「ケイン、6月に会おう」ユナイテッドサポがトッテナム戦で合唱、ファーディナンド氏「彼がいれば優勝に」
2023.04.28 21:45 Fri
元イングランド代表DFであり、マンチェスターユナイテッドの黄金期を支えたリオ・ファーディナンド氏が、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(29)についてコメントした。イギリス『メトロ』が伝えている。27日のプレミアリーグ第33節で、4位ユナイテッドと5位トッテナムの直接対決が行われた。トッテナム・ホットスパースタジアムで行われたこの試合は、2-2の引き分けで終わり、勝ち点1を分け合う結果となった。
ユナイテッドへの移籍が噂されているケインだが、この日も1アシストと結果を残し、アウェイの地に来ていたユナイテッドサポーターから、「We’ll see you in June!(6月に移籍して来て!)」という願いがこもったチャントを送られたようだ。
ファーディナンド氏は、このチャントを確かに耳にしていたようだ。古巣のケイン獲得の噂について、イギリス『BT Sport』で意見を述べている。
「ケインの移籍について話し合っていなければ、私は非常に驚くだろう。今のスパーズの状況を見てほしい。ユナイテッドはそれを見て、(この移籍が)やり遂げられると考えなければいけない」
ケインとトッテナムの契約は来年の夏まで残っており、今年の夏の去就が注目されている。
ユナイテッドへの移籍が噂されているケインだが、この日も1アシストと結果を残し、アウェイの地に来ていたユナイテッドサポーターから、「We’ll see you in June!(6月に移籍して来て!)」という願いがこもったチャントを送られたようだ。
「ケインの移籍について話し合っていなければ、私は非常に驚くだろう。今のスパーズの状況を見てほしい。ユナイテッドはそれを見て、(この移籍が)やり遂げられると考えなければいけない」
「彼らは(ケインと契約すれば)リーグ優勝に近づく。1年待つのは長すぎる」
ケインとトッテナムの契約は来年の夏まで残っており、今年の夏の去就が注目されている。
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