レーティング:レアル・マドリー 2-0 チェルシー《CL》
2023.04.13 05:59 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、レアル・マドリーvsチェルシーが12日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが2-0で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽レアル・マドリー採点

GK
1 クルトワ 6.5
前半にフェリックスの決定機やオウンゴールになりそうなピンチを見事な反応で阻止。古巣相手に安定したゴールキーピングを披露
DF
2 カルバハル 6.5
試合終盤のククレジャへのラフプレーはいらなかったが、先制点の起点となる正確なフィードに加えて安定した繋ぎや守備で勝利に貢献
3 ミリトン 6.5
前半開始直後のピンチでフェリックスにうまく圧力をかけた。幾度かハイラインの背後を突かれた中で無理の利く守備で相手を抑え込んだ
4 アラバ 6.5
センターバックと左サイドバックでプレー。コンディションは途上も巧みなプレーリードと技術の高さで危なげないパフォーマンスだった
序盤にカードをもらったものの、攻守両面でアグレッシブなプレーを継続。安定した対人守備に効果的な運びや意表を突くパスで存在感を示した
(→リュディガー 6.0)
古巣初対戦で試合終盤にはマウントの決定機を見事なブロックで阻止
MF
15 バルベルデ 7.0
バエナの一件でメンタル面が懸念されたものの、普段通りのダイナミックなプレーで存在感を示した。切り替えの局面での献身的な守備、相手の退場に繋がる正確なパスなど勝利に貢献
8 クロース 6.5
決定的なプレーはなかったが、相手の中盤を巧みにいなすゲームメイクで流れを引き寄せた。守備の貢献度も申し分なし
(→チュアメニ -)
10 モドリッチ 6.5
前半序盤はカンテにやや苦戦も以降は完全に押し返す。機転を利かせたクイックリスタートで2点目の起点になるなど勝負の際を見極めた素晴らしいパフォーマンスだった
(→セバージョス 6.0)
リュディガーと共にチームを勝たせる見事なクローズを見せた
FW
21 ロドリゴ 6.0
クリバリに苦戦を強いられたが、同選手の交代直後にチルウェルの退場を誘発する大仕事
(→アセンシオ 6.5)
見事な左足のシュートでダメ押しゴールを記録。指揮官の期待に見事に応えた
9 ベンゼマ 6.5
直近のCLでイングランド勢相手に11連続ゴールとなる先制点を記録。その他の決定機は決め切れなかったが、前線の起点役としてしっかりと機能
20 ヴィニシウス 7.0
チームを勝利に導く2アシスト。試合を通して左サイドで質的優位をもたらした
監督
アンチェロッティ 6.5
アセンシオの投入で2点目を奪い切るなどさすがの采配力。ランパードとの師弟対決初戦に完勝
▽チェルシー採点

GK
1 ケパ 5.5
2失点共に責任なし。ビッグセーブというほどのプレーはさほど多くなかったが、相手の再三の枠内シュートを冷静に防いだ
DF
33 フォファナ 4.5
ジェームズの軽いプレーの影響は間違いなくあったが、序盤にカードをもらって以降はヴィニシウスに終始劣勢を強いられた
6 チアゴ・シウバ 5.5
長期離脱明けの試合も見事なゴールカバーなど個人としてはさすがのパフォーマンスだった
(→マウント 5.5)
試合終盤に見せ場が訪れるも、元同僚のビッグプレーに阻まれる
26 クリバリ 6.0
無理の利く守備で奮闘を見せていた中、右ハムストリングの負傷で後半序盤に負傷交代…
(→ククレジャ 5.0)
クリバリの負傷でスクランブル出場。投入直後に背後を取られた結果、カバーに入ったチルウェルが退場に。その後は気迫のこもったプレーで盛り返す
MF
24 リース・ジェームズ 4.5
前半は幾度か高い位置を取ってチャンスに絡んだが、守備の局面を中心に集中力を欠く場面が多くフォファナに負担を与えた
7 カンテ 5.5
