バルサ残留明言のハフィーニャにもサウジからオファー到着

2023.07.12 14:36 Wed
Getty Images
サウジアラビアのクラブは、バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャ(26)の獲得も考えているようだ。

昨夏リーズ・ユナイテッドからバルセロナへと移籍したハフィーニャ。左右のウイングをこなしながら公式戦50試合に出場するなど主力として活躍。しかし、バルセロナの財政状況が依然として危ういままということもあり、在籍1年ながら移籍の噂も浮上している。

一方、バルセロナとの契約が2027年夏まで残っているハフィーニャは残留の意思を表明済み。先月中旬に応じた『Club del deportista』のインタビューで「もちろん、僕はバルセロナに残るよ」「契約は何年も残っているし、その何年かだけでなくより長期にわたって契約を全うしたい」と語っていた。
それでもサウジアラビアのクラブがハフィーニャの獲得に動いている模様。ジャーナリストのアクラフ・ベン・アヤド氏は、バルセロナがサウジアラビア方面から届いたハフィーニャへのオファーを受け取ったと伝えている。

昨年末にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルへ加入したのを皮切りに、スター選手たちが続々とサウジ・プロフェッショナルリーグに参戦中。ハフィーニャがこの流れに乗ることはなさそうだが、バルセロナの財政状況を踏まえると可能性もゼロではないのかもしれない。

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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu
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「ほぼバルサの同窓会」「5人もいるのすごい」インテル・マイアミ来日パーティーに集まった豪華面々にファン興奮「これは夢ですか?」

6日、来日しているインテル・マイアミの来日記念パーティーが開催。集まった豪華メンバーに注目が集まっている。 元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミ。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシをはじめ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバと元バルセロナの選手が多く所属している。 そのインテル・マイアミは、2024シーズンの開幕を前にプレシーズンツアーを実施。アル・ヒラル、アル・ナスルのサウジアラビア勢と戦った後、4日に香港選抜チームと対戦。7日には「Inter Miami in Tokyo 2024」にて国立競技場でヴィッセル神戸と対戦することとなっている。 6日の昼には、神戸戦に向けた記者会見も実施されていたなか、夜には来日記念パーティーが開催。「Inter Miami in Tokyo 2024」の公式X(旧ツイッター)がその様子を伝えている。 最高額は1人300万円というスペシャル・エクスペリエンス・シートのチケットを持っている一般の参加者もいる中、パーティーには、インテル・マイアミの選手だけでなく、メッシらとバルセロナでも一緒にプレーし、神戸でもプレーしていた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(現エミレーツ・クラブ)や神戸の三木谷浩史代表取締役会長の姿もあった。 豪華メンバーの集まりには、ファンも「ほぼバルサの同窓会じゃん」、「これは夢ですか?」、「当時のスタメン5人が式典に居るって凄いです」、「メンツえぐすぎる」とコメント。3冠達成を果たした2014-2015シーズンなどバルセロナの黄金期の主力を担った選手たちの再会に喜びの声を寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】来日パーティーにバルサ黄金期のメンバーが集結!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">来日パーティー、始まりました<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#メッシ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%84?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブスケツ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スアレス</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アルバ</a> そして対戦相手の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB%E7%A5%9E%E6%88%B8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴィッセル神戸</a> で昨年までプレーした <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#イニエスタ</a> と、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴィッセル</a> のオーナーである <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E8%B0%B7%E6%B5%A9%E5%8F%B2?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#三木谷浩史</a> 会長にも出席いただいております<a href="https://twitter.com/InterMiamiCF?ref_src=twsrc%5Etfw">@InterMiamiCF</a> <a href="https://twitter.com/andresiniesta8?ref_src=twsrc%5Etfw">@andresiniesta8</a> <a href="https://t.co/iDlHv7q76K">pic.twitter.com/iDlHv7q76K</a></p>&mdash; 【公式】Inter Miami in TOKYO 2024 (@IM_Tokyo2024) <a href="https://twitter.com/IM_Tokyo2024/status/1754835689357930802?ref_src=twsrc%5Etfw">February 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.07 11:05 Wed
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浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu
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今日は何の日!4月6日は、メッシがアーセナル相手に圧巻の4ゴール/2010年

