「自信ある」…ランパードがチェルシー復帰後初会見で決意表明! ファンにメッセージも

チェルシーに復帰したフランク・ランパード暫定監督が就任後の初会見で決意表明した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

今年1月にエバートン監督を志半ばで辞してから、フリーが続いたランパード氏。2日に成績不振を理由にグレアム・ポッター監督を解任した古巣チェルシーから、今季いっぱいの契約ながら声がかかり、6日に再びの指揮が決まった。

あくまでつなぎ役だが、約2年ぶりに指揮官の座に返り咲いたランパード暫定監督は「かなり簡単な決断だった。ここは私のクラブ。選手としても、指導者としてもね。このクラブにたくさんの感情や思い入れがある」と話した。
また、「私はとても現実的な人間でもある」と続け、「チャンスを得られたのを嬉しく思うし、機会を与えると決めた人々にも感謝したい」と口にしつつ、誓いを立てた。

「自分には自信がある。当然ながら、これまで多くの選手と一緒に仕事もしているから、チームのこともよく理解している。練習場をはじめ、スタジアム、ファンもね。チェルシーのファンが何を求めているのかもだ」「自分の頑張りで彼らが望むものをもたらせるように最大限の努力をする」

そして、「喜んでくれている人々にとても感謝だ。そうじゃない人々がいても、望むところにチームを導くため、そして、誇りに思うチームにするために最大限の努力をするのはわかってもらえるはず」とファンにもメッセージを送った。

「偉そうに聞こえるが、チェルシーのファンとの関係にあまり多くを語る必要なんてないと思う。ここで13年もプレーし、監督もやって、信じられない瞬間も、困難な瞬間も数多く経験した」

「もうほとんど思い出せないが、何年も前にこのクラブに加入してから、彼らが本当によく支えてくれたし、そのことにずっと感謝し続ける」

「ここで、このクラブをヘルプし、みんなで一緒になってスタンフォード・ブリッジでのあの日、あの夜を彷彿とさせ、このシーズン終盤のエネルギーを感じられたら良い」

「そうした挑戦をするためにここにいるし、したい」

今季が終わってからはどうなるかわからないが、再び愛するクラブの指揮チャンスを手にしたランパード氏。現役時代に中盤の選手ながら、チェルシー史上最多の公式戦211ゴールを決めた言わずと知れたレジェンドOBは立て直しなるか。