今季出場4試合すべてで指揮官が異なる珍記録を樹立。試合の入りは素晴らしかったが、チーム全体の守勢を撥ね返すほどコンディションは上がり切っていなかった
(→ギャラガー 5.0)
ハードワークは見せたが効果的なプレーは見せられず
5 エンソ・フェルナンデス 5.5
攻守両面でかなり大きな負担を強いられた中、身体を張った守備だけでなく要所で良い配球を見せた
8 コバチッチ 5.0
他の中盤の選手同様に高負荷の一戦の中で細かいミスが散見
21 チルウェル 4.5
ククレジャのカバーに動いた結果の退場だったが、何とか我慢したかった。攻撃面ではチーム全体の問題で嵌ってしまう場面が多かった
FW
17 スターリング 5.0
幾度か背後への抜け出しや仕掛ける場面も見せたが、一発を狙ったチームの期待に応えられず
(→ハヴァーツ 5.0)
覇気のないプレーに終始し、見せ場なく試合を終える
11 フェリックス 5.0
マドリード帰還の一戦で幾度か見せ場はあったものの、決め切るエースの仕事ができなかった。チーム全体でうまくボールを動かせず、希薄な存在感に
(→チャロバー 5.5)
難しい状況での投入となった中、まずまず身体を張った守備を見せた
監督
ランパード 5.0
チルウェルの退場やクリバリの負傷は痛かったが、用意してきたプランが機能しなかった中で試合中に効果的な修正を施せず
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ヴィニシウス(レアル・マドリー)
ゴールこそ奪えなかったものの、エル・ブランコの攻撃を牽引し続けた世界屈指のドリブラーをMOMに選出。相手の右サイドの守備に常に脅威をもたらし続けた。
レアル・マドリー 2-0 チェルシー
【レアル・マドリー】
ベンゼマ(前21)
アセンシオ(後29)
▽レアル・マドリー採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 クルトワ 6.5
前半にフェリックスの決定機やオウンゴールになりそうなピンチを見事な反応で阻止。古巣相手に安定したゴールキーピングを披露
DF
2 カルバハル 6.5
試合終盤のククレジャへのラフプレーはいらなかったが、先制点の起点となる正確なフィードに加えて安定した繋ぎや守備で勝利に貢献
前半開始直後のピンチでフェリックスにうまく圧力をかけた。幾度かハイラインの背後を突かれた中で無理の利く守備で相手を抑え込んだ
4 アラバ 6.5
センターバックと左サイドバックでプレー。コンディションは途上も巧みなプレーリードと技術の高さで危なげないパフォーマンスだった
12 カマヴィンガ 6.5
序盤にカードをもらったものの、攻守両面でアグレッシブなプレーを継続。安定した対人守備に効果的な運びや意表を突くパスで存在感を示した
(→リュディガー 6.0)
古巣初対戦で試合終盤にはマウントの決定機を見事なブロックで阻止
MF
15 バルベルデ 7.0
バエナの一件でメンタル面が懸念されたものの、普段通りのダイナミックなプレーで存在感を示した。切り替えの局面での献身的な守備、相手の退場に繋がる正確なパスなど勝利に貢献
8 クロース 6.5
決定的なプレーはなかったが、相手の中盤を巧みにいなすゲームメイクで流れを引き寄せた。守備の貢献度も申し分なし
(→チュアメニ -)
10 モドリッチ 6.5
前半序盤はカンテにやや苦戦も以降は完全に押し返す。機転を利かせたクイックリスタートで2点目の起点になるなど勝負の際を見極めた素晴らしいパフォーマンスだった
(→セバージョス 6.0)
リュディガーと共にチームを勝たせる見事なクローズを見せた
FW
21 ロドリゴ 6.0
クリバリに苦戦を強いられたが、同選手の交代直後にチルウェルの退場を誘発する大仕事
(→アセンシオ 6.5)
見事な左足のシュートでダメ押しゴールを記録。指揮官の期待に見事に応えた
9 ベンゼマ 6.5
直近のCLでイングランド勢相手に11連続ゴールとなる先制点を記録。その他の決定機は決め切れなかったが、前線の起点役としてしっかりと機能
20 ヴィニシウス 7.0
チームを勝利に導く2アシスト。試合を通して左サイドで質的優位をもたらした
