ハーランドが圧巻のハットトリック! コンパニとの師弟対決に完勝のペップ・シティがベスト4進出《FAカップ》

2023.03.19 04:49 Sun
Getty Images
FAカップ準々決勝、マンチェスター・シティvsバーンリーが18日にエティハド・スタジアムで行われ、6-0で圧勝したシティが準決勝進出を決めた。前ラウンドでブリストル・シティを破って8強入りを決めたシティ。直近のチャンピオンズリーグではRBライプツィヒを相手にハーランドの驚愕の5ゴールを含め7-0の圧勝を収めた公式戦5連勝中のチームは、クラブレジェンドであるヴァンサン・コンパニ率いるチャンピオンシップ(イングランド2部)首位チームをホームで迎え撃った。
グアルディオラ監督はインターナショナルマッチウィーク前最後の一戦に向けてライプツィヒ戦から先発7人を変更。ルベン・ディアス、ロドリ、デ・ブライネ、ハーランドが継続起用も、リコ・ルイスやラポルテ、アルバレスといった控え選手が起用され、[3-2-4-1]の布陣を採用した。

エティハド凱旋のコンパニ監督を温かく迎えるエモーショナルなムードで幕を開けたこの一戦。戦前の予想通り、シティがボールを握る展開となるが、バーンリーも人を強く意識したアグレッシブな守備でしっかりと制限をかけていく。

相手守備のやり方を確認した後、ポジションチェンジや一つ飛ばすパスで変化を付け、右サイドのマフレズを起点にチャンスを窺う。ただ、臆せずにハイプレスを継続するバーンリーの守備に嵌るシーンも少なくなく、際どい形でのボックス内への侵入を守備陣の間一髪の対応で凌ぐ場面も。
ボールを握りながらも決定機はおろか枠内シュートまで持ち込めないまま30分が経過したホームチームだったが、絶好の怪物ストライカーがいとも簡単に試合を動かす。

まずは32分、GKオルテガからのロングボールを頭でマイナスに落としたハーランドはアルバレスからのスルーパスに快足を飛ばして追いつき、飛び出したGKの寸前での左足シュートをゴール左隅に流し込み、今季公式戦40ゴールに到達。

続く35分には左サイドでデ・ブライネからの絶妙なスルーパスに抜け出したフォーデンからの完璧なグラウンダーの折り返しを、ゴール前に飛び込んだハーランドが再び左足ワンタッチで合わせ、瞬く間にリードを2点に広げた。

以降は前半の内に1点を返したいバーンリーの反撃を受けたものの、マーステンのボックス内でのシュートをGKオルテガの好守で凌ぎ2-0のスコアで前半を終えた。

迎えた後半も立ち上がりから多くの決定機を作ったシティは、またしても怪物が魅せる。59分、鮮やかな崩しからフォーデンのシュートが右ポストを叩いたこぼれに反応したハーランドが見事な反応から冷静に左足のシュートを流し込み、2試合連続のハットトリックを達成した。

さらに、畳みかけるホームチームは62分、マフレズとの連携でボックス右に抜け出したデ・ブライネがDFとGKを引き付けての完璧な折り返しを供給すると、ゴール前でドフリーのアルバレスが難なく流し込む。

この4点目で勝利を確信したグアルディオラ監督は、殊勲のハーランドやロドリらを下げてパーマーやフィリップスをピッチに送り出すが、この日のゴールショーはこれで終わらない。

68分にフォーデンのボックス内への侵入から上げたクロスのこぼれ球をゴール前のパーマーが冷静にタップイン。今季初ゴールとする。さらに、73分にはカウンターからデ・ブライネが右足アウトにかけてDFの背後を通す超絶スルーパスを供給すると、DFとの走り合いを制したアルバレスが深い切り返しからの左足のシュートを突き刺し、トドメの6点目とした。

その後、師匠相手に一矢報いたいコンパニのバーンリーだったが、最後まで冷静にゲームをコントロールするシティを前に後半はほぼ見せ場を作ることはできず。

この結果、チャンピオンシップ首位チームに6-0の完勝を収めたシティが、公式戦2試合連続の大勝でFAカップ準決勝進出を決めた。

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