「シルバとの連係は無敵」7戦ぶり勝利に導いた久保建英に現地紙も高評価、それでも「もっと狙いを研ぎ澄ませるべき」

2023.03.20 11:48 Mon
Getty Images
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が高い評価を受けている。19日、ラ・リーガ第26節でソシエダはエルチェと対戦。久保はこの試合で2トップの一角として先発出場。ゴールレスで前半を終えた中、後半早々に大きな仕事をする。
パスを受けたダビド・シルバが滑りながらも絶妙なスルーパス。これをボックス内で受けた久保が、落ち着いてゴールに流し込みソシエダが先制に成功。前半からニアゾーンを狙っていた久保に通った絶妙なパス。最後はクロスではなくシュートを選択し見事に決め切り、今シーズンのラ・リーガで5点目を記録。2019-20シーズンに記録した4ゴールを抜き、自身のリーグ戦シーズン最多得点記録を更新した。

その後も1点を追加したソシエダが2-0で勝利。公式戦7試合ぶりの勝利を収めることとなった。

チャンスを生かせていなかった久保だが、なんとかゴールを決めたこの試合。スペイン『ElDesmarque』は8点(10点満点)の評価を与えた。
「彼は狙いを定めるのに苦労していたが、シルバとの連係は無敵だった。この2人は、後半開始早々に日本人が決めたゴールの主人公だった」

また、スペイン『Noticias de Gipuzkoa』も8点(10点満点)を与えている。

「許せないことが多い。彼の持つクラスとテクニックがあれば、もっともっと狙いを研ぎ澄ませるべきだ。シルバが与えてくれた最初のチャンスを逃すわけにはいかなかった」

「先制点を決め、悪夢のような活躍を続け、決して仕事を止めない」

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