監督
アンチェロッティ 6.5
アセンシオの投入で2点目を奪い切るなどさすがの采配力。ランパードとの師弟対決初戦に完勝
▽チェルシー採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ケパ 5.5
2失点共に責任なし。ビッグセーブというほどのプレーはさほど多くなかったが、相手の再三の枠内シュートを冷静に防いだ
DF
33 フォファナ 4.5
ジェームズの軽いプレーの影響は間違いなくあったが、序盤にカードをもらって以降はヴィニシウスに終始劣勢を強いられた
6 チアゴ・シウバ 5.5
長期離脱明けの試合も見事なゴールカバーなど個人としてはさすがのパフォーマンスだった
(→マウント 5.5)
試合終盤に見せ場が訪れるも、元同僚のビッグプレーに阻まれる
26 クリバリ 6.0
無理の利く守備で奮闘を見せていた中、右ハムストリングの負傷で後半序盤に負傷交代…
(→ククレジャ 5.0)
クリバリの負傷でスクランブル出場。投入直後に背後を取られた結果、カバーに入ったチルウェルが退場に。その後は気迫のこもったプレーで盛り返す
MF
24 リース・ジェームズ 4.5
前半は幾度か高い位置を取ってチャンスに絡んだが、守備の局面を中心に集中力を欠く場面が多くフォファナに負担を与えた
7 カンテ 5.5
今季出場4試合すべてで指揮官が異なる珍記録を樹立。試合の入りは素晴らしかったが、チーム全体の守勢を撥ね返すほどコンディションは上がり切っていなかった
(→ギャラガー 5.0)
ハードワークは見せたが効果的なプレーは見せられず
5 エンソ・フェルナンデス 5.5
攻守両面でかなり大きな負担を強いられた中、身体を張った守備だけでなく要所で良い配球を見せた
8 コバチッチ 5.0
他の中盤の選手同様に高負荷の一戦の中で細かいミスが散見
21 チルウェル 4.5
ククレジャのカバーに動いた結果の退場だったが、何とか我慢したかった。攻撃面ではチーム全体の問題で嵌ってしまう場面が多かった
FW
17 スターリング 5.0
幾度か背後への抜け出しや仕掛ける場面も見せたが、一発を狙ったチームの期待に応えられず
(→ハヴァーツ 5.0)
覇気のないプレーに終始し、見せ場なく試合を終える
11 フェリックス 5.0
マドリード帰還の一戦で幾度か見せ場はあったものの、決め切るエースの仕事ができなかった。チーム全体でうまくボールを動かせず、希薄な存在感に
(→チャロバー 5.5)
難しい状況での投入となった中、まずまず身体を張った守備を見せた
監督
ランパード 5.0
チルウェルの退場やクリバリの負傷は痛かったが、用意してきたプランが機能しなかった中で試合中に効果的な修正を施せず
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ヴィニシウス(レアル・マドリー)
ゴールこそ奪えなかったものの、エル・ブランコの攻撃を牽引し続けた世界屈指のドリブラーをMOMに選出。相手の右サイドの守備に常に脅威をもたらし続けた。
レアル・マドリー 2-0 チェルシー
【レアル・マドリー】
ベンゼマ(前21)
アセンシオ(後29)
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一番信用ならないチームは…/原ゆみこのマドリッド
「やっと平常モードに戻ったわね」そんな風に私が懐かしさを覚えていたのは月曜日。レアル・マドリーがリスボンに到着する映像をお昼のニュースで見た時のことでした。ここ2週間、スペインサッカー界のミッドウィークはコパ・デル・レイ開催だったため、マドリッド勢で試合があったのはアトレティコだけでした。対照的に16強対決でアルバセテ(2部)に敗退したお隣さんは平日中、みっちりバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場でトレーニングに明け暮れていたんですが、それだとやっぱり、話題があまりなくて……。 