【プレミアリーグ第37節プレビュー】3連覇王手シティがチェルシー戦! 熾烈欧州出場争いに、レスター降格の可能性…
2023.05.20 12:08 Sat
先週末に行われた前節はマンチェスター・シティが快勝し、アーセナルが大敗したことで、今節でのシティ優勝が濃厚な状況となった。また、サウサンプトンが2節を残して今季最初の降格チームとなった。
今節の最注目カードは首位のシティ(勝ち点85)の3連覇が懸かる、11位のチェルシー(勝ち点43)とのホームゲームだ。
シティは前節、エバートンとのアウェイゲームをMFギュンドアンの2ゴール1アシストの圧巻の活躍で3-0の完勝。リーグ11連勝を達成すると共に3連覇に王手をかけた。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグではMFベルナルド・シウバの2ゴールなどで前大会王者レアル・マドリーを4-0で粉砕。2戦合計5-1の完勝で2シーズンぶりのファイナル進出を決めた。
そして、来月初めに控えるFAカップ決勝を含め、シーズントレブルが現実味を帯びてきたペップのチームは、今季最初のタイトルとなるプレミア制覇に向けてホームでチェルシーを迎え撃つ。今後の2つのカップ戦決勝を控える中、リーグ残り2試合を消化試合にしたい思惑と、ホーム最終戦で優勝を決めたいシチズンズはベストメンバー起用での不調ブルーズ撃破を狙う。
一方、前々節のボーンマス戦でようやくランパード体制初勝利を挙げたチェルシーだが、前節はホームでのノッティンガム・フォレスト相手に痛恨ドロー。残り3試合は今回のシティを含め、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスルとの上位3連戦と厳しい日程だ。チームの現状を考えれば、いずれの試合でも勝ち目は薄いが最悪なシーズンを少しでも良い形で終えるためにも意地を見せたい。その中でフォレスト戦2ゴールでエティハド帰還のFWスターリングの奮起に注目だ。
地力では間違いなく分があるが、残留に向けて必死のフォレスト相手に、今季ほとんどをリーグテーブルの頂上で過ごしたチームとしての意地を示したい。ここに来てパフォーマンス低下のアタッカー陣の再爆発と、DFニアカテのロングスローを中心にセットプレーに強みを持つフォレスト相手に守備陣の奮起に期待したい。
実質3チームの争いとなったCL出場権争いでは、3位のニューカッスル(勝ち点69)が19位のレスター・シティ(勝ち点30)と、4位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点66)が14位のボーンマス(勝ち点39)と、5位のリバプール(勝ち点65)が8位のアストン・ビラ(勝ち点57)と対戦する。
ニューカッスルは前節、残留争いに身を置くリーズ相手に2-2のドローに終わったが、ミッドウィーク開催の25節延期分では難敵ブライトンに4-1の完勝。地力でのトップ4確定にあと2ポイントに迫った。マンデーナイト開催となるホーム最終戦では17位のエバートン(勝ち点32)、18位のリーズ(勝ち点31)が勝利した場合、試合前に降格が決定するレスター相手にきっちり勝ち切り、セント・ジェームズ・パークに集う熱狂的なサポーターと共に、2002-03シーズン以来のCL出場決定を祝いたい。
ユナイテッドは前節、ウォルバーハンプトン相手にMFブルーノ・フェルナンデスとFWガルナチョのゴールで2-0の完勝。リーグ連敗をストップすると共に、リバプールとの1ポイント差を維持した。残り2試合は勝率、パフォーマンス共に圧倒的なホームゲームとなっており、今季苦手とするアウェイゲーム最終戦となるこのボーンマス戦は非常に重要だ。すでに残留を決定しているものの、ホーム最終戦を勝って終わりたいチェリーズを相手にウルブス戦のような隙のないパフォーマンスを見せ、勝ち点3を持ち帰りたい。
破竹の7連勝で逆転でのトップ4フィニッシュの可能性を残して残り2試合を迎えたリバプール。前節のレスター戦はMFカーティス・ジョーンズとDFアレクサンダー=アーノルドの生え抜き2人のゴールで3-0の完勝。ここに来て首位チームを除き最も勢いのあるチームに仕上がっている。ただ、ホーム最終戦となる今節は後半戦で勝ち点を荒稼ぎし、来季UEFAコンペティション出場の可能性を残すウナイ・エメリ率いる難敵が相手だ。加えて、先日のトッテナム戦での主審に対する不適切な言動でクロップ監督が2試合のベンチ入り禁止処分を科されてこの試合では不在に。チームとしてはその懸念材料を払しょくし、試合後に予定されるFWフィルミノ、MFミルナー、MFナビ・ケイタ、MFオックスレイド=チェンバレンの功労者4選手の退団セレモニーを良い形で行いたい。
数字上は逆転でのトップ4の可能性を残すものの、実際にはヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得が目標となる6位のブライトン(勝ち点58)は、降格が決定した最下位のサウサンプトン(勝ち点24)と対戦。前節は敵地でアーセナルに会心の3-0の勝利を収めたが、ミッドウィーク開催となった前述のニューカッスル戦は1-4で惨敗。直近3試合では1勝2敗と快勝と大敗を繰り返す。そうなると、今回は快勝のターンとなるが、消耗激しいニューカッスル戦から中2日での戦いは決して簡単ではないはずだ。ニューカッスル戦では疲労の影響もあり、久々に低調なパフォーマンスに終始したMF三笘薫としても奮起が求められる一戦だ。
