【ECLラウンド16プレビュー】優勝候補ラツィオに菅原AZが挑む! 8強進出懸けた初戦
2023.03.07 18:00 Tue
ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)・ラウンド16の1stレグが7日、9日に開催される。ECLグループステージ首位通過8チームと、プレーオフ突破8チームで争われる初戦の展望を、注目カードを中心に紹介していく。
◆ECLラウンド16 1stレグ
▽3/7(火)
《26:45》
ラツィオ vs AZ
▽3/9(木)
《26:45》
AEKラルナカ vs ウェストハム
アンデルレヒト vs ビジャレアル
シェリフ vs ニース
《29:00》
バーゼル vs スロバン・ブラチスラヴァ
フィオレンティーナ vs スィヴァススポル
ヘント vs イスタンブール・バシャクシェヒル
レフ・ポズナン vs ユールゴーデン
◆優勝候補ラツィオに菅原が挑む

今ラウンドに唯一日本人選手として参戦しているAZのDF菅原由勢は、優勝候補と目されるラツィオと激突する。
2大会連続参戦のAZは、グループステージを5勝1敗の首位で突破。昨季はボデ/グリムトに敗れて敗退したラウンド16では、いきなり優勝候補筆頭との対戦に臨む。エールディビジでは先月半ばに首位のフェイエノールトとの上位対決に敗れたものの、以降はカンブール、フィテッセに連勝を飾り、首位と5ポイント差の3位を維持。
その中で菅原は右のサイドバックとウイングを主戦場に公式戦32試合4ゴール9アシストと好調を維持。今回の一戦では右サイドバックでの起用が見込まれており、技巧派アタッカーのザッカーニとのマッチアップでチームに優位性をもたらす仕事が期待される。また、チームとしては守勢が想定される展開において主砲パヴリディス、4大リーグ注目のFWカールションといったアタッカー陣の奮起が必要だ。
対するラツィオはヨーロッパリーグ(EL)3位敗退に伴い、今大会に決勝トーナメントのプレーオフから参戦。ルーマニア強豪ブルージュとの接戦を制して順当に16強進出を決めた。セリエAでは熾烈なトップ4争いにおいて3位をキープ。直近の試合では今季のヨーロッパで最も完成度が高いとされる首位のナポリを1-0で破り、今季2敗目を与えている。今回の一戦に向けては主砲インモービレがケガによって不在となるが、FWフェリペ・アンデルソンを中央にFWペドロとザッカーニが脇を固める前線、MFミリンコビッチ=サビッチとMFルイス・アルベルトが並ぶ中盤の完成度は非常に高い。
なお、通常ECLは木曜日開催だが、初戦をホームで戦うラツィオと、本拠地スタディオ・オリンピコを共有するローマが、9日にELのホームゲームを戦うため、7日に前倒しで開催する形となった。
その他のカードではラツィオと共に優勝候補と目されるビジャレアル、ウェストハム、フィオレンティーナ、ニースといった5大リーグの強豪に注目。
2020-21シーズンのEL優勝チームのビジャレアルは、ベルギーの名門アンデルレヒトと対戦。キケ・セティエン新体制ではパフォーマンスにやや波があるものの、ここまでトップ4争いにしっかりと踏みとどまっている。1月末から今季ワーストのリーグ4連敗を喫したが、エースFWジェラール・モレノの戦列復帰した直近2試合は連勝中。FWピノやMFバエナ、FWホセ・モラレスら強力なアタッカー陣の活躍で敵地での先勝を狙う。
予選2試合を含めて今大会で8戦全勝中のウェストハムは、キプロスのAEKラルナカと対戦。ただ、プレミアリーグではここまで降格圏とわずか1ポイント差の16位と深刻な不振に陥っている。直近のブライトン戦では0-4の惨敗を喫し、モイーズ監督の去就問題も騒がしい。現時点でのプライオリティはプレミア残留となるが、格下相手の勝利でリーグ戦へ良い流れを持っていきたい。
