C・ロナウド復帰も大型補強のアル・ナスルが開幕連敗スタート…連勝は3チーム、元名古屋マテウスは2戦連続アシスト!【サウジ・プロ・リーグ】

2023.08.22 13:12 Tue
Getty Images
サウジ・プロ・リーグの第2節が行われ、積極補強のクラブが苦戦を強いられている。今夏の移籍市場でヨーロッパから各国の代表選手を大量に獲得したサウジ・プロ・リーグ。移籍市場はまだ開いており、この先も数名が加入すると見られている。
その中で第2節が行われた中、大型補強を行ったクラブの1つであるアル・ナスルが苦しんでいる。

シーズン開幕前のアラブ・クラブ・チャンピオンズカップ(ACC)では見事に優勝したアル・ナスルだったが、開幕戦ではスティーブン・ジェラード監督率いるアル・イテファクを相手に敗戦を喫していた。

開幕戦を欠場したクリスティアーノ・ロナウドは、アル・タアーウン戦で復帰。サディオ・マネマルセロ・ブロゾビッチセコ・フォファナと今夏加入した3選手が先発出場した。一方、アル・タアーウンは名古屋グランパスから加入したマテウス・カストロが先発出場を果たしている。
今季初勝利を目指したアル・ナスルだったが、試合は意外な展開に。20分にマテウスの2試合連続のアシストからレアンドレ・タワンバがネットを揺らすと、後半アディショナルタイムにも加点。0-2でアル・タアーウンが勝利を収めた。

同様に大型補強を敢行したアル・アハリはアウェイでアル・ハリージュと対戦。エドゥアール・メンディ、ロジェール・イバニェスフランク・ケシエリヤド・マフレズアラン・サン=マクシマンが先発出場。試合は9分にイバニェスがゴールを記録すると、前半アディショナルタイムにはマフレズもゴール。1点を返されるも、後半アディショナルタイムに追加点を奪い、1-3で勝利。開幕2連勝となった。

アル・イテハドはホームにアル・タイを迎えた。カリム・ベンゼマエンゴロ・カンテファビーニョが先発出場した中、2-0で勝利。ジェラード監督率いるアル・イテファクははアウェイでアル・ハジムと対戦。ジョーダン・ヘンダーソンはメンバー外となり欠場した中、0-2で勝利を収めた。

また、アル・ヒラルはアル・フェイハと対戦。ネイマールボノはファンの前でお披露目もメンバー外となりデビューできなかったが、ルベン・ネヴェスセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチマウコムが先発出場。試合は1-1のドローに終わっていた。

開幕2試合を終えてアル・イテハド、アル・アハリ、アル・イテファクが連勝スタート。アル・ナルスは連敗で15位と出遅れている。

◆サウジ・プロ・リーグ第2節

ダマク 2-2 アル・リヤド
アル・ハリージュ 1-3 アル・アハリ
アル・オクドゥード 1-3 アル・ファトフ
アル・ハジム 0-2 アル・イテファク
アル・ナスル 0-2 アル・タアーウン
アル・ワフダ 3-1 アル・シャバブ
アブハ・クラブ 1-0 アル・ラーイド
アル・ヒラル 1-1 アル・フェイハ
アル・イテハド 2-0 アル・タイ