ようやく今週になって、火曜日午後9時(日本時間翌午前5時)にベンフィカとのCLノックアウトステージプレーオフ1stレグがやって来たため、週2試合ペースに戻ったんですが、怖いのは来週水曜日にベルナベウで開催される2ndレグで万が一、敗退するようだと、マドリーの今季はもうリーガだけ、シーズン終了まで週1試合ペースが続くことになります。 1月28日のCLリーグフェーズ最終節でそのマドリーに4-2で勝利。しかも後半アディショナルタイムの全員攻撃でGKトゥルビンが決めたヘッドのおかげで、プレーオフ出場圏の末席に滑り込めたベンフィカのモウリーニョ監督は、「Me gustaría mucho eliminar al Madrid, y que Arbeloa gane la Liga/メ・グスタリア・ムーチョ・エリミナール・アル・マドリッド、イ・ケ・アルベロア・ガネ・ラ・リーガ(私はマドリーを敗退させたい。そしてアルベロアはリーガ優勝するように)」と言っていたんですけどね。 でもCL早期敗敗退となると、アルベロア監督の来季続投が怪しくなってきて……。当人は試合前日記者会見で否定していたんですけどね。あと1年ベンフィカと契約がありながら、違約金を払わず退団できる条項が付いているため、モウリーニョ監督がマドリーに戻って来る可能性もあるなんて話も出て来たりするんですが、それは勘弁。グアルディオラ監督時代のバルサとのあんな刺々しい雰囲気はもう味わいたくないですって。 ちなみにマドリーのこの試合の欠場者はリハビリ中のミリトン、ベリンガム、そして前回のダ・ルス訪問で退場処分を受けたロドリゴとアセンシオ。それでも土曜日のリーガでリュディガー、トレントが先発復帰、カルバハルも途中出場したため、バルベルデが右SBから中盤に戻る今回はきっと、あんなザル守備にはならないと思いますが……。 CLはちょっと脇に置いておくことにして、先に週末にあったリーガ24節のマドリッド勢がどうだったか、お伝えしていくことにすると。先陣を切ったのは前節、ようやく8試合ぶりに白星を挙げた弟分のヘタフェで、コリセウムに上位のビジャレアルを迎えたんですが、やっぱり勝利は選手たちの自信になるんですかね。この日は前半終盤にベイガにエリア内で倒されてサトリアーノがPKを獲得すると、アランバリが決めて先制。53分にも冬の市場で一緒に来たFWの同僚、もう2得点しているルイス・バスケス(アンデルレヒトから移籍))に遅れをとっていたサトリアーノ(同オリンピック・リヨン)が、ファン・イグレシアスのクロスをヘッドで決め、ヘタフェを2点リードに導くと、反撃を75分のミカウターゼの一発だけに抑えて、2-1で勝っているんですから、嬉しいじゃないですか。 これには直近のセルタ戦でスコアレスドローだった時は、pito(ピト/ブーイング)まで聞こえるようになっていたコリセウムのファンも大満足したはずですが、ヘタフェに来るレベルですし、新しいFWたちは決してゴール量産タイプではないんですけどね。ボルダラス監督によると、「Son chicos que venían de tener pocos minutos en sus equipos y poco protagonismo/ソン・チコス・ケ・ベニアン・デ・テネール・ポコス・ミヌートス・エン・スス・エキポス・イ・ポコ・プロタゴニスモ(前のチームではプレー時間も、主役を張る機会もあまりなかった選手たち)だが、やる気は満々だ」そうで、それってゴール不足で苦しんいたヘタフェは補強に成功したと言っていい? おかげで順位も11位という安全圏を維持した彼らだったんですけど、まだ降格圏との差は勝ち点5ですからね。ホーム連戦となる日曜日のセビージャ戦でもこの調子を続けて、早いところ、残留目安の勝ち点40以上に到達してもらいたいところ。 そして土曜日の夜にはベルナベウに行ったんですが、ようやく暴風雨季が去ったのか、いつ以来でしょうかね、傘を持たずに外出できたのは。それだけでも気が楽だったんですが、この日のマドリーは相手にも恵まれました。ミッドウィークフリーだった彼らと違い、レアル・ソシエダは水曜日にコパ準決勝1stレグをアスレティックとプレーしていて、サン・マメスでの激戦を0ー1で制したものの、やはり疲労が溜まっている選手がいたんですね。