んだ。 その後もディマルコのボレーシュートで逆転に迫ったインテルは、30分にテュラムのお膳立てからラウタロがシュートと圧力を強めていく。 その後、38分のピンチでGKゾマーがオドゴールの強烈なヘディングシュートをビッグセーブで凌ぐと、追加タイム1分に逆転弾。 ジエリンスキのフィードで左サイドを抜け出したディマルコのクロスをラウタロが合わせた。 前半のうちに逆転に成功したインテルは迎えた後半、ボローニャの圧力をいなすと、55分にはディマルコがFKからのコントロールシュートで牽制。 しかし64分に追いつかれる。スローインの流れからオルソリーニのラストパスをホルムに蹴り込まれた。 失点後、3枚替えを敢行したインテルは、さらに74分にラウタロに代えてタレミを投入。すると80分、そのタレミに好機もテュラムのラストパスをゴール前で収めきれずシュートには持ち込めなかった。 終盤にかけても好機を作れなかったインテルは2-2のままタイムアップ。連勝が6で止まった。 インテル 2-2 ボローニャ 【インテル】 デンゼル・ダンフリース(前19) ラウタロ・マルティネス(前46) 【ボローニャ】 サンティアゴ・カストロ(前15) エミール・ホルム(後19) 2025.01.16 06:45 Thu
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インテル栄光のエース…ディエゴ・ミリート氏がCL制覇を懐かしむ 表彰式でR・マドリー会長から「キミはウチに来るべき」

元アルゼンチン代表FWのディエゴ・ミリート氏が、インテル時代のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を懐かしんだ。 2009-10シーズン、インテルに45年ぶりの欧州制覇、2024年現在イタリア勢最後の欧州制覇をもたらしたストライカー、D・ミリート。 チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦、バイエルン戦で2得点を叩き込み、2-0勝利のインテルは欧州王者に。D・ミリート氏はUEFA年間最優秀選手、セリエA年間最優秀選手に輝いた。 地球上の全インテリスタが崇めるアルゼンチン人FWは現在45歳。母国のTV番組『TyC』に出演し、伝説のCL準決勝、決勝を懐かしんだ。 「サッカー少年の夢が凝縮されたファイナルだったね。だが、準決勝も思い出深い。あの準決勝で当時のペップ・バルサ、弟(※)の所属するバルセロナを撃破した時点で、我々インテルの優勝を確信していたと記憶する」 (※)ガブリエル・ミリート 「準決勝の前夜、両親もアルゼンチンから欧州へ来ていてね。インテルが滞在するホテルにも来て、私が会いに行ったら、そこへ監督のジョゼ・モウリーニョだ(笑)」 「モウは両親に『バルサとインテル、どちらを応援してくれますかね?』なんてニヤニヤしながら聞いていた(笑) まったく面白い男だよ。外ではいつも、選手の重圧を取り除くために悪者を演じるんだが(笑) それがモウリーニョだ」 そして、栄冠を掴んだサンティアゴ・ベルナベウでの決勝戦。表彰式ではメダル授与を担ったレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長から、わずか数秒間の短い会話で、2010年夏の加入を促されたという。 「かの有名なペレス会長は私に『おめでとう』と語りかけ、続け様に『やはりキミはレアル・マドリーの一員になるべきだ』と言ったんだ」 「本気で私の獲得を目指していることは、あの日に前後して知っていた。レアル・サラゴサ時代のにもアプローチされ、ベルント・シュスター(当時監督)からも電話が来ていたよ。結局はインテルが譲らなかったということだ」 D・ミリート氏は最後に、古巣で自身の系譜を受け継ぐアルゼンチン人エース、ラウタロ・マルティネスにエールを送った。 「いまの私は、ラウタロに想いを馳せる。すでに私なんかと比べ物にならないほどの存在だよ。いつの日か、彼はインテルでバロンドールを受賞するかもしれないね。私にできないこと全てが、ラウタロにはできてしまう」 2024.11.13 17:15 Wed

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