その2チームに比べると、スカッドのスケールは落ちるものの、直近の試合でミランに完勝したフィオレンティーナ、ディガール新体制で好調を維持するニースは、それぞれスィヴァススポル、シェリフという曲者相手に先勝を目指す。
◆ECLラウンド16 1stレグ
▽3/7(火)
《26:45》
ラツィオ vs AZ
《26:45》
AEKラルナカ vs ウェストハム
アンデルレヒト vs ビジャレアル
シェリフ vs ニース
《29:00》
バーゼル vs スロバン・ブラチスラヴァ
フィオレンティーナ vs スィヴァススポル
ヘント vs イスタンブール・バシャクシェヒル
レフ・ポズナン vs ユールゴーデン
◆優勝候補ラツィオに菅原が挑む

Getty Images
今ラウンドに唯一日本人選手として参戦しているAZのDF菅原由勢は、優勝候補と目されるラツィオと激突する。
2大会連続参戦のAZは、グループステージを5勝1敗の首位で突破。昨季はボデ/グリムトに敗れて敗退したラウンド16では、いきなり優勝候補筆頭との対戦に臨む。エールディビジでは先月半ばに首位のフェイエノールトとの上位対決に敗れたものの、以降はカンブール、フィテッセに連勝を飾り、首位と5ポイント差の3位を維持。
その中で菅原は右のサイドバックとウイングを主戦場に公式戦32試合4ゴール9アシストと好調を維持。今回の一戦では右サイドバックでの起用が見込まれており、技巧派アタッカーのザッカーニとのマッチアップでチームに優位性をもたらす仕事が期待される。また、チームとしては守勢が想定される展開において主砲パヴリディス、4大リーグ注目のFWカールションといったアタッカー陣の奮起が必要だ。
対するラツィオはヨーロッパリーグ(EL)3位敗退に伴い、今大会に決勝トーナメントのプレーオフから参戦。ルーマニア強豪ブルージュとの接戦を制して順当に16強進出を決めた。セリエAでは熾烈なトップ4争いにおいて3位をキープ。直近の試合では今季のヨーロッパで最も完成度が高いとされる首位のナポリを1-0で破り、今季2敗目を与えている。今回の一戦に向けては主砲インモービレがケガによって不在となるが、FWフェリペ・アンデルソンを中央にFWペドロとザッカーニが脇を固める前線、MFミリンコビッチ=サビッチとMFルイス・アルベルトが並ぶ中盤の完成度は非常に高い。
なお、通常ECLは木曜日開催だが、初戦をホームで戦うラツィオと、本拠地スタディオ・オリンピコを共有するローマが、9日にELのホームゲームを戦うため、7日に前倒しで開催する形となった。
その他のカードではラツィオと共に優勝候補と目されるビジャレアル、ウェストハム、フィオレンティーナ、ニースといった5大リーグの強豪に注目。
2020-21シーズンのEL優勝チームのビジャレアルは、ベルギーの名門アンデルレヒトと対戦。キケ・セティエン新体制ではパフォーマンスにやや波があるものの、ここまでトップ4争いにしっかりと踏みとどまっている。1月末から今季ワーストのリーグ4連敗を喫したが、エースFWジェラール・モレノの戦列復帰した直近2試合は連勝中。FWピノやMFバエナ、FWホセ・モラレスら強力なアタッカー陣の活躍で敵地での先勝を狙う。
予選2試合を含めて今大会で8戦全勝中のウェストハムは、キプロスのAEKラルナカと対戦。ただ、プレミアリーグではここまで降格圏とわずか1ポイント差の16位と深刻な不振に陥っている。直近のブライトン戦では0-4の惨敗を喫し、モイーズ監督の去就問題も騒がしい。現時点でのプライオリティはプレミア残留となるが、格下相手の勝利でリーグ戦へ良い流れを持っていきたい。
その2チームに比べると、スカッドのスケールは落ちるものの、直近の試合でミランに完勝したフィオレンティーナ、ディガール新体制で好調を維持するニースは、それぞれスィヴァススポル、シェリフという曲者相手に先勝を目指す。
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