【CL準々決勝プレビュー】12季ぶりベスト8のインテル、再びポルトガルの雄と激突《ベンフィカvsインテル》
2023.04.11 12:30 Tue
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、ベンフィカvsインテルが日本時間11日28:00にキックオフされる。ラウンド16でポルトを下したインテルがベスト4進出を懸けて再びポルトガルの雄と激突する一戦だ。
両チームはこれまで3度対戦。インテルから見て2勝1分け。直近では2002-03シーズンのUEFAカップ4回戦で対戦し、2戦合計スコア4-3でインテルが勝ち上がっていた。
▽予想スタメン
GK:ヴラチョディモス
DF:ジウベルト、アントニオ・シウバ、モラト、グリマルド
MF:フロレンティーノ、シキーニョ
MF:ジョアン・マリオ、ラファ・シウバ、アウルスネス
FW:ゴンサロ・ラモス
負傷者:DFバー、FWドラクスラー、ゲデス
出場停止者:オタメンディ
▽予想スタメン
GK:オナナ
DF:ダルミアン、アチェルビ、バストーニ
MF:ダンフリース、バレッラ、チャルハノール、ムヒタリアン、ディマルコ
FW:ジェコ、ラウタロ・マルティネス
負傷者:DFシュクリニアル
出場停止者:なし
背中の負傷で今季絶望の可能性が報じられるシュクリニアルが欠場する以外は主力に欠場者はいない。ジェコではなくルカク起用の可能性がある。
★注目選手
◆MFジョアン・マリオ(ベンフィカ)
古巣対決となるジョアン・マリオに注目。2016~2018シーズンにかけてインテルに在籍したプレーメーカーは、インテルでは結果を残せずウェストハム、ロコモティフ・モスクワ、スポルティングCPへのレンタル移籍を経て2021年に退団。昨季からは自身が育ったクラブでもあるスポルティングCPのライバル・ベンフィカに完全移籍し、本来の実力を発揮しているところだ。
2列目で流動的な動きを見せ、MFラファ・シウバ、MFアウルスネスらとの絶妙なコンビネーションでアクセントを付け、今季はゴールに絡む仕事を完遂。今季ここまで公式戦23ゴール12アシストと圧巻のスタッツを残している。守備を固めてくることが予想されるインテルを打開するキーマンとなりそうだ。
◆FWラウタロ・マルティネス(インテル)
対するインテルの注目選手にはラウタロを挙げたい。公式戦ここ6試合ゴールなしと不振に陥っているインテルのエースFW。元々好不調の波が激しいタイプではあるが、彼の得点力がそのままインテルの結果に反映されてしまっているだけにこの大一番でケチャどば再開といきたい。ポルト戦と同様の展開に持ち込むことをS・インザーギ監督がイメージしていると思われる中、同胞のオタメンディが出場停止で不在の隙を突いてカウンターからの一刺しを突き刺せるか。
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ラウンド16ではクラブ史上初めて決勝トーナメントに進出したクラブ・ブルージュを相手に2戦合計スコア7-1、2連勝で2季連続ベスト8進出を決めたベンフィカ。そのベンフィカは直近の2位ポルトとの上位対決こそ落として公式戦連勝が12で止まったものの、国内リーグではそのポルトを7ポイント離して首位を快走中。インテル戦に集中できる状況で大一番を迎えた。一方、ラウンド16でポルトを2戦合計スコア1-0、1勝1分けで勝ち上がり、12季ぶりのベスト8進出としたインテルは、セリエAでは躓いており、ここ4試合勝利から見放されてついに来季のCL出場圏外の5位に後退した。久々に8強に進出したCLにシフトした戦いをしたいところだが、来季のCL出場がマストなため、そうは言ってられない状況となっており、ベンフィカとは対照的と言える。◆ベンフィカ◆
【4-2-3-1】
【4-2-3-1】
(C)CWS Brains,LTD.
▽予想スタメン
GK:ヴラチョディモス
DF:ジウベルト、アントニオ・シウバ、モラト、グリマルド
MF:フロレンティーノ、シキーニョ
MF:ジョアン・マリオ、ラファ・シウバ、アウルスネス
FW:ゴンサロ・ラモス
負傷者:DFバー、FWドラクスラー、ゲデス
出場停止者:オタメンディ
守備の要であるオタメンディが出場停止となる。また直近のポルト戦で左ヒザを負傷して交代したバーが欠場する可能性があり、バックラインのレギュラー2枚を欠く可能性が高い。
◆インテル◆
【3-5-2】
【3-5-2】
(C)CWS Brains,LTD.
▽予想スタメン
GK:オナナ
DF:ダルミアン、アチェルビ、バストーニ
MF:ダンフリース、バレッラ、チャルハノール、ムヒタリアン、ディマルコ
FW:ジェコ、ラウタロ・マルティネス
負傷者:DFシュクリニアル
出場停止者:なし
背中の負傷で今季絶望の可能性が報じられるシュクリニアルが欠場する以外は主力に欠場者はいない。ジェコではなくルカク起用の可能性がある。
★注目選手
◆MFジョアン・マリオ(ベンフィカ)
Getty Images
古巣対決となるジョアン・マリオに注目。2016~2018シーズンにかけてインテルに在籍したプレーメーカーは、インテルでは結果を残せずウェストハム、ロコモティフ・モスクワ、スポルティングCPへのレンタル移籍を経て2021年に退団。昨季からは自身が育ったクラブでもあるスポルティングCPのライバル・ベンフィカに完全移籍し、本来の実力を発揮しているところだ。
2列目で流動的な動きを見せ、MFラファ・シウバ、MFアウルスネスらとの絶妙なコンビネーションでアクセントを付け、今季はゴールに絡む仕事を完遂。今季ここまで公式戦23ゴール12アシストと圧巻のスタッツを残している。守備を固めてくることが予想されるインテルを打開するキーマンとなりそうだ。
◆FWラウタロ・マルティネス(インテル)
Getty Images
対するインテルの注目選手にはラウタロを挙げたい。公式戦ここ6試合ゴールなしと不振に陥っているインテルのエースFW。元々好不調の波が激しいタイプではあるが、彼の得点力がそのままインテルの結果に反映されてしまっているだけにこの大一番でケチャどば再開といきたい。ポルト戦と同様の展開に持ち込むことをS・インザーギ監督がイメージしていると思われる中、同胞のオタメンディが出場停止で不在の隙を突いてカウンターからの一刺しを突き刺せるか。
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