世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日4月6日の出来事を振り返ってみよう。 今回ピックアップするのは、2010年4月6日。チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝・2ndレグ、バルセロナvsアーセナルで、リオネル・メッシが魅せた圧巻の4ゴールだ。 <span class="paragraph-title">◆先に主導権を握ったのはアーセナル</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200406_22_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2ndレグとなったこの試合、最初に主導権を握ったのは、1stレグ、ホームで0-2から2-2のドローに持ち込んでいたアーセナルだった。 19分、アーセナルの快速ウィンガー、セオ・ウォルコットがサイドを突破するとゴール前でニクラス・ベントナーへラストパス。一度はビクトル・バルデスにシュートを止められるものの、何とか跳ね返りを押し込み、ベントナーのゴールでアーセナルが先制。これで2戦合計2-3とアーセナルが主導権を握った。 <span class="paragraph-title">◆幕を開けた“メッシ・ショー”</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200406_22_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1stレグから数えれば2-0のリードをひっくり返されたバルセロナだったが、すぐに反撃に出る。アーセナルの先制点からわずか2分後の21分、敵陣でボールを受けたメッシがドリブルで中央突破。ボックス際まで1人で進むとボックス内へラストパス。アーセナルのDFミカエル・シルベストルにパスをブロックされたものの、跳ね返りを拾ったメッシが左足を振り抜き、ゴール右上に豪快なシュートを突き刺した。 37分には、再びバルセロナが攻勢に。エリック・アビダルのボックス内でのクロスの跳ね返りを拾ったペドロ・ロドリゲスがメッシに落とすと、ファーストタッチで相手DFを引きはがし、GKの逆を突くシュートですかさず勝ち越した。 その5分後、ハーフウェイライン付近でセイドゥ・ケイタのヘディングを、敵ディフェンスの裏で受けたメッシはそのまま独走。GKマヌエル・アルムニアと1対1の状況になると、高速でドリブルしたまま、左足での繊細なループシュートを放つ。GKをあざ笑うかのようなシュートは美しい放物線を描きゴールに吸い込まれた。 2010年だけでも4度目のハットトリックを決めたメッシを止める術はもはやなく、迎えた88分、メッシが再びドリブルで中央突破すると、エマニュエル・エブエとトーマス・フェルマーレンからのプレスをものともせず、抜き去りシュート。1本目のシュートはGKアルムニアにブロックされるも、こぼれ球を拾うと、厳しいアングルながらGKの股を通し、4点目を奪った。 4得点を決めたメッシは、当時22歳ながらそれまでブラジル代表のレジェンド、リバウドが持っていたクラブでのCL最多得点者となった。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJDMHlIVVAwOCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> <span class="paragraph-title">◆チーム内外から鳴り止まない賛辞</span> 素晴らしいパフォーマンスを見せたメッシには試合後、チームメイトから賛辞を受けた。 チャビ・エルナンデスは「レオ(メッシ)は世界中の全ての選手とは完全に異なったレベルの選手だ、格が違う」と絶賛。 また、チームメイトはもちろんアーセナルの選手さえもその実力を認め、脱帽した。 アーセナルのDFバカリ・サーニャは「僕の意見では、彼が世界でベストだと再び証明された。全てのことをこなしてしまう選手、ボールをキープし、ドリブルし、ゴールを決める」とメッシの全能性を口にした。 先制点を決めたベントナーも「メッシが4つの素晴らしいゴールを決めた。とんでもない選手で、素晴らしいチームの中で大きな役割を占めている。彼こそが世界でベストだ」とコメント。 ウォルコットに関しては「(後日)世界でベストの選手のプレーをゆっくり観ることを楽しみにしている」と完全に脱帽状態のコメントを出した。 見事にアーセナルを下したバルセロナ。前年のCL王者として2連覇を狙ったシーズンだったが、準決勝でジョゼ・モウリーニョ監督率いるインテルと対戦では敗戦。インテルはそのまま決勝でバイエルンを下し優勝を果たしている。 ★2010年4月9日 《チャンピオンズリーグ ラウンド8・2ndレグ》 バルセロナ 4-1 アーセナル(AGG:6-3) 【バルセロナ】 リオネル・メッシ(前21、前37、前42、後43) 【アーセナル】 ニクラス・ベントナー(前19) <span class="paragraph-title">【出場選手】</span> ◆バルセロナ[4-3-3] GK:ビクトル・バルデス DF:ダニエウ・アウベス、マルク・マルケス、ガブリエル・ミリート、エリック・アビダル(→53 マクスウェル) MF:チャビ・エルナンデス、セイドゥ・ケイタ、セルヒオ・ブスケッツ FW:リオネル・メッシ、ボージャン・クルキッチ(→55 ヤヤ・トゥーレ)、ペドロ・ロドリゲス(→86 アンドレス・イニエスタ) 監督:ペップ・グアルディオラ ◆アーセナル[4-2-3-1] GK:マヌエル・アルムニア DF:バカリ・サーニャ、トーマス・フェルマーレン、ミカエル・シルベストル(→63 エマニュエル・エブエ)、ガエル・クリシ MF:デニウソン、アブ・ディアビ MF:トマシュ・ロシツキー(→73 エドゥアルド)サミル・ナスリ、セオ・ウォルコット FW:ニクラス・ベントナー 監督:アーセン・ヴェンゲル 2020.04.06 20:30 Mon

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