ザビッツァーは来季以降もユナイテッドでプレー?代理人が示唆「彼はイングランドのタフさが大好き」

2023.02.23 21:05 Thu
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オーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー(28)は、来シーズン以降もマンチェスター・ユナイテッドでプレーする可能性があるようだ。

RBライプツィヒから2021年夏にバイエルンへと加入するも定位置が獲得できずにいたザビッツァー。出場機会を求め、今冬のデッドライン・デイにユナイテッドへのレンタル移籍を決めた。

新天地ではすぐに主力の座をつかみ、プレミアリーグでここまで4試合に出場。攻守にわたって活躍を見せており、契約には買い取りオプションは付随していなかったものの、ユナイテッド側が1800万ポンド(約28億9000万円)を支払い、完全移籍での獲得を目指しているとも伝えられている。
そうした中、代理人を務めるロジャー・ヴィットマン氏がドイツ『Sport1』のインタビューに応対。ザビッツァーの活躍を喜びつつ、去就については残留する可能性があることをほのめかした。

「マルセルはトッププレーヤーだ。彼がこれほど早く素晴らしいパフォーマンスを発揮していることに私はまったく驚きを感じない。チャンピオンズリーグでの経験や60試合以上の代表キャリアがあれば、このようなクラブやリーグで足元を固めるのに時間はかからない」
「彼はこのイングランドのタフさが大好きだ。プレミアリーグが彼にぴったりなのは、最初から明らかだった。彼はアグレッシブな選手で、自分ができることをきっちりやる。その仕事こそがユナイテッドで求められていることだった」

「サビッツァーはトップ下ではない。バイエルンでの彼は代役かローテーション要員であることが多かった。ユリアン・ナーゲルスマン監督は2021年にライプツィヒから彼を連れてきていたが、ボランチにはジョシュア・キミッヒとレオン・ゴレツカを置くことを好んでいた」

「ユナイテッドでは、ライプツィヒでのマルセルのプレーを再び見ることができている。今夏何が起こるかは、その時が来ればわかるだろう」

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ラッシュフォードに大英帝国勲章が授与! コロナ禍に貧困家庭を支援

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(24)が大英帝国勲章(MBE)を授与された。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ラッシュフォードは、新型コロナウイルスの感染拡大時期にイギリス国内の貧困家庭の子供たちを救うため、無料の学校給食制度の期間継続などを訴え、これにより国内の130万人の子供たちが夏休み中も無料で給食を受け取ることができるようになった。 そういった慈善活動が高く評価され、昨年にMBEを受勲。また、以降も引き続き貧困家庭を救うため、国内企業やプロアスリートからの支援を求める活動を継続している。 そして、9日にイギリスのウィンザー城で行われた受勲式に母親のメラニーさんと共に出席した同選手は、ケンブリッジ公ウィリアム王子から直接MBEを授与された。 今回の受勲式後に取材を受けたラッシュフォードは、同席した愛する母親について言及。女手一つで自身を含む兄弟を立派に育て上げたメラニーさんへの感謝の思いを口にしている。 「母は大きなインスピレーションの源です。僕の成長物語は誰もが知っていますが、僕には2人の兄と2人の姉がいて、母はその間ずっと片親だったことを忘れてはいけません」 「僕らがどんなに大変でも、母にとってはその10倍も大変なことなのです。ですから、僕がこれまでに受賞した慈善活動の賞は、すべて実家に置いてありますし、今回の賞もそこに置くことにしました」 また、以前から熱狂的なフットボールファンとして知られるウィリアム王子との会話の内容について問われると、以下のように説明している。 「フットボールの話をしていました。ユーロの後の様子や、みんなが一緒になってチームをサポートしているのを見て、どれだけ嬉しかったかを伝えました」 「フットボール以外では、僕の活動について話をさせていただきました。ウィリアム王子は僕がキャンペーンを始めたことをどれだけ喜んでいるのか、そして今後のことについて話しをしてくださいました」 最後に、現役引退後も慈善活動を継続していくかとの問いに対しては、「願わくば、僕が引退するまでにすべてが整い、引退後にそういった活動をする必要がなくなることを願っていますが、それは何年も先のことです。もちろん、僕がまだプレーしている間は、まだこの活動を続けると思いますが、できればその間に問題がなくなるようにしていきたいです」と、貧困問題の根本的な解決を祈っている。 2021.11.10 01:00 Wed

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