チェルシー、ザカリア返却へ…新指揮官ポチェッティーノの構想外

2023.05.31 13:15 Wed
Getty Images
チェルシーはスイス代表MFデニス・ザカリア(26)を返却するようだ。

昨夏と今冬の超大型補強に2度の監督交代も振るわず、プレミアリーグでは移行後のクラブワーストとなる44ポイントの12位フィニッシュに終わったチェルシー。来季に向けてはマウリシオ・ポチェッティーノ氏の監督就任が決まったが、膨れ上がったスカッドの整理が次なる課題として残る。
そこでまず注目どころなのがレンタルプレーヤーの動向だ。その1人のザカリアだが、欧州の移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ポチェッティーノ新監督の構想に入っておらず、チェルシーは買い取りオプションの行使を見送るという。

ザカリアは昨夏に買取オプション付きの1年ローンでチェルシー入りしたが、ケガもあり、公式戦を通じても11試合の出場のみに(1ゴール)。今後はひとまず保有元のユベントスに戻り、それから選択肢を見極めていく模様だ。

関連ニュース

チェルシー相手に涙のブライトン指揮官、若手含めた先発陣に「正しかった」

ブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督が振り返った。イギリス『BBC』が報じている。 27日のカラバオカップ3回戦でチェルシーのホームに乗り込んだブライトン。強敵といえど、プレミアリーグ開幕から6試合でわずか1勝の不振に喘ぐチェルシーが相手だったが、0-1で涙した。 先発した三笘薫も65分でピッチを去り、早々にカラバオカップから姿を消したブライトン指揮官はゴールが欠けた試合だったと評した。 「試合に勝つに十分なプレーをしたが、勝つにはゴールを決めないといけない。前半にたくさんのチャンスがあったが、決められなかった。難しいチャンスでもなかったが、得点できず、試合をオープンなものにしてしまったんだ」 そんなブライトンだが、初のヨーロッパリーグ(EL)も戦い、過密日程の最中。そのなかで、ケガ人も出はじめる。 指揮官は「残念だし、結果にはがっかりだ。4つの大会で競り合って行きたかったのだから」と肩を落としたが、若手を含めた先発メンバーに悔いなしのようだ。 「先発メンバーはこの試合に勝つに十分だったと思う。若手は成長しないといけないが、早さが求められる。フットボールには時間がないからだ」 「とはいえ、言い訳なんてしたくない。この試合の先発メンバーは正しかった」 2023.09.28 11:55 Thu

ブライトン攻略で4戦ぶり白星のチェルシー、ポチェッティーノ「未来に向かう勢いになれば」

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が振り返った。イギリス『BBC』が報じている。 27日のカラバオカップ3回戦でブライトン&ホーヴ・アルビオンをホームに迎え撃ったチェルシー。50分のニコラス・ジャクソンがネットを揺らすと、これが決勝弾となり、次のラウンドに駒を進めた。 プレミアリーグでは開幕からまだ1勝と苦しい状況だが、公式戦4試合ぶりの白星に。ポチェッティーノ監督も喜んだ。 「この試合もパフォーマンスにとても満足。勝てて嬉しいし、勝ち進んで勢いをつけるのも大事だ。今日から未来に向かうための勢いになればと思う」 また、決勝ゴールのジャクソンに「ストライカーが得点するのはとても嬉しいし、大事。ネットを揺らす感覚が大事な彼にも大きな試合だった」と語った。 2023.09.28 08:55 Thu

