ラツィオ退団のミリンコビッチ=サビッチがメッセージ 「これからもずっと第2の故郷」

2023.07.13 12:19 Thu
Getty Images
アル・ヒラル移籍のセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(28)がラツィオに別れのメッセージを投稿した。
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2015年夏に加入して以来、不動の主軸として君臨してきたミリンコビッチ=サビッチ。ラツィオとの契約が2024年夏までとなるなか、今夏も移籍話で盛り上がり、ユベントスやミランが関心を示した。しかし、今月になってサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルが獲得に向けた動きを本格化。ラツィオに移籍金4000万ユーロ(約62億9000万円)、ミリンコビッチ=サビッチに年俸2000万ユーロ(約30億9000万円)の3年契約を提示して交渉がまとまり、12日に移籍が決定した。
8年間を過ごしたラツィオを去ることになったミリンコビッチ=サビッチは、自身のインスタグラムを更新。これまでのサポートに感謝しつつ、クラブの今後の成功を願うと記している。

「今日は僕にとって奇妙な日だ。みんなに別れを告げるための適切な言葉を見つけるのは難しい。ここに来てから8年が経ったけど、一緒に経験したすべてのことは忘れられないよ。コッパ・イタリア、2度のスーパーカップ、すべてのゴールとアシスト。みんなはいつも僕を支えてくれて、本物の軍曹のような強さを与えてくれた」
「このことは決して忘れはしない。いつだって、僕の心に刻まれている。ラツィオやラツィオに関わる人々、そして長年一緒に働いたチームメイトたちは本当の家族だったと思っている」

「ここで多くを学び、今の僕があるんだ。監督をはじめ、一緒に働いてくれたすべてのスタッフ、不可能と思われた結果を達成するために情熱を注いでくれたファンにも感謝している」

「サージェント(ミリンコビッチ=サビッチの愛称)としての最後の喜びはチャンピオンズリーグ出場権の獲得だった。みんながさらに多くの素晴らしいことを達成できるよう願っている」

「フォルツァ・ラツィオ! 僕にとってはこれからもずっと第2の故郷だ」

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「生まれながらのダイバー」モウリーニョ監督がペドロに不快感…過去の発言への反撃?

ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、ラツィオの元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスに不快感を示している。 12日、モウリーニョ監督率いるローマはセリエA第12節で宿敵ラツィオと対戦し、アウェイ扱いのローマ・ダービーは0-0のドロー決着となった。 7位のローマとしては、勝ち点「3」を積めばヨーロッパリーグ(EL)圏内の5位浮上も可能な一戦だっただけに、悔しいドローに。ただ、指揮官は試合の振り返りとして、チェルシー第二次政権時代に共闘したラツィオFWペドロを攻撃する。 「間違いなくペドロは素晴らしい選手だ。こっちはペドロをDFジャンルカ・マンチーニ1人に任せるようなことはせず、必要に応じてDFリック・カルスドルプの重心を低くさせ、彼にサポートしてもらう形をとったんだ」 「なぜなら、ペドロは素晴らしい選手であると同時に、生まれながらのダイバーであり、優れた競泳選手であり、見事なまでに美しくプールに飛び込むからだ」 どうやら試合中にローマMFレアンドロ・パレデスと激しく言い争うなどしたペドロの立ち振る舞いが気に食わなかった模様。というのも、モウリーニョ監督とペドロは以前から関係性が良くないのだという。 2015-16シーズンにチェルシーで共闘した両者。モウリーニョ監督が12月時点で解任されたため、期間としてはそれほど長くなかったわけだが、イギリス『ミラー』によると、このシーズンからチェルシー加入のペドロはのちにこの頃を振り返り、こんな発言に及んでいたそうだ。 「このシーズンはチーム全体がうまくいかなかった。プレミアリーグでの順位はもちろん、モチベーションも低かったし、気分も良くなかったと認めざるをえない。そして(モウリーニョ監督との)信頼関係もほとんどなかった」 また、モウリーニョ監督がローマに赴いた2021年夏、当時ローマ所属のペドロは入れ替わるようにしてラツィオへ移籍しており、これについても2年後の今夏、「僕は彼によって(ローマを)追い出された格好だ。僕と対話する意思はなかったようだね」などと振り返っている。 今回のローマ・ダービーを迎えるにあたり、敵将マウリツィオ・サッリ監督とも舌戦を繰り広げていたモウリーニョ監督。ドローに終わったフラストレーションがペドロへの反撃となって現れたようだ。 2023.11.13 16:20 Mon

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