関連ニュース

衝撃の光景、大敗に怒ったファンが選手を鞭で叩く愚行…サウジアラビアサッカー連盟が声明「恥ずべき場面に衝撃を受けている」

サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)は14日、ファンの行き過ぎた行動について声明を発表した。 問題となったのはサウジ・スーパーカップ決勝での出来事。UAEのアブダビで行われたアル・イテハドvsアル・ヒラルは、アル・ヒラルが圧倒。1-4で勝利していた。 すると試合後、引き上げようとしていたアル・イテハドのアブデルラザク・ハムダラに対し、怒りを露わにしたファンがスタンドから鞭を振り回し、暴言を吐いて罵倒していた。 衝撃的なファンの行動は世界中でも話題を呼ぶことに。信じられない光景が起きてしまったことを受け、SAFFとサウジアラビアサッカー選手協会(PFA)は声明を発表。ファンの行動を非難した。 「SAFFとPFAは、ディルイーヤ・サウジ・スーパーカップ決勝の試合終了後に、アル・イテハドの選手に対する観客個人による身体的攻撃を含む恥ずべき場面に衝撃を受けている」 「全てのAFC(アジアサッカー連盟)、及び広範なFIFA加盟団体と同様に、SAFFの優先事項は、試合を観戦したりプレーしたりすることを愛する全ての人に、安全と楽しみを提供することだ」 「サウジアラビアのサッカーは家族で楽しむスポーツであり、ありがたいことにファンの混乱は非常に稀である。だからこそ、この“いわゆる”ファンの行動は、サウジサッカーが代表するもの全てに反するものであり、我々はこの事件を完全に非難する」 「試合はサウジ国外で行われた、SAFFとPFAはスタジアムでの安全と健康を最優先するという決意で団結し、ゲームに関わる全ての人にとって安全な環境を維持するための包括的な対策を継続して実施していく」 <span class="paragraph-title">【動画】信じられない光景! 大敗に激怒したファンが鞭を振り回し選手に叩きつける</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">A spectator attacked Al Ittihad player Abderrazak Hamdallah with a whip during a confrontation after the team’s Saudi Super Cup final defeat to Al Hilal. Video shows the striker being assaulted after throwing water at the fan. <a href="https://t.co/l7xMWCSAVV">pic.twitter.com/l7xMWCSAVV</a></p>&mdash; AJE Sport (@AJE_Sport) <a href="https://twitter.com/AJE_Sport/status/1778684205968368118?ref_src=twsrc%5Etfw">April 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.15 23:10 Mon

衝撃の蛮行…敗戦口論後に選手がスタンドへ水かけ報復にファンが鞭打ち ベンゼマやカンテも先発のサウジ・スーパー杯

衝撃的な蛮行が目撃された。 11日、サウジ・スーパーカップ決勝のアル・イテハドvsアル・ヒラルがUAEのムハンマド・ビン・ザーイド・スタジアム行われ、4-1でアル・ヒラルが勝利を収めた。 5分にマウコムが先制点を奪ったアル・ヒラルは、21分にアブデルラザク・ハムダラーのゴールで追い付かれたものの、44分にサレム・アル・ドサリが勝ち越し弾をマーク。試合終盤にも2点を追加し、4度目のスーパーカップ制覇を成し遂げた。 一方、カリム・ベンゼマやエンゴロ・カンテらと擁しながらも敗れたアル・イテハド。同点弾のハムダラーは、試合後に一部ファンと口論となり、持っていたボトルの水を浴びせかける。すると、ファンも仕返しとばかりに、ハムダラーへ鞭打ち。スタッフや警備員が間に入る事態にまで発展した。 両チームは3月にもAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝で顔を合わせており、当時もアル・イテハドはアル・ヒラルに敗戦。第2戦ではハムダラーがレッドカードの退場処分を受けていた。 敗戦の不満はもっともだが、ハムダラー、ファン共に許される行為ではないだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】選手に水をかけられたファンが報復で鞭打ち…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> Increíble lo que acaba de suceder en Arabia: latigazos de un aficionado a un jugador del Al-Ittihad<br><br>Con el partido terminado el jugador le tiro agua y este respondió de esta forma <a href="https://t.co/cisHUoxdbl">pic.twitter.com/cisHUoxdbl</a></p>&mdash; MARCA (@marca) <a href="https://twitter.com/marca/status/1778519580924944430?ref_src=twsrc%5Etfw">April 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.12 16:05 Fri

