J2首位の町田、JFL時代を知る合計13年シーズン所属のDF深津康太が岩手に完全移籍「町田でやってきた事に僕は全く後悔はありません」」
2023.07.27 10:28 Thu
いわてグルージャ盛岡は27日、FC町田ゼルビアのDF深津康太(39)を完全移籍で獲得したことを発表した。
深津は習志野高校、流通経済大学付属柏高校と進学し、2003年に名古屋グランパスでプロ入り。その後、水戸ホーリーホック、柏レイソル、FC岐阜でプレーし、2009年に町田に加入した。
2011年に東京ヴェルディへ移籍すると、2013年に町田に復帰し、プレーを続けていた。
JFL時代を含めて町田では13シーズンを過ごしており、J2通算288試合6得点、J3通算63試合5得点、JFL通算56試合3得点を記録。天皇杯でも7試合に出場していた。
今シーズンは明治安田生命J2リーグで5試合に出場。6月には左ハムストリング肉離れの負傷により離脱。全治は6週間とされていた。
◆いわてグルージャ盛岡
「FC町田ゼルビアから移籍してきた深津康太です!祖父と祖母が生活をし、愛した土地でサッカーができる事に感謝しています!強い覚悟を持ちJ2昇格に向けて僕の全てをささげます!一緒に戦いましょう!」
◆FC町田ゼルビア
「ファン・サポーターの皆さん13年間大変お世話になりました」
「この度、いわてグルージャ盛岡に移籍する事となりました。ファン・サポーターの皆さんの前で、ひと言もご挨拶できなかった事が、僕はとても寂しく、悲しく、そして申し訳ない気持ちです」
「僕のサッカー人生最後の夢は、町田でユニホームを脱ぐ事でした。その為に愛情と情熱を持って、後悔の無いよう日々プレーしてきました」
「今シーズン、J1昇格をかけて大改革と大躍進の町田で、シーズン終了まで、また来年以降もチームに貢献したかった気持ちと、選手としてまだまだプレーしたい気持ちとの葛藤でとても悩みましたが、常にチャレンジしてきた僕のサッカー人生、選手として必要としてくれている盛岡さんで、またチャレンジしようと決めました」
「町田で引退したかった反面、40歳の僕もサッカー選手でいたいという目標があったからです。サッカーをやりたくてもチームが無く、続ける事が出来ない選手を見てきて、もう一年サッカーが出来るのであれば、やらない選択肢は僕にはありません」
「太陽光発電の営業をしながらの選手活動など苦労もたくさんあったけれど、芝生席だったところには立派なバックスタンドが出来、とうとう完成したクラブハウスを目の当たりにした時は、たくさんの方々のご尽力や先人たちの思いから、とても感慨深いものがありました。そして、息子を抱いて入場出来た事も、最高の思い出の一つです」
「もう一度J1の景色が見たい、町田で全てのカテゴリーを経験したい、その思いは叶いませんでしたが、町田でやってきた事に僕は全く後悔はありません」
「祖父と祖母が眠る岩手で、僕らしく、また新しいチャレンジをしてきます。これからの町田の発展と活躍を心から祈っています。ありがとうございました」
深津は習志野高校、流通経済大学付属柏高校と進学し、2003年に名古屋グランパスでプロ入り。その後、水戸ホーリーホック、柏レイソル、FC岐阜でプレーし、2009年に町田に加入した。
2011年に東京ヴェルディへ移籍すると、2013年に町田に復帰し、プレーを続けていた。
今シーズンは明治安田生命J2リーグで5試合に出場。6月には左ハムストリング肉離れの負傷により離脱。全治は6週間とされていた。
深津は両クラブを通じてコメントしている。
◆いわてグルージャ盛岡
「FC町田ゼルビアから移籍してきた深津康太です!祖父と祖母が生活をし、愛した土地でサッカーができる事に感謝しています!強い覚悟を持ちJ2昇格に向けて僕の全てをささげます!一緒に戦いましょう!」
◆FC町田ゼルビア
「ファン・サポーターの皆さん13年間大変お世話になりました」
「この度、いわてグルージャ盛岡に移籍する事となりました。ファン・サポーターの皆さんの前で、ひと言もご挨拶できなかった事が、僕はとても寂しく、悲しく、そして申し訳ない気持ちです」
「僕のサッカー人生最後の夢は、町田でユニホームを脱ぐ事でした。その為に愛情と情熱を持って、後悔の無いよう日々プレーしてきました」
「今シーズン、J1昇格をかけて大改革と大躍進の町田で、シーズン終了まで、また来年以降もチームに貢献したかった気持ちと、選手としてまだまだプレーしたい気持ちとの葛藤でとても悩みましたが、常にチャレンジしてきた僕のサッカー人生、選手として必要としてくれている盛岡さんで、またチャレンジしようと決めました」
「町田で引退したかった反面、40歳の僕もサッカー選手でいたいという目標があったからです。サッカーをやりたくてもチームが無く、続ける事が出来ない選手を見てきて、もう一年サッカーが出来るのであれば、やらない選択肢は僕にはありません」
「太陽光発電の営業をしながらの選手活動など苦労もたくさんあったけれど、芝生席だったところには立派なバックスタンドが出来、とうとう完成したクラブハウスを目の当たりにした時は、たくさんの方々のご尽力や先人たちの思いから、とても感慨深いものがありました。そして、息子を抱いて入場出来た事も、最高の思い出の一つです」
「もう一度J1の景色が見たい、町田で全てのカテゴリーを経験したい、その思いは叶いませんでしたが、町田でやってきた事に僕は全く後悔はありません」
「祖父と祖母が眠る岩手で、僕らしく、また新しいチャレンジをしてきます。これからの町田の発展と活躍を心から祈っています。ありがとうございました」
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