マテラッツオ監督はその試合から、5人のスタメンをローテーション。 マドリーの方はエムバペが意表を突いて、ベンチスタートとなったんですが、ゴンサロは彼がピッチにいないとゴールを入れますね。開始5分にはもう、先発復帰したトレントのラストパスをカンテラーノ(RMカスティージャ出身の選手)が流し込んで、先制しているんですから、偉いじゃないですか。でもねえ、そのリードは長続きせず、20分にはハイセンがソレルのパスを追ったエレーラをエリア内で倒し、ペナルティを取られてしまったから、さあ大変。 おかげでオジャルサバルのPKで同点になった後、この日は静かだったスタンドからハイセンにブーイングが飛んでいたんですが、大丈夫。というのもその4分後にはもう、ソシエダがペナルティ返しをしてきたから。アランブルがヴィニシウスをエリア内左奥で倒して、その当人がPKを決めると、25分には再びマドリーがリード。すると31分にもカマヴィンガ、カレラスと繋いだボールを右SBから解放されたバルベルデが撃ち込んで、アディショナルタイムのゴンサロのゴール前からのシュートは外れてしまったものの、3ー1でハーフタイムに入ったとなれば、もう大船に乗った気でいていい? そして後半も再び、アランブルがヴィニシウスをエリア内で倒し、48分にはキッカーもリピートで4点目が入ったため、アルベロア監督は膝に問題のあるエムバペを「para que en Lisboa empiece desde el principio/パラ・ケ・エン・リスボア・エンピエセ・デスデ・エル・プリンシピオ(リスボンで先発できるように)」温存。さらに60分にはトレントをカルバハルに、リュディガーをアラバにと負傷から戻って来た選手の足慣らしをさせたり、バルベルデ、カマヴィンガ、チュアメニと中盤の鍵になる選手たちにもお休みを与えることができましたからね。 おまけにこの4ー1勝利のおかげで、リーガ8連勝としたマドリーは、月曜日にバルサがジローナに2ー1のビックリ敗戦をしたため、とうとう勝ち点差2とつけて首位に立つことに。まさに「Hemos hecho una gran semana de entrenamientos y se ha reflejado en el campo/エモス・エッチョー・ウナ・グラン・セマーナ・デ・エントレナミエントー・イ・セ・ア・レフレハードー・エン・エル・カンポ(ウチは素晴らしい練習の1週間を過ごし、それがピッチに反映された)」感じでしたが、さて。今はこれがベンフィカにリベンジするのにも有効なことを祈るばかりでしょうか。 そして日曜日はラージョとアトレティコの兄弟分ダービー。快晴の中、明るい時間にブタルケに行けたのはラッキーだったんですけどね。エスタディオ・バジェカスでなく、2部の弟分レガネスのホームでの開催になったのは、1節前のオビエド戦が芝を貼り替えたばかりのピッチが悪天候のせいで使いものにならず、当日延期となった後、ラ・リーガがギリギリまで待ってくれず。アトレティコ戦もバジェカスでは開催不可とされ、ブタルケを借りることになったからなんですが、これもひどい話で、アボナードー(年間指定席保有者)は土曜日限定で、スタジアムよりメトロ1号線でもっと南に行ったところにある練習場まで、チケットを引き取りに行かないといけなくてねえ。 元々、ダービーはハイリスクな試合とされ、チケットの当日販売もなく、ブカネーロス(ラージョのウルトラ集団)を始めとする大勢のファンはお昼にバジェカス地区でデモをして、試合に行かないことを選択。よってブタルケのスタンドは半分ぐらい空だったんですが、前日はやっぱり芝がボロボロの練習場でセッションができず、ヘタフェの練習場でやったという不遇なイニゴ・ペレス監督のチームはこの逆境を見事に克服したんですよ。 木曜日のメトロポリターノでは、コパ準決勝1stレグでバルサを4ー0とコテンパンにのしたアトレティコが別人だったから、もうどうしていいものか。そう、元凶はこのところ、働くのは平日だけに決めたらしいシメオネ監督がスタメンを9人もローテーションしてきたことだったんですが、でも選手たちも選手たちですよね。