【EL準決勝プレビュー】優勝候補vs大会最多王者に、モウとX・アロンソの師弟対決!
2023.05.11 18:00 Thu
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝の1stレグが11日に開催される。ファイナル進出を懸けた初戦の展望を紹介していく。
▽5/11(木)
《28:00》
ユベントス vs セビージャ
ローマ vs レバークーゼン◆優勝候補vs大会最多王者
★予想スタメン
◆ユベントス◆
【3-5-1-1】
GK:シュチェスニー
DF:ダニーロ、ルガーニ、アレックス・サンドロ
MF:クアドラード、ファジョーリ、ロカテッリ、ラビオ、コスティッチ
MF:ディ・マリア
FW:ヴラホビッチ
◆セビージャ◆
【4-2-3-1】
GK:ボノ
DF:モンティエル、バデ、グデリ、アクーニャ
MF:フェルナンド、ラキティッチ
MF:オカンポス、ラメラ、オリベル・トーレス
FW:エン=ネシリ
1995-96シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)制覇以降、約30年近くに渡ってヨーロッパのタイトルから遠ざかるユベントスだが、選手層、スカッドの経験値を考えれば、4強の中で最も優勝に近い存在と言えるはずだ。
国内の戦いではクラブの財政面での不正によって一時15ポイントはく奪の処分を科されたものの、今月22日に予定される再審理まで暫定で処分解除となり、現状ではトップ4圏内の2位を維持。先月は公式戦5試合未勝利と苦境を経験したが、直近2試合ではレッチェに加え、難敵アタランタを撃破し、久々の連勝と復調気配を見せる。
一方、2019–20シーズン以来のタイトル獲得を目指すセビージャは、今大会最多6度の優勝を誇り、ラ・リーガでは11位に甘んじるものの、どんなチーム状態にあっても今大会においては文句なしの本命の一角だ。
ユベントス同様にプレーオフからの参戦となったアンダルシアの雄は、ここまでPSV、フェネルバフチェ、マンチェスター・ユナイテッドを連破。アウェイゲームでは土壇場で2-2のドローに持ち込んだ準々決勝のユナイテッド戦を含め1分け2敗の戦績だったが、セビジスタの熱狂的な後押しがあるサンチェス・ピスフアンでは全3試合で複数得点且つ無失点と無類の強さを発揮してきた。
また、前述の11位というラ・リーガの戦績はロペテギ、サンパオリという2人の前指揮官の下での低迷の影響が大きい。3月の代表期間中に招へいされたメンディリバル新体制では5勝1分け1敗の見事な戦績を残しており、残留争いから脱出。現状では1桁順位やヨーロッパコンペティション出場権獲得も狙える状況まで持ち直している。
なお、2015-16シーズンから2シーズン連続でCLグループステージで同居した両チームの通算対戦成績は、ユベントスが2勝1分け1敗と勝ち越している。共に攻撃面でやや爆発力に欠ける今季の戦いぶりだけにロースコアでのゲーム展開が予想されるが、セビージャホームの2ndレグを考えると、ユベントスとしては複数得点差を付けての先勝を狙いたいところだ。
◆モウリーニョvsシャビ・アロンソの師弟対決
★予想スタメン
◆ローマ◆
【3-5-2】
GK:ルイ・パトリシオ
DF:マンチーニ、クリスタンテ、イバニェス
MF:チェリク、マディ・カマラ、マティッチ、ボーヴェ、スピナッツォーラ
FW:エイブラハム、ペッレグリーニ
◆レバークーゼン◆
【3-4-3】
GK:フラデツキー
DF:タプソバ、ター、インカピエ
MF:フリンポン、パラシオス、アンドリヒ、バッカー
FW:ディアビ、ヴィルツ、アドリ
稀代の名将モウリーニョの下で昨シーズンにヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)初代王者に輝いたローマは、2シーズン連続でのヨーロッパのタイトル獲得を狙う。
