ウェストハムがアントニオの2ゴールで先勝! ビジャレアルは敵地でドロー《ECL》

2023.03.10 07:06 Fri
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Getty Images
ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)ラウンド16・1stレグが9日に欧州各地で行われた。

昨季と比較してやや地味な顔ぶれとなったECLで、優勝候補と目されるウェストハムは、アウェイでAEKラルナカ(キプロス)と対戦。

試合が動いたのは36分、ベンラーマの左クロスからニアサイドのアントニオがゴール右隅へヘディングシュートを流し込み、ウェストハムが先制した。
さらにウェストハムは、前半終了間際の47分にもペナルティアーク右手前でパスを受けたアントニオが右足一閃。相手DFの外から巻いたシュートがゴール右上に突き刺さった。

迎えた後半もウェストハムは開始早々にポスト直撃の決定機を作るなど主導権を握る。その後は膠着状態が続く中、89分にはロングカウンターで抜け出したパケタがGKとの一対一を迎えたが、シュートは絶妙な距離を保った相手GKの好セーブに阻まれた。

結局、試合は0-2のままで終了しウェストハムが敵地で先勝している。

また、ビジャレアルと共に優勝候補に挙げられるビジャレアルは、アウェイでベルギーの名門アンデルレヒトと対戦。ビジャレアルは28分に自陣でのパスカットからカウンターを仕掛けると、ボックス右でパスを受けたチュクウェゼのクロスを逆サイドのトリゲロスが胸トラップからハーフボレーでゴールに突き刺した。

1-0で後半を迎えたビジャレアルだったが、後半序盤の57分に失点する。中盤でトリゲロスがボールを奪われると、敵陣まで持ち上がったアムズの横パスをバイタルエリア中央右で受けたドレイヤーが左足一閃。このシュートがゴール左に突き刺さった。

その後は互いに選手を入れ替えながら勝ち越しゴールを目指すが、最後までゴールは生まれず。試合は1-1の引き分けで終わった。

その他、5大リーグの強豪ではフィオレンティーナが、ホームでスィヴァススポル(トルコ)と対戦し1-0で勝利。ニースはアウェイでシェリフ(モルドバ)と対戦し1-0で勝利している。

◆ECLラウンド16 1stレグ
▽3/9(木)
AEKラルナカ 0-2 ウェストハム
アンデルレヒト 1-1 ビジャレアル
シェリフ 0-1 ニース
バーゼル 2-2 スロバン・ブラチスラヴァ
フィオレンティーナ 1-0 スィヴァススポル
ヘント 1-1 イスタンブール・バシャクシェヒル
レフ・ポズナン 2-0 ユールゴーデン

▽3/7(火)
ラツィオ 1-2 AZ

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