逆転でのEL出場権獲得と共にカンファレンスリーグ(ECL)出場権確保を狙う7位のトッテナム(勝ち点57)は、ホーム最終戦で9位のブレントフォード(勝ち点53)と対戦する。前節はアストン・ビラに1-2と競り負けており、今回の試合ではきっちりバウンスバックの勝利を得たい。対戦相手では今季20ゴールを挙げるエースFWトニーが賭博規則違反で8カ月のフットボール活動禁止処分を科されて不在となるため、守備に問題を抱えるスパーズにとって少なくないアドバンテージがある。現在、27ゴールと2017–18シーズン以来の30ゴールの大台到達の可能性を残す主砲ケインを軸に攻撃陣がきっちり仕留め切ってホーム最終戦を白星で飾りたい。
◆プレミアリーグ第37節
▽5/20(土)
《20:30》
トッテナム vs ブレントフォード
《23:00》
ボーンマス vs マンチェスター・ユナイテッド
フルアム vs クリスタル・パレス
リバプール vs アストン・ビラ
ウォルバーハンプトン vs エバートン
《25:30》
ノッティンガム・フォレスト vs アーセナル
▽5/21(日)
《21:30》
ウェストハム vs リーズ
《22:00》
ブライトン vs サウサンプトン
《24:00》
マンチェスター・シティ vs チェルシー
▽5/22(月)
《28:00》
ニューカッスル vs レスター・シティ
今節の最注目カードは首位のシティ(勝ち点85)の3連覇が懸かる、11位のチェルシー(勝ち点43)とのホームゲームだ。
シティは前節、エバートンとのアウェイゲームをMFギュンドアンの2ゴール1アシストの圧巻の活躍で3-0の完勝。リーグ11連勝を達成すると共に3連覇に王手をかけた。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグではMFベルナルド・シウバの2ゴールなどで前大会王者レアル・マドリーを4-0で粉砕。2戦合計5-1の完勝で2シーズンぶりのファイナル進出を決めた。
一方、前々節のボーンマス戦でようやくランパード体制初勝利を挙げたチェルシーだが、前節はホームでのノッティンガム・フォレスト相手に痛恨ドロー。残り3試合は今回のシティを含め、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスルとの上位3連戦と厳しい日程だ。チームの現状を考えれば、いずれの試合でも勝ち目は薄いが最悪なシーズンを少しでも良い形で終えるためにも意地を見せたい。その中でフォレスト戦2ゴールでエティハド帰還のFWスターリングの奮起に注目だ。
19シーズンぶりのリーグ制覇の夢がほぼ潰えた2位のアーセナル(勝ち点81)は、残留争いに身を置く16位のフォレスト(勝ち点34)と対戦。今節シティより先に試合を行う関係で、この試合に敗れるとライバルの優勝を決めてしまうというプレッシャーの中、バウンスバックの白星を狙う。前節のブライトン戦ではホームで攻守に圧倒されて0-3の惨敗。試合後にアルテタ監督がファンへ謝罪するほどの不甲斐ないパフォーマンスだった。
地力では間違いなく分があるが、残留に向けて必死のフォレスト相手に、今季ほとんどをリーグテーブルの頂上で過ごしたチームとしての意地を示したい。ここに来てパフォーマンス低下のアタッカー陣の再爆発と、DFニアカテのロングスローを中心にセットプレーに強みを持つフォレスト相手に守備陣の奮起に期待したい。
実質3チームの争いとなったCL出場権争いでは、3位のニューカッスル(勝ち点69)が19位のレスター・シティ(勝ち点30)と、4位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点66)が14位のボーンマス(勝ち点39)と、5位のリバプール(勝ち点65)が8位のアストン・ビラ(勝ち点57)と対戦する。
ニューカッスルは前節、残留争いに身を置くリーズ相手に2-2のドローに終わったが、ミッドウィーク開催の25節延期分では難敵ブライトンに4-1の完勝。地力でのトップ4確定にあと2ポイントに迫った。マンデーナイト開催となるホーム最終戦では17位のエバートン(勝ち点32)、18位のリーズ(勝ち点31)が勝利した場合、試合前に降格が決定するレスター相手にきっちり勝ち切り、セント・ジェームズ・パークに集う熱狂的なサポーターと共に、2002-03シーズン以来のCL出場決定を祝いたい。
ユナイテッドは前節、ウォルバーハンプトン相手にMFブルーノ・フェルナンデスとFWガルナチョのゴールで2-0の完勝。リーグ連敗をストップすると共に、リバプールとの1ポイント差を維持した。残り2試合は勝率、パフォーマンス共に圧倒的なホームゲームとなっており、今季苦手とするアウェイゲーム最終戦となるこのボーンマス戦は非常に重要だ。すでに残留を決定しているものの、ホーム最終戦を勝って終わりたいチェリーズを相手にウルブス戦のような隙のないパフォーマンスを見せ、勝ち点3を持ち帰りたい。