いくらアトレティコファンの姿がスタンドにほぼ皆無だったとしても、バルサを前にした日の喰らいついていくプレーがまったく見られず。 それどころか、前半39分にはあれだけジャマルを抑えていたルッジェーリがラティウにかわされ、エリア中央へのラストパスを許すと、フラン・ペレスがラージョの先制点をゲット。さらに45分にもレングレのパスミスでボールを奪われると、ラティウが3人もいたアトレティコ選手の間にボールを通し、イシのシュートはGKオブラクがparadon(パラドン/スーパーセーブ)してくれたものの、こぼれ球に誰も詰めず、バレンティンに押し込まれているって、一体、どこまで呆けている? 2ー0で後半が始まると、もう56分には3人一斉交代となり、ええ、ピッチにはフリアン・アルバレスが入り、その7分後にはルックマンとジョレンテも出て、早くも交代枠を使い果たしていたんですけどね。3人もFWがいながら、GKバタジャの手を煩わすのがニコ・ゴンサレスぐらいではねえ。おまけに30分にはショートのCKから、ラージョの3人一斉交代で入ったアルバロ・ガルシアにクロスを上げられて、メンディのヘッドで3点目を入れられているって、もうこの世のものとは思えませんって。 3ー0で勝ったラージョはおかげでマジョルカを越えて17位に上がり、3週間ぶりに降格圏から脱出。スタジアム&練習場難民となりながらも、「Los problemas nos unen mucho más, nos motivan/ロス・プロブレマス・ノス・ウネン・ムーチョ・マス、ノス・モティバン(問題があるとより団結が強まるし、モチベーションにもなる)」(イシ)と選手たちが根性を見せて、リーガ3連敗から立ち直れたのは喜ばしいですよ。でも情けないのは兄貴分の方で、とうとうオブラクからは、「Parece que LaLiga se ha tirado/パレセ・ケ・ラ・リーガ・セ・ア・ティラードー(リーガを投げ出したように見える)」というコメントが出てくることに。 いえ、シメオネ監督は「オブラクの言葉には同意しない。El equipo no elige partidos, el equipo jugó mal・エル・エキポ・ノー・エリヘ・パルティードス、エル・エキポ・フゴ・マル(チームは試合を選んではいない。悪いプレーをしただけ)」と反論していたんですけどね。訊きたいのは、コパでは準々決勝ベティス戦、バルサ戦と2試合で9得点もしながら、リーガはレバンテ、ベティス、ラージョ戦すべて無得点で1分け2敗。どうしてそこまでプレーに落差があるのかなんですが、やっぱりそれってやる気の問題では? ここまで態度があからさまだと、水曜日午後9時からのクラブ・ブルージュとのCL16強対決進出プレーオフ1stレグでは、本気の方のアトレティコを見せてくれるはずですけどね。ただ、この相手には2022-23シーズンのCLグループリーグのアウェイで負け、ホームでも引き分けて、最後は4位敗退した黒歴史がありますし、リーグフェーズ2節ではバルサと3-3で引き分けている点は要注意。 それにしたって、もしここでCLが終わり、その間、16強対決直接出場のバルサは週1試合になるため、コパ準決勝2ndレグでまさかの大逆転敗退が絶対ないとも言えず。「Cuando nosotros jugamos al 99 nunca nos dio/クアンドー・ノソトロス・フガモス・アル・ノベンタイヌエベ・ヌンカ・ノス・ディオ(ボクらが99%でプレーして結果が出たためしがない)」(ヒメネス)試合をその頃までリーガで続けて、来季CL出場圏からも落ちていたら、もう目も当てられないってこと、シメオネ監督も選手も考えないんでしょうかね。 2026.02.19 10:43 Thu3
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ベンフィカがアルゼンチンの新たな逸材の確保に成功したようだ。スペイン『スポルト』が報じている。 名門ベレス・サルスフィエルドでプレーするアルゼンチン人FWジャンルカ・プレスティアーニ(17)は、アルゼンチン国内で将来を嘱望される小兵のアタッカーだ。 現時点で166cmと体格には恵まれていないものの、卓越したアジリティとフットサルで培った圧倒的なボールスキルを駆使したドリブルを最大の特長とする右利きのアタッカーは、10代前半から将来を嘱望される若手として認知されてきた。 そして、昨年5月に行われたコパ・リベルタドーレスのエストゥディアンテス戦で16歳でのファーストチームデビューを果たすと、左右のウイングを主戦場にベレスではここまで公式戦39試合に出場し、3ゴール1アシストを記録。また、U-17アルゼンチン代表としても6試合に出場していた。 戦術理解度やメンタル面のコントロール、当たり負けしないフィジカル作りと、同年代の多くの逸材と同様の改善点を残すが、密集地帯、オープンスペースに関わらず、キレだけでなく駆け引きでも優位に立てるドリブル、パンチ力のあるシュートはすぐにでも通用するはずだ。 その逸材に対してはバルセロナとレアル・マドリーなど錚々たるヨーロッパのビッグクラブが関心を示していたが、同じく早い段階から獲得への動きを見せていたベンフィカ行きがほぼ確実となっているようだ。 ベレスのファビアン・ベルランガ会長は、「ベンフィカからオファーがあり、もちろん我々はそれを分析している。我々はプレーヤーの売却をやめるつもりはない。なぜなら資金が必要だからだ」と、同選手のベンフィカ行きの可能性を認めた。 さらに、プレスティアーニが1月31日生まれということもあり、加入時期は今冬になるとの見通しを語っている。 「現時点で未成年であるため、彼はその日まで移籍できないが、(ベンフィカと)事前の合意がある。得た資金でチームのニーズを満たさなければならない」 なお、ベンフィカは800万ユーロ(約13億円)でプレスティアーニの85%の権利を買い取るオファーによって合意を取り付けた模様だ。 2023.11.18 06:00 Sat4
代表戦で衝突のアルダ・ギュレルとソボスライがSNSで場外戦…出場時間揶揄に対してマドリーMFが痛烈な返し
レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルとリバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがSNS上で場外戦を繰り広げている。 両国は今回のインターナショナルマッチウィークに行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・リーグA/B昇降格プレーオフで激突。 トルコホームの1stレグをトルコが3-1で先勝していたなか、ハンガリーホームで行われた23日の2ndレグもトルコが3-0で快勝。2戦合計6-1の完勝でリーグA昇格を決めていた。 同試合ではチーム2点目を挙げたギュレルが1年前のフレンドリーマッチでも衝突が伝えられ、今回の再戦でもバチバチとやり合っていたソボスライに激しく詰め寄られた際に「黙れ」のジェスチャーを行い、小競り合いとなっていた。 ここまでであれば、試合中によくある揉め事として流されるはずだったが、試合後も怒りが収まらないハンガリー代表のキャプテンはハンガリー『Nemzeti Sport』がインスタグラムに投稿した当該のやり取りを収めた写真に対して、「1088」とのコメントを残した。 この数字はカルロ・アンチェロッティ監督の下、ポジション争いで苦戦するギュレルのマドリーでの今シーズンのプレータイムを揶揄したものとされ、物議を醸していた。 これに対して血気盛んな20歳MFも黙っておらず、自身のインスタグラムのストーリーズで反撃。「この男は冗談だ。6ゴールで黙るには十分じゃないのか?」とのキャプションとともに同じ画像とトルコの3-0のスコアを写した画像を投稿。 さらに、画像をよく確認すると、ハンガリーのスコアの下に「ソボスライ 1インスタグラムコメント」と細かな加工も加えられており、痛烈に煽り返した。 ここに至る両選手の衝突の経緯はわからず、外野がとやかく言うべきではないが、ひとまず互いに冷静さを取り戻し、今後は場外戦ではなく改めてピッチの上で白黒つけたいところか。 2025.03.25 06:30 Tue5
