「ゴラッソすぎる」「相変わらず上手」斉藤光毅が圧巻の2ゴール! ヘッドにミドルでチームの勝利に貢献「代表入りして欲しい」

2023.08.28 10:27 Mon
Getty Images
スパルタ・ロッテルダムのU-22日本代表MF斉藤光毅が大暴れだ。27日、エールディビジ第3節のヘーレンフェーンvsスパルタが行われ、1-3でスパルタが勝利した。斉藤は左サイドで先発出場。2ゴールの活躍を見せてチームを勝利に導いた。

2試合を終えて連勝中のヘーレンフェーンと、1勝1分けのスパルタの一戦。34分にスパルタが先制すると、後半に斉藤が躍動する。
53分、左サイドからアルノ・フェルシューレンがカットインしてシュート。GKがこれを弾くと、反応した斉藤がヘディングで押し込みゴール。今シーズン初ゴールとなった。

さらに62分にも斉藤が追加点。ボックス手前でこぼれ球を拾うと、右足でミドルシュート。ゴール左にグラウンダーのシュートが決まり、リードを3点とした。
このゴールにファンは「ゴラッソすぎる」、「相変わらず上手」、「代表入りして欲しい」とコメント。期待を寄せていた。

なお、試合は1-3でスパルタが勝利。斉藤は88分にお役御免となった。

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リールがノルウェー代表MFサハラウィをヘーレンフェーンから完全移籍で獲得、左ウイングが主戦場

リールは1日、ヘーレンフェーンのノルウェー代表MFオサメ・サハラウィ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年夏までの5年契約で、背番号は「11」をつける。 モロッコにもルーツを持つサハラウィは、左ウイングを主戦場とし、右ウイングやトップ下でもプレーするアタッカー。ノルウェーのヴォレレンガに13歳で加入して下部組織でプレーすると、17歳でファーストチームのベンチ入り。すぐに才能が認められてプロキャリアをスタートした。 ヴォレレンガ時代にはエリテセリエン(ノルウェー1部)で84試合13ゴール18アシストを記録。公式戦91試合13ゴール19アシストを記録すると、2023年1月にヘーレンフェーンへ完全移籍する。 ヘーレンフェーンでは、エールディビジで47試合9ゴール13アシストを記録。公式戦でも52試合9ゴール14アシストを記録していた。 なお、世代別ではモロッコとノルウェーでプレーしたが、2023年9月にノルウェー代表としてデビューしている。 サハラウィはクラブを通じてコメントしている。 「リールに来られてとても嬉しい。長いプロセスだったけど、今、僕はここ、素晴らしい歴史を持ち、毎シーズンヨーロッパの出場権をかけて戦うこの素晴らしいクラブにいる。このプロジェクトに参加できて本当に嬉しい」 「また、多くの才能を持つ非常に競争の激しいリーグであるリーグ ・アンを知りたくて待ち遠しい」 2024.08.02 11:15 Fri
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いざ初の監督業へ…ファン・ペルシ氏が所信表明「選手と共に勇気を持って前進する」

ヘーレンフェーンのロビン・ファン・ペルシ新監督(40)が所信表明だ。オランダ『Voetbal International』が伝える。 かつて世界最高峰の点取り屋として鳴らした元オランダ代表FWファン・ペルシ氏。 普段の凛とした佇まいからは想像もできないほどアクロバティックにネットを揺らす稀代のストライカーで、左足の精度も抜群…“2年連続プレミアリーグ得点王”という肩書きはその偉大さを表している。 そんな氏も現役引退から早5年。17日、24-25シーズンからオランダ1部・ヘーレンフェーンの指揮官を務めることが発表され、男40歳、満を持して監督業へ進むことに。 20日、ヘーレンフェーンで初の記者会見に臨み、同席したクラブ幹部と共に「素晴らしい気分だ」と笑顔。選手時代と変わらぬフレッシュさが、この男にはある。 「本当に楽しみだ。素晴らしいクラブで素晴らしい挑戦…私は読書家ではないが、何かを学ぶ機会はとても好きな人間だよ。これ(監督就任)はアメイジングな旅の一歩となる」 「ヘーレンフェーンといえば、美しいスタジアムと大きなファン層を持つクラブ。このあたりは昔から敏感に考えるタイプでね(笑) チームがうまくいっていない時期でも、サポーターが常にスタジアムへ足を運ぶという印象がある」 「戦術? そうだね、私がアタッカーだったから、私が指揮するチームも攻撃一辺倒…なわけないよ(笑) 攻撃も守備も切り替えも重要。信念と積極性を抱いて前へ前へ。選手と共に勇気を持って前進する」 1983年生まれで現在40歳のファン・ペルシ新監督。初の監督業で一定の成果を残すか、他クラブからその手腕が高く評価されたとき、オランダひいては欧州のサッカー界は、新たな時代を迎えることになるだろう。 2024.05.21 20:25 Tue

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