破竹の7連勝で逆転でのトップ4フィニッシュの可能性を残して残り2試合を迎えたリバプール。前節のレスター戦はMFカーティス・ジョーンズとDFアレクサンダー=アーノルドの生え抜き2人のゴールで3-0の完勝。ここに来て首位チームを除き最も勢いのあるチームに仕上がっている。ただ、ホーム最終戦となる今節は後半戦で勝ち点を荒稼ぎし、来季UEFAコンペティション出場の可能性を残すウナイ・エメリ率いる難敵が相手だ。加えて、先日のトッテナム戦での主審に対する不適切な言動でクロップ監督が2試合のベンチ入り禁止処分を科されてこの試合では不在に。チームとしてはその懸念材料を払しょくし、試合後に予定されるFWフィルミノ、MFミルナー、MFナビ・ケイタ、MFオックスレイド=チェンバレンの功労者4選手の退団セレモニーを良い形で行いたい。
数字上は逆転でのトップ4の可能性を残すものの、実際にはヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得が目標となる6位のブライトン(勝ち点58)は、降格が決定した最下位のサウサンプトン(勝ち点24)と対戦。前節は敵地でアーセナルに会心の3-0の勝利を収めたが、ミッドウィーク開催となった前述のニューカッスル戦は1-4で惨敗。直近3試合では1勝2敗と快勝と大敗を繰り返す。そうなると、今回は快勝のターンとなるが、消耗激しいニューカッスル戦から中2日での戦いは決して簡単ではないはずだ。ニューカッスル戦では疲労の影響もあり、久々に低調なパフォーマンスに終始したMF三笘薫としても奮起が求められる一戦だ。
逆転でのEL出場権獲得と共にカンファレンスリーグ(ECL)出場権確保を狙う7位のトッテナム(勝ち点57)は、ホーム最終戦で9位のブレントフォード(勝ち点53)と対戦する。前節はアストン・ビラに1-2と競り負けており、今回の試合ではきっちりバウンスバックの勝利を得たい。対戦相手では今季20ゴールを挙げるエースFWトニーが賭博規則違反で8カ月のフットボール活動禁止処分を科されて不在となるため、守備に問題を抱えるスパーズにとって少なくないアドバンテージがある。現在、27ゴールと2017–18シーズン以来の30ゴールの大台到達の可能性を残す主砲ケインを軸に攻撃陣がきっちり仕留め切ってホーム最終戦を白星で飾りたい。
◆プレミアリーグ第37節
▽5/20(土)
《20:30》
トッテナム vs ブレントフォード
《23:00》
ボーンマス vs マンチェスター・ユナイテッド
フルアム vs クリスタル・パレス
リバプール vs アストン・ビラ
ウォルバーハンプトン vs エバートン
《25:30》
ノッティンガム・フォレスト vs アーセナル
▽5/21(日)
《21:30》
ウェストハム vs リーズ
《22:00》
ブライトン vs サウサンプトン
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神々しい局部、C・ロナウド像の下半身が輝きを放つ「全員が爆笑した」
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの銅像は、人々に親しまれていることが証明されたようだ。 今シーズン、ユベントスからユナイテッドへと電撃復帰したC・ロナウド。ポルトガル代表としても昨年9月に代表通算ゴール数を更新して世界記録を塗り替え、数字も「115」まで伸ばしている。 名実ともに世界を代表するストライカーは、2014年に故郷ポルトガルのマデイラ島・フンシャルに銅像が建立された。観光名所にもなっている銅像だが、あるファンはこの像の経年による変化が気になったようだ。 銅像は台座の上に建てられており、訪れる人々の手の高さとC・ロナウドの股間部分が合致。必然的に、像に触れようと自然に手を伸ばせば、C・ロナウドの下半身をなでることになってしまう。 その結果、何年にもわたって大勢の観光客に晒された像の局部は、手の油脂によって光沢を帯びてきたというのだ。ある観光客は銅像の写真をSNSで共有したところ「全員が爆笑した」とイギリス『サン』に語っている。 これもひとえにC・ロナウドの人気がなせる業だろう。今後も観光名所、金のC・ロナウドとして新たなご利益を生むかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】人々の手に触れられ続け、あそこが光るようになったC・ロナウドの像</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/BouER1KgUG4/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/BouER1KgUG4/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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