ホーム完勝で6位浮上のリバプール、クロップ監督「すべてが我々にとってポジティブ」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、プレミアリーグでの勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

リバプールは1日に行われたプレミアリーグ第7節延期分で、ウォルバーハンプトンと対戦した。

ゴールレスドローに終わった前節のクリスタル・パレス戦同様、前半はゴールが遠い時間帯が続きハーフタイムへ。後半も66分にFWダルウィン・ヌニェスがゴールネットを揺らしたものの、VARによって取り消された。
しかし、これで火がついたチームは73分にセットプレーからDFヴィルヒル・ファン・ダイクがヘディングシュートを決めて先制。その4分後にはFWモハメド・サラーにもゴールが生まれると、最後までリードを守り切り2-0で勝利した。

プレミアリーグ直近4試合で3勝を記録し、6位に浮上したクロップ監督は、試合後にチームを称賛。90分を通して良い試合ができたと振り返りつつ、週末に控えたマンチェスター・ユナイテッドとの大一番に向けて意気込みを示した。「もちろん満足している。この試合の全体の流れは、我々にとって重要なものだった。前半は良いプレー、自分たちのすべきプレーができていたと思う。得点がなく少し焦りが見えたが、再び落ち着いて忍耐力を取り戻し、正しい方法でプレーできた」

「後半のゴール取り消しから、チームはプレッシャーを強めていった。本当に良いシチュエーションがいくつもあったと思う。(2点目は)ヴィルヒルが最初のヘディングで決めていてもおかしくなかったが、ジオゴ(・ジョタ)が最高の状況を作り出して素晴らしいゴールになった。2点目も、本当に良いカウンターだ」

「だから、我々のパフォーマンスはとても良かったし、本当に重要なものだった。そしてもちろん、今回もクリーンシートは非常に有益だ。これらはすべて、我々にとってポジティブであり、すべて良いことだろう」

「ユナイテッド戦は可能な限り最高の形で臨みたい。当然、大きな挑戦になるのは間違いないだろう。彼らは今、アーセナルやマンチェスター・シティと並びもっとも調子が良いチームだと思う。それでも、ホームでの試合、アンフィールドでの試合だ。今夜もアンフィールドの良さは証明できたと思うし、とても楽しめた。それは日曜日にも必要になる」