FAがビラ戦で不適切な振る舞い見せたリース・ジェームズを起訴…戦線離脱中で試合には絡まず

チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズが、アストン・ビラ戦後のマッチオフィシャルに対する不適切な振る舞いによって、イングランドサッカー協会(FA)から起訴された。イギリス『BBC』が伝えている。 現在、ハムストリングの負傷によって戦線離脱中のジェームズだが、24日にスタンフォード・ブリッジで行われたプレミアリーグ第6節のアストン・ビラ戦(0-1で敗戦)にはベンチ外のチームメイトと共にベンチ付近のスタンドで観戦していた。 そして、ブルーズでキャプテンを務める23歳DFは、試合後のトンネル内でジャレッド・ジレット主審を含むマッチオフィシャルと対峙したと見られている。 その際、U-21フランス代表DFマロ・グストの一発退場となった判定などを巡る審判団のジャッジに憤りを示し、不適切な振る舞いがあったようだ。 FAは「ディフェンダー(ジェームズ)は試合後、トンネル内でマッチオフィシャルに対して不適切、侮辱的、虐待的な言葉や態度をとったとされる」と発表。ジェームズはFA規則E3違反の容疑に対して9月29日までに返答を求められる。 なお、今回の処分が確定した場合、数試合の出場停止と罰金処分が見込まれるが、ジェームズの戦線復帰は10月下旬と見られており、実質的な影響はなさそうだ。 2023.09.28 07:15 Thu

EFLカップ4回戦の対戦カード決定! シティ撃破ニューカッスルが王者ユナイテッドとの昨季決勝カードに挑む

EFLカップ(カラバオカップ)4回戦の対戦カードが決定した。 3回戦では優勝候補筆頭のマンチェスター・シティが昨シーズンの準優勝チームのニューカッスルに敗戦。また、ルートン・タウンやウォルバーハンプトンが下部カテゴリーのクラブに敗れる波乱も起きた。 今回、組み合わせが決定したラウンド16ではシティを破ったニューカッスルと、クリスタル・パレスを退けた王者マンチェスター・ユナイテッドによる、昨季ファイナルカードが早くも実現することになった。 日本人選手所属クラブでは冨安健洋所属のアーセナルがウェストハムとのロンドンダービー、遠藤航所属のリバプールがボーンマスと対戦。 また、チェルシーはチャンピオンシップ(イングランド2部)のブラックバーン・ローヴァーズとの対戦が決定している。 なお、4回戦は10月最終週のミッドウィークに開催予定だ。今回決定した4回戦組み合わせは以下の通り。 ◆EFLカップ4回戦組み合わせ マンスフィールド(4) vs ポート・ヴェイル(3) イプスウィッチ(2) vs フルアム マンチェスター・ユナイテッド vs ニューカッスル ボーンマス vs リバプール チェルシー vs ブラックバーン(2) ウェストハム vs アーセナル エバートン vs バーンリー エクセター(3) vs ミドルズブラ(2) ※()内は所属カテゴリー 2023.09.28 06:56 Thu