グループステージからの参戦となった今大会ではベティスに屈して2位通過となったが、プレーオフからレッドブル・ザルツブルク、レアル・ソシエダ、昨季ECL決勝再現カードとなったフェイエノールトを連破して4強進出を果たした。アウェイゲームでは塩漬けのゴールレスドローに持ち込み逃げ切ったソシエダ戦を除き2敗を喫しているが、超満員で要塞化するスタディオ・オリンピコでは後半終盤の土壇場で追いつき延長戦に持ち込んだフェイエノールト戦を含め、神がかった勝負強さを発揮してきた。
ヨーロッパでは順調な歩みを見せるジャッロロッシだが、セリエAでは野戦病院化する負傷者の影響もあり、直近4試合未勝利(2分け2敗)の7位に低迷。上位陣との当該成績の悪さを考えると、逆転でのトップ4フィニッシュは厳しく今大会の重要性がより高まる。
対するレバークーゼンは、準優勝となった2001–02シーズンのCL以来の決勝進出と共に、前身UEFAカップ時代の1987–88シーズン以来2度目の優勝を目指す。
CLグループステージ3位敗退組としてプレーオフから参戦したチームは、モナコ、フェレンツヴァーロシュ、ユニオン・サン=ジロワーズと比較的対戦相手に恵まれた中、モナコ戦こそPK戦までもつれ込む死闘となったが、それ以外の試合では危なげない戦いぶりで突破を決めている。
ブンデスリーガではセオアネ前監督の下で一時残留争いに巻き込まれたが、シャビ・アロンソ新監督の下で完全に復調。就任以降は13勝4分け6敗と見事な戦績を残し、先週末のケルン戦で敗れるまで直近の公式戦では14戦無敗(10勝4分け)と圧巻のフォームをキープしていた。ただ、残り3試合でトップ4圏内と8ポイント差の6位とCL出場権獲得は絶望的な状況だけに、ローマ同様に今大会により多くの力を注ぎ込むことになる。
なお、両チームの通算対戦成績は1勝2分け1敗の全くの五分。2015-16シーズンのCLグループステージでの4-4のドローを含め、全試合で得点が生まれており、今回も打ち合いが見込まれる。
また、モウリーニョ監督とシャビ・アロンソ監督は後者の現役時代のレアル・マドリーで指導者、選手として共に仕事をしており、師弟関係の間柄だ。スペイン人指揮官のスタイルはバイエルン時代に指導を受けたグアルディオラ寄りだが、戦前に稀代の勝負師への敬意を語っており、互いに今回の初対決にモチベーション高く臨むはずだ。
ホームアドバンテージと経験値ではローマが大きく勝るが、機動力に優れるレバークーゼンの前線とローマの守備陣の相性を考えると、ドイツの名門が初戦で勝ち点3を持ち帰る可能性は十二分にある。
PR
◆EL準決勝1stレグ▽5/11(木)
《28:00》
ユベントス vs セビージャ
ローマ vs レバークーゼン◆優勝候補vs大会最多王者
Getty Images
★予想スタメン
◆ユベントス◆
【3-5-1-1】
GK:シュチェスニー
DF:ダニーロ、ルガーニ、アレックス・サンドロ
MF:クアドラード、ファジョーリ、ロカテッリ、ラビオ、コスティッチ
MF:ディ・マリア
FW:ヴラホビッチ
【4-2-3-1】
GK:ボノ
DF:モンティエル、バデ、グデリ、アクーニャ
MF:フェルナンド、ラキティッチ
MF:オカンポス、ラメラ、オリベル・トーレス
FW:エン=ネシリ
1995-96シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)制覇以降、約30年近くに渡ってヨーロッパのタイトルから遠ざかるユベントスだが、選手層、スカッドの経験値を考えれば、4強の中で最も優勝に近い存在と言えるはずだ。
CLグループステージ3位敗退によって決勝トーナメントのプレーオフから参戦したビアンコネリは、ナント、フライブルク、スポルティングCPを相手に圧倒的な力を見せつけるまでには至らぬも、自慢の堅守を武器に4勝2分けの無敗で準決勝を決めた。
国内の戦いではクラブの財政面での不正によって一時15ポイントはく奪の処分を科されたものの、今月22日に予定される再審理まで暫定で処分解除となり、現状ではトップ4圏内の2位を維持。先月は公式戦5試合未勝利と苦境を経験したが、直近2試合ではレッチェに加え、難敵アタランタを撃破し、久々の連勝と復調気配を見せる。
一方、2019–20シーズン以来のタイトル獲得を目指すセビージャは、今大会最多6度の優勝を誇り、ラ・リーガでは11位に甘んじるものの、どんなチーム状態にあっても今大会においては文句なしの本命の一角だ。
ユベントス同様にプレーオフからの参戦となったアンダルシアの雄は、ここまでPSV、フェネルバフチェ、マンチェスター・ユナイテッドを連破。アウェイゲームでは土壇場で2-2のドローに持ち込んだ準々決勝のユナイテッド戦を含め1分け2敗の戦績だったが、セビジスタの熱狂的な後押しがあるサンチェス・ピスフアンでは全3試合で複数得点且つ無失点と無類の強さを発揮してきた。
また、前述の11位というラ・リーガの戦績はロペテギ、サンパオリという2人の前指揮官の下での低迷の影響が大きい。3月の代表期間中に招へいされたメンディリバル新体制では5勝1分け1敗の見事な戦績を残しており、残留争いから脱出。現状では1桁順位やヨーロッパコンペティション出場権獲得も狙える状況まで持ち直している。
なお、2015-16シーズンから2シーズン連続でCLグループステージで同居した両チームの通算対戦成績は、ユベントスが2勝1分け1敗と勝ち越している。共に攻撃面でやや爆発力に欠ける今季の戦いぶりだけにロースコアでのゲーム展開が予想されるが、セビージャホームの2ndレグを考えると、ユベントスとしては複数得点差を付けての先勝を狙いたいところだ。
◆モウリーニョvsシャビ・アロンソの師弟対決
Getty Images
★予想スタメン
◆ローマ◆
【3-5-2】
GK:ルイ・パトリシオ
DF:マンチーニ、クリスタンテ、イバニェス
MF:チェリク、マディ・カマラ、マティッチ、ボーヴェ、スピナッツォーラ
FW:エイブラハム、ペッレグリーニ
◆レバークーゼン◆
【3-4-3】
GK:フラデツキー
DF:タプソバ、ター、インカピエ
MF:フリンポン、パラシオス、アンドリヒ、バッカー
FW:ディアビ、ヴィルツ、アドリ
稀代の名将モウリーニョの下で昨シーズンにヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)初代王者に輝いたローマは、2シーズン連続でのヨーロッパのタイトル獲得を狙う。
グループステージからの参戦となった今大会ではベティスに屈して2位通過となったが、プレーオフからレッドブル・ザルツブルク、レアル・ソシエダ、昨季ECL決勝再現カードとなったフェイエノールトを連破して4強進出を果たした。アウェイゲームでは塩漬けのゴールレスドローに持ち込み逃げ切ったソシエダ戦を除き2敗を喫しているが、超満員で要塞化するスタディオ・オリンピコでは後半終盤の土壇場で追いつき延長戦に持ち込んだフェイエノールト戦を含め、神がかった勝負強さを発揮してきた。
ヨーロッパでは順調な歩みを見せるジャッロロッシだが、セリエAでは野戦病院化する負傷者の影響もあり、直近4試合未勝利(2分け2敗)の7位に低迷。上位陣との当該成績の悪さを考えると、逆転でのトップ4フィニッシュは厳しく今大会の重要性がより高まる。
対するレバークーゼンは、準優勝となった2001–02シーズンのCL以来の決勝進出と共に、前身UEFAカップ時代の1987–88シーズン以来2度目の優勝を目指す。
CLグループステージ3位敗退組としてプレーオフから参戦したチームは、モナコ、フェレンツヴァーロシュ、ユニオン・サン=ジロワーズと比較的対戦相手に恵まれた中、モナコ戦こそPK戦までもつれ込む死闘となったが、それ以外の試合では危なげない戦いぶりで突破を決めている。
ブンデスリーガではセオアネ前監督の下で一時残留争いに巻き込まれたが、シャビ・アロンソ新監督の下で完全に復調。就任以降は13勝4分け6敗と見事な戦績を残し、先週末のケルン戦で敗れるまで直近の公式戦では14戦無敗(10勝4分け)と圧巻のフォームをキープしていた。ただ、残り3試合でトップ4圏内と8ポイント差の6位とCL出場権獲得は絶望的な状況だけに、ローマ同様に今大会により多くの力を注ぎ込むことになる。
なお、両チームの通算対戦成績は1勝2分け1敗の全くの五分。2015-16シーズンのCLグループステージでの4-4のドローを含め、全試合で得点が生まれており、今回も打ち合いが見込まれる。
また、モウリーニョ監督とシャビ・アロンソ監督は後者の現役時代のレアル・マドリーで指導者、選手として共に仕事をしており、師弟関係の間柄だ。スペイン人指揮官のスタイルはバイエルン時代に指導を受けたグアルディオラ寄りだが、戦前に稀代の勝負師への敬意を語っており、互いに今回の初対決にモチベーション高く臨むはずだ。
ホームアドバンテージと経験値ではローマが大きく勝るが、機動力に優れるレバークーゼンの前線とローマの守備陣の相性を考えると、ドイツの名門が初戦で勝ち点3を持ち帰る可能性は十二分にある。
PR
ユベントスの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
|
ユベントスの人気記事ランキング
1
財政問題で揺れるリヨンに見切り? タグリアフィコがユベントスと接触中、来年1月に格安で移籍可能の見通し
アルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ(32)が所属するリヨンに見切り? ユベントスへ自らコンタクトを取ったという。 まず、リヨンについて。 フランス国内の覇権を失って久しいリヨンは先日、財政問題により「暫定的なリーグ・ドゥ(フランス2部)降格」「補強禁止」という厳しい処分を科されることに。5億800万ユーロ(約826億円)の負債を抱えていると伝えられる。 オーナー陣は系列クラブであるクリスタル・パレスの株式売却、リヨン選手の売却などによる資金調達を監査委員会へプレゼン。しかし、経営安定への具体性を欠くとして、上述のペナルティを突きつけられた格好だ。 このような状況下、リヨンに見切りをつけたとみられるのがタグリアフィコ。契約は今季までとなっており、このたびユベントスに逆オファーをかけたのだという。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』いわく、タグリアフィコは自身が来年1月に格安で移籍可能と踏んだのか、代理人経由でユーベへ逆オファー。先方の反応は良好だという。 市場価値は800万ユーロ(約12.9億円)ながら、リヨンの帳簿と契約状況を照らし合わせば、現実的な移籍金は最大500万ユーロ(約8.1億円)。リヨンとしては「売れる時に売っておく」しかない財務状況とされる。 ユーベがタグリアフィコを獲るメリットは、イタリア系の同選手は“自国民”であるということ。EU枠を心配する必要はない。 タグリアフィコはアヤックス時代にCL4強などを経験し、22-23シーズンからリヨンへ。欧州5大リーグ歴がない一方、アルゼンチン代表では左サイドバックの1番手を長年担い、カタールW杯優勝も経験している。 今季はケガで出遅れるも、復帰後の状態に問題なし。172cmと上背はないが、フィジカルが強いことで知られ、チーム状況に応じて3バックなら3枚の左を担うことも苦にしない。 2024.11.21 20:20 Thu2
チェルシーで停滞する21歳カサデイ…1月獲得を念頭にユベントスが交渉中か
ユベントスがU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)を巡り、チェルシーとの非公式交渉をしているという。 トリノ本社の『トゥット・スポルト』によると、ユーベはイタリア代表MFニコロ・ファジョーリ(23)を来年1月の移籍市場で手放す場合に備え、チェルシーのカサデイを獲得候補に。 インテル産のカサデイは22年夏にチェルシーへ移籍も、加入1年目の後半戦および2年目の昨季1年間、通算1年半にわたってレンタル放出。チェルシー復帰の今季はプレミアリーグ出場がなく、出番はECLかEFLカップに限られる。 現在、ユベントス、モンツァ、ビジャレアル、レアル・ベティス、セビージャがカサデイの1月獲得を検討しているとのこと。 ユベントスはセンターバック、センターフォワードが1月の「優先事項」。カサデイの優先順位は低いが、チェルシー側の要求額が高くないと踏んでいるそうで、クラブ間の関係性を保つ上でも、やり取りをしているようだ。 2024.11.22 18:40 Fri3
負傷者多数のユベントス、ミラン戦はコープマイネルスが38度近くの熱でプレー?
ユベントスのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルスは極限の状態で大一番を戦っていたようだ。 23日、セリエA第13節のミランとのビッグマッチをゴールレスドローで終えたユベントス。ケガ人が多発するなか、主砲のセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチも欠場し、ベンチ入りメンバーもままならなかった。 チアゴ・モッタ監督はアメリカ代表MFウェストン・マッケニーとコープマイネルスを前線中央で起用。チャンスの少ない膠着した試合を打ち破ることはできなかった。 フル出場したコープマイネルスだが、イタリア『トゥット・スポルト』によると、38度近い熱を出しながらプレー。コンディションが悪くても離脱者に悩むチームを助けたいと考えたようだ。 ユベントスは27日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節でアストン・ビラと対戦。中3日で再びの大一番となるが、コープマイネルスにはコンディションの回復が望まれる。 <span class="paragraph-title">【動画】緊張感漂った一戦はゴールレスドロー…ミランvsユベントス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9jjZsmRFMmo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.25 22:20 Mon4
「いつ戻ってくるかはまだわからない」主砲ヴラホビッチも起用不可…負傷者多数でのミラン戦にユベントス指揮官「全員がより多くのものを」
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が負傷者の状況について語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 現在セリエAで6位のユベントス。インターナショナルマッチウィーク明けに行われる23日の第13節では7位ミランとのビッグマッチに臨む。 モッタ監督は試合前会見でケガ人についてコメント。コロンビア代表に招集されながら左ヒザに重傷を負ったDFフアン・カバルに加え、セルビア代表の試合で負傷したFWドゥシャン・ヴラホビッチが起用不可だと明かしている。 「私の選手には皆それぞれ違った特徴があり、さまざまな選択肢や解決策を与えてくれる。明日はそれを見ることになる」 「ヴラホビッチは(グレイソン・)ブレーメル、(アルカディウシュ・)ミリク、ニコ(ニコラス・ゴンサレス)、ドウグラス・ルイス、カバル、ヴァシリイェ・アジッチらと同様、チームに加わることはまずないだろう。他の選手は全員最初か、途中から起用できるはずだ」 また、27日に控えるチャンピオンズリーグ(CL)のアストン・ビラ戦にヴラホビッチが間に合うかについては、「いつ戻ってくるかはまだわからない」と指揮官。主砲抜きでの大一番が続く可能性もあるようだ。 「明日は間違いなくいない。私は選手全員を信頼しているし、彼らは何をしなければならないかわかっている。必ずやってくれると信じている。守備と攻撃の両方でだ。これは義務であり、選択肢はないと全員が理解している」 さらに、モッタ監督は苦しい状況での戦い方にも言及。ケガ人の穴を全員で埋めなければならないと主張した。 「ケガも試合の一部だし、今度はドゥシャンの番だ。全員で守り、全員で攻撃する。ミランは準備万端の監督のもとチームとしてとても強い。彼らではなく我々にとって都合の良い流れに持ち込まなければならない」 「全員がもっと何かを見せなければならない試合だ。我々はカバルも失ってしまった。とても残念だ。ブレーメルの時と同様、この不在を目立たせないように、全員がより多くのものを見せなければならないだろう」 2024.11.22 22:30 Fri5