「もうそんなに若くはない」躍動中の上田綺世が移籍に言及「大きなリーグのクラブに」、20ゴールで得点王まであと一歩も「目標は勝つこと。僕自身の目標はない」
2023.05.13 15:10 Sat
セルクル・ブルージュの日本代表FW上田綺世が、移籍について言及した。
ヨーロッパ1年目でこの数字は驚異的であり、ジュピラー・プロ・リーグではシント=トロイデン時代のFW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)が残した17ゴールを超える日本人最多得点記録を更新中だ。
当然、夏の移籍市場でも注目を集めることに。先日クラブのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるカルロス・アビーニャ氏はフランス『Get Football News France』で上田について言及。「間違いなく次のステップをマーケットで手にする準備ができており、モナコにいくのか、他のどこかに行くのか決断することになるだろう」と移籍市場を騒がす存在だと語った。
そんな中、上田はベルギー『Nieuwsblad』のインタビューに応じ、ベルギーに来てからの生活、語学、妻の由布菜月さんのことなどピッチ内からプライベートな話を答えた。
「セルクル・ブルージュにはとっても満足していますが、いつかヨーロッパの大きなリーグのクラブに行きたいと思っています」
「早ければ早いほど良いです。もうそんなに若くはないので…」
セルクル・ブルージュは日本代表MF南野拓実が所属するモナコのオーナーである実業家のドミトリー・リボロフレフ氏によって、2017年に買収。以後、クラブ間での選手の移籍が起きている。
モナコはリーグ・アンで上位争いをしており、来シーズンはヨーロッパのコンペティションに参加する可能性が高い状況。上田が望むステップアップになる可能性は高い。
また、自身の今季のここまでのプレーを振り返り、20ゴールと得点王についても言及した。
「チームメイトの中には、僕が得点王になるためにPKを譲ってくれる人もいます。僕が蹴ることになったのは、自発的な判断です」
「ただ、それを支持しない選手もきっといます。全てのストライカーが望んでいるわけではないと思います」
「毎試合、チームの勝利に貢献したいだけです。できるだけ多くのゴールが欲しいですが、どの順位で終わるのかは気にしていません」
「僕の目標は勝つこと。僕自身の目標はありません」
得点王を目指すのではなく、チームの勝利のためにゴールを決め続けたいという上田。その気持ちが最後にタイトルとしてついてくる可能性はありそうだ。
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ヨーロッパに初めて挑戦している上田。シーズン当初は起用されたポジションやチームにフィットできていない状態が続いたが、初ゴールを決めてから覚醒。コンスタントにゴールを重ねると、今年に入ってからはさらに加速。レギュラーシーズンで11ゴールを決めると、プレーオフでも2ゴール1アシスト。リーグ戦合計20ゴールに到達した。当然、夏の移籍市場でも注目を集めることに。先日クラブのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるカルロス・アビーニャ氏はフランス『Get Football News France』で上田について言及。「間違いなく次のステップをマーケットで手にする準備ができており、モナコにいくのか、他のどこかに行くのか決断することになるだろう」と移籍市場を騒がす存在だと語った。
そんな中、上田はベルギー『Nieuwsblad』のインタビューに応じ、ベルギーに来てからの生活、語学、妻の由布菜月さんのことなどピッチ内からプライベートな話を答えた。
その中で、移籍についても言及。クラブに満足感を示しながらも、ステップアップをしたいと語った。
「セルクル・ブルージュにはとっても満足していますが、いつかヨーロッパの大きなリーグのクラブに行きたいと思っています」
「早ければ早いほど良いです。もうそんなに若くはないので…」
セルクル・ブルージュは日本代表MF南野拓実が所属するモナコのオーナーである実業家のドミトリー・リボロフレフ氏によって、2017年に買収。以後、クラブ間での選手の移籍が起きている。
モナコはリーグ・アンで上位争いをしており、来シーズンはヨーロッパのコンペティションに参加する可能性が高い状況。上田が望むステップアップになる可能性は高い。
また、自身の今季のここまでのプレーを振り返り、20ゴールと得点王についても言及した。
「チームメイトの中には、僕が得点王になるためにPKを譲ってくれる人もいます。僕が蹴ることになったのは、自発的な判断です」
「ただ、それを支持しない選手もきっといます。全てのストライカーが望んでいるわけではないと思います」
「毎試合、チームの勝利に貢献したいだけです。できるだけ多くのゴールが欲しいですが、どの順位で終わるのかは気にしていません」
「僕の目標は勝つこと。僕自身の目標はありません」
得点王を目指すのではなく、チームの勝利のためにゴールを決め続けたいという上田。その気持ちが最後にタイトルとしてついてくる可能性はありそうだ。
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