C・ロナウドが2025年に香港遠征へ? メッシ招待で失望の協会が議論明言

香港サッカー協会(HKFA)がアル・ナスルの招待を計画中だ。 香港『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』によると、2月にリオネル・メッシ擁するインテル・マイアミの招待で失望を味わったHKFAは、今度はクリスティアーノ・ロナウド所属のアル・ナスルを香港へ呼び寄せるプランがあるという。 背景にあるのは、まず香港は1998年に閉港した九龍地区の啓徳空港(旧・香港国際機場)跡地を再開発しており、2025年中に収容人数5万人の球技場、同1万人の屋内競技専用アリーナを含む、大規模なスポーツコンプレックスがオープン予定。(※1) HKFAの貝鈞奇(Pui Kwan Kay)会長は「2025年に啓徳公園がオープンする。(アル・ナスル招待は)まだ検討と議論の段階だが、いくつかの巨大イベントが必要なのは事実だ」とコメントしている。 一方で、アル・ナスルは1月下旬に予定されていた中国・深圳での親善試合2つが、C・ロナウドのケガによって事実上の中止に。どうやら今回“大陸側”は、地理的に隣同士の香港と深圳、両地でC・ロナウド出場のゲームを実現させたいようだが、“深圳中心”のプランとも表現されている。 1月のC・ロナウドは「中国のファンをハッピーにするため帰ってくる」とコメントしている。 (※1)正式名称「啓徳体育園」。各種スポーツ施設だけでなく、ホテル、ショッピングモール、公園、アスリート養成拠点なども整備予定。日本から「ナムコ」がアミューズメントパークを出店する商業施設は年内に全て完成する見通し 2024.04.12 12:50 Fri

C・ロナウドが激昂の肘打ち2発で一発退場の愚行…倒れた相手を踏みつけたとも

アル・ナスルFCのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが熱くなり過ぎたようだ。 8日に行われたサウジ・スーパーカップ準決勝、アル・ヒラル戦にキャプテンマークを巻いて先発出場したC・ロナウド。だが、チームは61分、72分と失点を喫し、劣勢に立たされてしまう。 1点を返したい気持ちが急いたか、C・ロナウドはタッチラインを割ったボールを巡った際、相手選手に肘打ち。1度目は寄ってきた相手を払った範疇とも言えなくもないが、再びの突き出しに弁解の余地はない。 また、イギリス『デイリー・メール』では、倒されたアリ・アル・ブライヒを踏み付けるような仕草を見せたが、広告板が視界を妨げたため、実際に接触したかどうかは不明だったとも伝えている。 両者の集団的対立にも発展し、その後C・ロナウドにはストレートのレッドカード。当然ながら一発退場となった。 数的不利となったアル・ナスルは後半追加タイム9分にサディオ・マネが1点を返したが、時すでに遅し。1-2で敗れている。 <span class="paragraph-title">【動画】C・ロナウドが相手にエルボー見舞い一発退場…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="KMCvfP6fEWs";var video_start = 1239;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.09 21:05 Tue

中東で振るわないベンゼマが嘆き…チームメイトに奮起求める「1人では試合に勝てない」

アル・イテハドの元フランス代表FWカリム・ベンゼマが苦言を呈している。スペイン『スポルト』が伝えた。 昨夏レアル・マドリーを退団し、サウジアラビアのアル・イテハドへ向かったベンゼマ。元フランス代表MFエンゴロ・カンテや元ブラジル代表MFファビーニョ、元イタリア代表DFルイス・フェリペ、元セルティックのポルトガル人FWジョタら多くのヨーロッパ経験者と共に戦っている。 そんなベンゼマはサウジ・プロ・リーグでここまで20試合9ゴール7アシストの結果を残しているが、最後の得点は2023年の11月末とゴールから遠ざかっている状況。さらには練習欠席、合流遅れなどでクラブやマルセロ・ガジャルド監督との溝も囁かれ、1月には欧州復帰が取り沙汰されていた。 結局アル・イテハドに留まり、直近の5日に行われた第27節アル・タアーウン戦にもフル出場したベンゼマは、ゴールレスドローで終えた試合後に感情が爆発。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位との差を縮められなかったこともあり、チームメイトにさらなる奮起を求めている。 「ピッチ上での助けが必要だ。たくさん必要だ。僕1人では試合に勝てない」 また、マドリー時代とのパフォーマンスの違いにも言及。環境の違いや適応不足を要因に挙げた。 「試合も違えば選手も違う… だから僕はレアル・マドリーのベンゼマではない。ここではまだ1年目だ」 なかなか止まない自らの去就の話題についてもコメント。アル・イテハドと向き合っているものの、退団の可能性が0ではないことをほのめかしている。 「アル・イテハドを離れる? いろいろなニュースがあるし、何が起きるかは見てみないとわからない… 僕はここでの戦いに集中しているし、考えるのはそれからだ」 2024.04.06 21:49 Sat
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly