斉藤光毅が鮮やかボレーで2戦連発! 逆転勝利に導きMOTM選出「これからも謙虚な気持ちで」

2023.03.12 10:55 Sun
Getty Images
スパルタ・ロッテルダムのFW斉藤光毅が2試合連続ゴールを記録した。11日、エールディビジ第25節でスパルタ・ロッテルダムはホームにフィテッセを迎えた。

斉藤はこの試合も先発出場を果たすと、1-1で迎えた45分に圧巻のプレーを見せる。
右サイドのスペースにボールが送られると、シュランディ・サンボが猛然と駆け上がり、ゴールラインギリギリでクロスを上げる。

これは相手GKがパンチングで逃れたが、ボックス内左で待っていた斉藤がダイレクトボレー!これがネットを揺らし、スパルタ・ロッテルダムが逆転に成功する。
斉藤は82分までプレー。試合は87分に追加点を奪ったスパルタ・ロッテルダムが3-1で勝利。決勝点を決めた斉藤はこの試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)に選出されている。

所属事務所が斉藤のコメントを紹介している。

「ホーム初ゴールで勝利に貢献できたことはすごく嬉しいことですし、サポーターの皆さんも喜んでくれたのでよかったです」

「ただ、最初の失点については自分のせいなので、反省してしっかりと突き詰めていきたいと思います」

「MOMに選ばれたことは素直に嬉しいですが、もっと点を取れる場面やチームに貢献できる場面はあったと思うので、これからも謙虚な気持ちを持ってやっていきたいです」

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オランダ2部開幕直前…経営難フィテッセがプロリーグライセンスを命からがら保持、最悪の事態をなんとか回避

フィテッセがオランダ・プロリーグに命からがら生き残るようだ。 主たる銀行口座がなく、会計士もいないという深刻な経営難により、オランダサッカー連盟・独立ライセンス委員会から「プロリーグライセンス剥奪」を言い渡されていたフィテッセ。 もとより昨季の勝ち点18剥奪でオランダ2部への降格が決まっていたなか、クラブ解散という最悪の事態も十分あり得る状況に。 フィテッセはここから死に物狂いで奮闘。一度は新たな予算案を独立ライセンス委員会に突き返されたものの、控訴によって生じた期間の間に負債解消のメドを作り、銀行口座と会計士も確保…予算案の再提出でプロリーグライセンス保持を認められたとされる。 フィテッセは現地時間3日深夜、「フィテッセはプロライセンスを保持」と短く声明。今季のオランダ2部開幕が9日に控えるなか、本当にギリギリでプロリーグに生き残った格好だ。 しかし、オランダ『Voetbal International』いわく、現フィテッセは契約選手がたった11名。これからの不確実性という点では、早々とオランダ1部・エールディビジに戻れるチームではないことが大きな課題と位置付けられる。 2024.08.04 13:30 Sun
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フィテッセが勝ち点18剥奪、「-1」となり35年ぶり降格決定…オランダ史上最大の勝ち点剥奪、本田圭佑やハーフナー・マイクらも在籍

エールディビジは19日、フィテッセに対して勝ち点の剥奪処分を下すことを発表した。これにより、フィテッセの降格が確定となった。 エールディビジの発表によると、オランダサッカー連盟(KNVB)の独立ライセンス委員会がライセンスの要件を満たせていないとして、勝ち点18のマイナスを決定。これにより勝ち点「17」で最下位だったフィテッセは勝ち点「-1」となり、残り4試合での残留は不可能になった。 フィテッセは1989年にエールディビジに昇格。それ以来、35年ぶりにエールディビジから降格することとなった。なお、フィテッセはこの処分に対しての控訴はせず、ライセンス保持のチャンスを窺うという。 フィテッセは長年、行政面、財政面、スポーツ面で大きな問題を抱えており、ライセンスを維持するためにKNVB独立ライセンス委員会に救済計画を提出していた。 特にチームが傾き出したのは、2022年3月にオーナーが撤退してから。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻により、オーナーのヴァレリ・オイフ氏が撤退すると、財政面に問題を抱えると、新たなオーナーが見つかりかけたが、結局は買収を拒否。18カ月間の調査により、ライセンス違反となった。 フィテッセのゼネラルマネージャー(GM)を務めるエドウィン・ラインチェス氏が、今回の決定を受けてコメントしている。 「結局のところ、そのようなペナルティは避けられなかった。ハッキリとお伝えしておきたいことは、我々はライセンスを保持する機会が提供されていることに非常に満足している。たあだ、これも糸でぶら下がっていた状態だ」 「しかし、ライセンス委員会の反応を見れば、クラブの新たな方向性に自信があることは明らかだ。我々はそれに固執し、継続していく。以前にも言ったが、フィテッセは消滅すべきではないし、消滅してはならないのだ!」 今回のペナルティは、オランダのプロサッカー界史上最大の勝ち点剥奪とのこと。これまではマーストリヒトが受けたもので、2010年7月に財務上の問題により、勝ち点7を剥奪されていた。 フィテッセは過去に多くの日本人がプレー。安田理大、ハーフナー・マイク、太田宏介、本田圭佑がそれぞれ在籍。今シーズンは低調なパフォーマンスを見せていると、2023年11月にフィリップ・コクー監督を解任。しかし、その後も復調はできなかった。 2024.04.20 14:30 Sat
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フィテッセがオランダのプロリーグから撤退へ? 露のウクライナ侵攻から経営悪化…ライセンス委員会が再建案却下

フィテッセはオランダ・プロリーグからの撤退を余儀なくされるのか。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 かつて安田理大氏、ハーフナー・マイク氏、太田宏介氏が所属し、短期間ながら本田圭佑もプレーしたフィテッセ。オランダ1部・エールディビジの優勝経験こそないが、長らくトップディビジョンに君臨する由緒正しきクラブだ。 そんなフィテッセは、22年2月のロシアによるウクライナ侵攻を発端として経営が悪化。 元々不安定なクラブ経営が続いていたなか、翌月にロシア人オリガルヒのオーナー、ヴァレリ・オイフ氏が全面撤退し、主に財政面の問題が深刻化…今年4月、オランダサッカー連盟・独立ライセンス委員会から勝ち点18剥奪を突きつけられ、当時最下位のフィテッセは、この時点で2部リーグへの降格が決まった。 独立ライセンス委員会が「プロリーグ史上最大の勝ち点剥奪」という重い処分を下したのは、フィテッセがプロリーグライセンスを維持するに値しない経営状況と判断したため。 当時、フィテッセのエドウィン・ラインチェスGMは「クラブの新たな方向性に自信がある。フィテッセを消滅させてはならない」と語るも、6月17日に独立ライセンス委員会へ提出した新たな予算案は「包括的ではない」と突き返され、いよいよプロリーグライセンスの取り消しが現実味を帯びてきた格好だという。 現実的に、生き残るには外部からの資金援助に頼るしかない状況とされ、ラインチェスGMも取材対応で「再びいくつかの深刻な困難に直面した」とうつむき顔。自信を持って独立ライセンス委員会へ出向き、ライセンス保持を期待していたなかでの“成果なし”だったようだ。 現在、フィテッセは総力を挙げてクラブの売却先を探しており、ラインチェスGMいわく「オランダ国内の事業者と協議中」とのこと。プロリーグライセンス維持へのタイムリミットは未定だが、このままでは2部降格どころか、アマチュアからの再出発ないしクラブ消滅だ。 2024.06.19 14:10 Wed
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オランダ1部・フィテッセ、プロリーグライセンス剥奪へ

フィテッセのプロリーグライセンスが剥奪される見通しに。 深刻な経営難により、今季オランダ1部・エールディビジにおける勝ち点18剥奪を喰らい、2部リーグ降格が決定していたフィテッセ。 オランダ『Voetbal International』によると、24日にもオランダサッカー連盟・独立ライセンス委員会が会議を開き、この場でフィテッセのプロリーグライセンス剥奪を決定するか否か最終判断を下す見通しだという。 フィテッセは22年2月のロシアによるウクライナ侵攻を発端として経営が悪化。 翌月にロシア人オリガルヒのオーナー、ヴァレリ・オイフ氏が撤退し、同氏就任前から不安定な経営が続いていたなか、財政面と行政面の問題が深刻化…今季に入ってとうとう「オランダプロリーグ史上最大の勝ち点剥奪」という重い処分が下された格好だ。 フィテッセのエドウィン・ラインチェスGMは17日、独立ライセンス委員会に出向き、実質的なクラブ再建案である新たな予算案を提示も、その内容に難色を示され、プロリーグライセンスの維持が困難なものとなっていた。 現在はアメリカ人実業家のコーリー・パリー氏が所有するフィテッセ。パリー氏はここ数カ月、クラブ売却に向けて投資家グループと協議し、一時は交渉成立濃厚とされるも、自ら打ち切り。フィテッセが抱える1400万ユーロ(約23.8億円)の負債が解消されるメドは消えた。 また、クラブには主たる銀行口座がなく、会計士もいない状態とのこと。独立ライセンス委員会による予算案の承認は17日期限だったこともあり、24日に「プロリーグライセンス剥奪」を言い渡される可能性が高いとされる。 この観測はフィテッセ関係者も認めており、24日以降は控訴に踏み切る可能性が大。法的措置などあらゆる手段を講じ、クラブ消滅という最悪の事態を回避する方向へ動くようだ。 2024.06.21 10:50 Fri

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