ジャクソン弾で公式戦4試合ぶり得点&勝利のチェルシーが4回戦進出! 三笘薫先発のブライトンは決定力欠き敗退…【EFLカップ】

EFLカップ(カラバオカップ)3回戦、チェルシーvsブライトンが27日にスタンフォード・ブリッジで行われ、1-0で勝利したチェルシーが4回戦進出を決めた。なお、ブライトンのMF三笘薫は64分までプレーした。 開幕からリーグ戦6試合でわずかに1勝とポチェッティーノ新体制で厳しい船出となったチェルシー。公式戦4試合ぶりの得点と白星を目指したホーム開催の一戦では、。0-1で敗れた直近のアストン・ビラ戦から先発6人を変更。スターリングやチアゴ・シウバ、エンソ・フェルナンデスら一部主力に代えてククレジャやウゴチュク、パーマーらを起用。左利きのククレジャを右サイドバックに配置し、2列目に右からマートソン、パーマー、ムドリクを並べる[4-2-3-1]で臨んだ。 一方、直近のボーンマス戦を途中出場の三笘の鮮やかな2ゴールによって3-1で勝利し、リーグ3連勝を飾ったブライトン。今シーズンのEFLカップ初戦となったブルーズとのアウェイゲームではボーンマス戦から先発7人を変更。ダンクやギルモア、ウェルベックらに代えてイゴール、三笘、ジョアン・ペドロ、アンス・ファティらを起用した。 試合は立ち上がりから比較的オープンな展開に。元ブライトンDFとのマッチアップとなった三笘は、開始直後に鮮やかな仕掛けでボックス左ライン際をえぐる仕掛けでいきなり見せ場を作った。 序盤の攻防を経て試合はアウェイのブライトンがボールの主導権を握り、チェルシーがカウンターで応戦する形の構図に落ち着いていく。 互いにある程度自分たちの狙い通りに攻撃を仕掛けるものの、決定機まであと一歩という状況が続く。だが、24分には古巣初対戦のGKロベルト・サンチェスのミスからブライトンにビッグチャンス。ペナルティアーク付近でサンチェスのミスパスをカットしたジョアン・ペドロがすかさず右足を振るが、ここはシュートを枠の上に外してしまった。 その後は再び一進一退の攻防が続くが、33分には再びチェルシーのビルドアップに強く圧力をかけたブライトンに決定機。後ろ向きでボールを受けたカイセドを潰したファティがペナルティアーク付近で右足のシュートを狙うが、これはGKサンチェスの好守に遭う。 前半終盤にかけてはチェルシーが相手陣内でのプレータイムを増やし、ハーフタイム直前にはボックス左に侵入したムドリクのプルバックからパーマーに決定機が訪れたが、このダイレクトシュートは枠の左に外れた。 ほぼイーブンの攻防が続いた試合は、結局ゴールレスで後半に突入。ファティに代えてマーチをハーフタイム明けに投入したブライトンは、三笘の左サイドを起点に後半も惜しい崩しを見せる。 一方、後半も同じメンバーで臨んだチェルシーはファーストチャンスをゴールに結びつけた。50分、相手陣内でのボール奪取から中央でマートセン、パーマーとスムーズに繋ぐと、最後はボックス左でフリーのジャクソンが右足の丁寧なシュートをゴール左下隅に流し込み、チーム待望の公式戦4試合ぶりのゴールとした。 先に失点を喫したものの、そこまで慌てる必要はないブライトンは引き続きボールを握って相手を押し込み始めるが、前半同様に遅攻の状況では決定機まで持ち込めず。逆に、62分にはパーマーのスルーパスに抜け出したジャクソンに決定機を許すが、ここはGKフェルブルッヘンの好守で凌いだ。 ブライトンはこの直後の64分にはバレバと三笘を下げてギルモア、ウェルベックを同時投入。さらに、70分には18歳MFヒンシェルウッドをピッチに送り込む。 一方、ムドリクに代えてスターリングを投入したチェルシーは70分過ぎにボックス内でのパーマーのポストワークからジャクソンが再びゴールネットを揺らすが、これは微妙なオフサイド判定で認められず。 何とか2失点目を回避したデ・ゼルビのチームは直後の74分にエストゥピニャンの完璧な左クロスをボックス右に抜け出したマーチがヘディングで合わすが、この決定的なシュートはGKサンチェスのビッグセーブに阻まれた。 その後、チェルシーはエンソ・フェルナンデス、ギャラガーとスターリングに続き主力をピッチに送り込み、ここから逃げ切り態勢に入る。 試合終盤にかけてはカップ戦ということもあり、リスクを冒してゴールを目指したブライトンが幾度もチャンスを作り出すが、エストゥピニャンやジョアン・ペドロが決定機で仕留め切ることができなかった。 試合終了間際には交代枠を使い切った状況で負傷したチルウェルがピッチを離れるアクシデントに見舞われたものの、チーム一丸の守備で逃げ切ったホームチームが1-0の勝利。難敵ブライトンを退けたポチェッティーノのチームが、4試合ぶりの得点と共に大きな勝利を掴んだ。 2023.09.28 06:05 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly