【プレミアリーグ第29節プレビュー】注目の上位対決2カードに、ロンドン2チームが新体制初陣!
2023.04.01 18:00 Sat
インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節は、FAカップ並行開催に伴い、マンチェスター2強やリバプールの試合が延期となった中、快勝のアーセナルが暫定ポイント差を「8」に広げた。
中断明け初戦となる第29節では、優勝争いとトップ4争いを左右する2位のマンチェスター・シティ(勝ち点61)と6位のリバプール(勝ち点42)によるビッグマッチが開催される。
現在、公式戦6連勝中と好調を維持するシティだが、一時の不調から完全に復調した首位チームが一向に勝ち点を取りこぼさず。勝ち点3を積み重ねても、なかなか勝ち点差が縮まらない苦しい状況が続く。とはいえ、逆転優勝に向けては今月末に控える直接対決まで勝ち続けるしかない。
前回対戦で敗れている難敵とホーム戦に向けては急性虫垂炎の手術で不在のMFフォーデンに加え、直近公式戦2試合連続ハットトリック達成のFWハーランドに欠場の可能性…。グアルディオラ監督としては若き両主力不在の可能性もある中でアタッキングユニットの組み合わせに頭を悩ませることになりそうだ。
対するリバプールは直近のチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦の敗北によって今季の無冠がほぼ確定。さらに、リーグ前々節では格下ボーンマスに0-1の敗戦を喫しており、5戦無敗の良い流れも断ち切られている。今回のシティ戦を皮切りにチェルシー、アーセナルとの重要な3連戦を控えており、逆転でのトップ4フィニッシュへ早くも正念場だ。代表戦明けという難しい条件の中で難所エティハドを攻略し、公式戦連敗ストップなるか。
2試合未消化で4位のトッテナム(勝ち点49)を2ポイント差で追走するニューカッスルは、一時の5戦未勝利の不振を乗り越えて直近2連勝と勢いを取り戻した。今回の一戦ではEFLカップ決勝で完敗した因縁の相手にリベンジを果たし、不振の4位チームに更なる圧力をかけたい。
一方、ユナイテッドは直近のFAカップでフルアムを逆転で破ってベスト4進出。同じくベスト8進出のヨーロッパリーグ(EL)と共にカップ戦での好調が続く。ただ、リーグ戦ではリバプール戦の0-7の惨敗、最下位サウサンプトン相手の0-0のドローと2試合未勝利が続いており、今回のアウェイゲームではマグパイズとの直接対決を制して3位死守といきたい。絶好調のFWラッシュフォードら一部主力の状態は懸念材料だが、敵地から勝ち点3を持ち帰りたい。
リーグ6連勝で首位を快走するアーセナルは、リバプールのアシストを期待しつつ、14位のリーズ・ユナイテッド(勝ち点26)を相手に7連勝を狙う。DF冨安健洋やDFサリバとディフェンスラインに負傷者が重なっているが、好調の攻撃陣は厚みを増している。対するリーズではMFアダムスやFWニョントといった主力に離脱者が出ており、ホームチームが連勝を伸ばす可能性は高いか。
シーズン佳境に差し掛かる中で今回のインターナショナルマッチウィークではトッテナムと、12位のクリスタル・パレス(勝ち点27)のロンドン勢2クラブで監督交代が起きた。
暫定4位のトッテナムは直近のサウサンプトン戦のドロー後に、選手とクラブを痛烈に批判したコンテ監督が契約解除で退任し、残り10試合は副官ステッリーニを暫定指揮官に据え、ライアン・メイソンと共にトップ4フィニッシュを目指す。その初陣では15位のエバートン(勝ち点26)というタフな相手と対戦。DFベン・デイビスとDFベン・デイビス、MFペリシッチとウイングバック陣を中心に離脱者が出ている中、復帰濃厚の守護神ロリスや両エースといった中心選手の奮起が求められる。
一方、2023年に入って未勝利が続いたパレスは前節のアーセナル戦を前にヴィエラ監督を解任。今回の中断期間に元指揮官の老将ホジソンに立て直しを託す決断を下した。そして、ホジソン体制の初陣は勝ち点2差で17位に位置するレスター・シティとのシックスポインターに臨む。今冬の補強を含めてスカッドの質に大きな問題はなく、酸いも甘いも嚙み分ける75歳の手腕で初陣勝利と共に2023年初白星を手にできるか。
その他のカードでは、MF三笘薫を擁する7位のブライトン(勝ち点42)と、10位のチェルシー(勝ち点38)の2チームの戦いに注目。
消化試合数を考えれば逆転でのトップ4も十分に狙えるブライトンは、同勝ち点で並ぶ8位のブレントフォードというタフな相手と対戦。堅守速攻を貫くタフなアウェイチームに対して、シーガルズがボールを握る展開が予想される。日本代表で2試合を戦い長距離移動を含め疲労困憊の三笘だが、相手守備ブロックをこじ開ける切り札として存在感を示したい。
前節のエバートン戦を2-2のドローで終えて完全復調が遠いチェルシーは、週明けにリバプールとのビッグマッチを控える中で同勝ち点の11位アストン・ビラ(勝ち点38)と対戦。チームとして停滞感が漂うものの、中断期間にはMFカンテが待望の実戦復帰。その世界屈指のダイナモの復帰を追い風に曲者撃破を狙う。
◆プレミアリーグ第29節
▽4/1(土)
《20:30》
マンチェスター・シティ vs リバプール
《23:00》
ボーンマス vs フルアム
アーセナル vs リーズ
ブライトン vs ブレントフォード
クリスタル・パレス vs レスター・シティ
ノッティンガム・フォレスト vs ウォルバーハンプトン
《25:30》
チェルシー vs アストン・ビラ
▽4/2(日)
《22:00》
ウェストハム vs サウサンプトン
《24:30》
ニューカッスル vs マンチェスター・ユナイテッド
▽4/3(月)
《28:00》
エバートン vs トッテナム
中断明け初戦となる第29節では、優勝争いとトップ4争いを左右する2位のマンチェスター・シティ(勝ち点61)と6位のリバプール(勝ち点42)によるビッグマッチが開催される。
現在、公式戦6連勝中と好調を維持するシティだが、一時の不調から完全に復調した首位チームが一向に勝ち点を取りこぼさず。勝ち点3を積み重ねても、なかなか勝ち点差が縮まらない苦しい状況が続く。とはいえ、逆転優勝に向けては今月末に控える直接対決まで勝ち続けるしかない。
対するリバプールは直近のチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦の敗北によって今季の無冠がほぼ確定。さらに、リーグ前々節では格下ボーンマスに0-1の敗戦を喫しており、5戦無敗の良い流れも断ち切られている。今回のシティ戦を皮切りにチェルシー、アーセナルとの重要な3連戦を控えており、逆転でのトップ4フィニッシュへ早くも正念場だ。代表戦明けという難しい条件の中で難所エティハドを攻略し、公式戦連敗ストップなるか。
そのシティvsリバプール同様にトップ4争いを左右するカードが、5位のニューカッスル(勝ち点47)と、3位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点50)の上位対決だ。
2試合未消化で4位のトッテナム(勝ち点49)を2ポイント差で追走するニューカッスルは、一時の5戦未勝利の不振を乗り越えて直近2連勝と勢いを取り戻した。今回の一戦ではEFLカップ決勝で完敗した因縁の相手にリベンジを果たし、不振の4位チームに更なる圧力をかけたい。
一方、ユナイテッドは直近のFAカップでフルアムを逆転で破ってベスト4進出。同じくベスト8進出のヨーロッパリーグ(EL)と共にカップ戦での好調が続く。ただ、リーグ戦ではリバプール戦の0-7の惨敗、最下位サウサンプトン相手の0-0のドローと2試合未勝利が続いており、今回のアウェイゲームではマグパイズとの直接対決を制して3位死守といきたい。絶好調のFWラッシュフォードら一部主力の状態は懸念材料だが、敵地から勝ち点3を持ち帰りたい。
リーグ6連勝で首位を快走するアーセナルは、リバプールのアシストを期待しつつ、14位のリーズ・ユナイテッド(勝ち点26)を相手に7連勝を狙う。DF冨安健洋やDFサリバとディフェンスラインに負傷者が重なっているが、好調の攻撃陣は厚みを増している。対するリーズではMFアダムスやFWニョントといった主力に離脱者が出ており、ホームチームが連勝を伸ばす可能性は高いか。
シーズン佳境に差し掛かる中で今回のインターナショナルマッチウィークではトッテナムと、12位のクリスタル・パレス(勝ち点27)のロンドン勢2クラブで監督交代が起きた。
暫定4位のトッテナムは直近のサウサンプトン戦のドロー後に、選手とクラブを痛烈に批判したコンテ監督が契約解除で退任し、残り10試合は副官ステッリーニを暫定指揮官に据え、ライアン・メイソンと共にトップ4フィニッシュを目指す。その初陣では15位のエバートン(勝ち点26)というタフな相手と対戦。DFベン・デイビスとDFベン・デイビス、MFペリシッチとウイングバック陣を中心に離脱者が出ている中、復帰濃厚の守護神ロリスや両エースといった中心選手の奮起が求められる。
一方、2023年に入って未勝利が続いたパレスは前節のアーセナル戦を前にヴィエラ監督を解任。今回の中断期間に元指揮官の老将ホジソンに立て直しを託す決断を下した。そして、ホジソン体制の初陣は勝ち点2差で17位に位置するレスター・シティとのシックスポインターに臨む。今冬の補強を含めてスカッドの質に大きな問題はなく、酸いも甘いも嚙み分ける75歳の手腕で初陣勝利と共に2023年初白星を手にできるか。
その他のカードでは、MF三笘薫を擁する7位のブライトン(勝ち点42)と、10位のチェルシー(勝ち点38)の2チームの戦いに注目。
消化試合数を考えれば逆転でのトップ4も十分に狙えるブライトンは、同勝ち点で並ぶ8位のブレントフォードというタフな相手と対戦。堅守速攻を貫くタフなアウェイチームに対して、シーガルズがボールを握る展開が予想される。日本代表で2試合を戦い長距離移動を含め疲労困憊の三笘だが、相手守備ブロックをこじ開ける切り札として存在感を示したい。
前節のエバートン戦を2-2のドローで終えて完全復調が遠いチェルシーは、週明けにリバプールとのビッグマッチを控える中で同勝ち点の11位アストン・ビラ(勝ち点38)と対戦。チームとして停滞感が漂うものの、中断期間にはMFカンテが待望の実戦復帰。その世界屈指のダイナモの復帰を追い風に曲者撃破を狙う。
◆プレミアリーグ第29節
▽4/1(土)
《20:30》
マンチェスター・シティ vs リバプール
《23:00》
ボーンマス vs フルアム
アーセナル vs リーズ
ブライトン vs ブレントフォード
クリスタル・パレス vs レスター・シティ
ノッティンガム・フォレスト vs ウォルバーハンプトン
《25:30》
チェルシー vs アストン・ビラ
▽4/2(日)
《22:00》
ウェストハム vs サウサンプトン
《24:30》
ニューカッスル vs マンチェスター・ユナイテッド
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《28:00》
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href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1878484800409113070?ref_src=twsrc%5Etfw">January 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.13 03:06 Mon2
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アーセナルのミケル・アルテタ監督が12日に行われ、1-1で迎えたPK戦の末に敗れたFAカップ3回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。 5日前のEFLカップ準決勝1stレグのニューカッスル戦を攻め込みながらも0-2で落としたアーセナルは、この試合でも立ち上がりから攻め立てたがゴールを奪えない状況が続く。 そんな中で後半序盤に先制を許したが、DFジオゴ・ダロトの退場で数的優位となると、63分にセットプレーの流れから試合を振り出しに戻した。そして69分にはPKを獲得したが、MFマルティン・ウーデゴールのシュートはGKアルタイ・バユンドゥルにセーブされてしまう。 その後も逆転弾に迫ったアーセナルだったが、バユンドゥルの再三のビッグセーブに阻まれ、延長戦でも決着が付かず。そしてPK戦ではMFカイ・ハヴァーツのシュートをバユンドゥルに止められ、3-5で敗戦となった。 26本ものシュートを浴びせながら1ゴールに終わって敗れたアルテタ監督は悔しさを露わにした。 「信じられないことだ。パフォーマンスや試合内容を考えれば我々がこの試合に勝つに相応しかった。だが現実は敗退であり、それが唯一評価されるものだ。だが、今は納得できない。私は選手とチームを愛している。もし1000試合に1度負けなければならない試合があったとしたら、この試合だったということだ。これも理解しなければならない。サッカー界においてはあることで我々は前に進むべきだ。後悔している時間はない。水曜には大きな試合があるからだ」 また29分にDFリサンドロ・マルティネスとの競り合いで左ヒザを痛め、38分にMFブルーノ・フェルナンデスとの接触でバランスを崩して悶絶し、そのまま交代となったFWガブリエウ・ジェズスについては以下のように述べた。 「とても心配している。ひどい痛みを感じている様子で担架で運ばれなければならなかったからね。2022年W杯で負傷した右ヒザではないが、状況は良くないと思う」 公式戦連敗となったアーセナルは15日にプレミアリーグでトッテナムとのノースロンドン・ダービーを戦う。 2025.01.13 09:00 Mon4
ラッシュフォード獲得に説得不要も「難しいオペレーション」 かつて共闘したミラン幹部イブラの見解
マンチェスター・ユナイテッドの10番と紐づくミランだが、この話は具体化するのだろうか。 ルベン・アモリム新監督が今季途中からやってきてからというもの、当初こそ出番が巡ってきたものの、今や公式戦6試合で出場なしのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)。移籍を匂わせる発言も残し、去就が騒がしくなっている。 近年のユナイテッドではプレーのムラっけから扱いづらい選手になりつつあるが、それに反して、最近の報道では複数クラブの関心話が浮上。その一角と目されるミランに関してはラッシュフォードの実弟である代理人と接触したと報じられる。 そのなか、ミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏が11日に行われたカリアリとのセリエA第20節を前にして、イタリア『スカイ』でラッシュフォードへの関心話に言及。説得不要としつつ、難しい交渉と述べた。 「私自身、彼のことはよく知っている。彼がまだ若いころ、一緒にプレーした。今や大人になり、地位を確立している。あのユナイテッドで素晴らしいことを成し遂げ、今のユナイテッドは彼のクラブだ」 「どうやって彼を説得すればいいか? ミランは世界有数の大きなクラブの1つであり、誰もがここでプレーしたいと思っている。難しいオペレーションだし、彼と話せるかどうかはこれからだ」 新天地がどこになるにしても、移籍形態、そして給与条件がネックとなるとされるが、いかに。 2025.01.12 16:55 Sun5