「決勝に行けるとは誰も…」ミラン指揮官ピオリが劣勢のミラノ・ダービーでCL決勝を狙う「覆すだけのクオリティがある」

ミランのステファノ・ピオリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)でのミラノ・ダービーについて言及した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

16日に行われるCL準決勝2ndレグで、ミランはインテルと対戦する。10日に行われた1stレグで、0-2と敗れたミランは、決勝進出のために、少なくとも2点差での勝利が必要になる。
ピオリ監督は、この状況を「簡単ではない」と認めつつも、決勝進出への意欲を見せた。

「我々は、できる限りの最高の準備をしている。試合に勝つという強い意志を持っているよ。この試合に向けて準備するのは簡単なことではないが、我々は決勝に行くためにプレーする。我々が決勝に行けるとは誰も思っていないだろうが、素晴らしい試合ができると確信している」

「高いパフォーマンスを発揮したいと考えている。我々は、後半での粘り強いプレーを得意としているが、この試合はスタートから良いプレーをしなければいけない。その後はじれずに戦い、相手のミスを確実に突いていきたい」「残りのリーグ戦については考えておらず、今はこの試合のことだけを考えている。選手たちにとっては、夢の舞台とも言える、大きな戦いだ。不利な状況からのスタートになるのはわかっている。しかし、我々にはそれを覆すだけのクオリティがある」