【ELプレビュー】ユナイテッドvsバルサの結末は? 守田&南野突破懸かるPO第2戦

2023.02.23 18:00 Thu
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ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントのプレーオフ2ndレグが23日に開催される。ELグループステージ2位通過8チームと、チャンピオンズリーグ(CL)の3位敗退8チームで争われるプレーオフ第2戦の展望を、注目カードを中心に紹介していく。

◆ELプレーオフ2ndレグ
▽2/23(木)
《26:45》
モナコ vs(AGG:3-2) レバークーゼン
ミッティラン vs(AGG:1-1) スポルティングCP
ナント vs(AGG:1-1) ユベントス
PSV vs(AGG:0-3) セビージャ
《29:00》
ウニオン・ベルリン vs(AGG:0-0) アヤックス
ローマ vs(AGG:0-1) ザルツブルク
マンチェスター・ユナイテッド vs(AGG:2-2) バルセロナ
スタッド・レンヌ vs(AGG:1-2) シャフタール
◆白熱のユナイテッドvsバルサの結末は?
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昨季のレギュレーション変更によって外れカードなしのプレーオフだが、今季はマンチェスター・ユナイテッドとバルセロナというフットボール界屈指の名門対決が実現。

1週間前にカンプ・ノウで行われた1stレグでは、今大会の優勝候補対決に相応しいハイレベルの攻防が繰り広げられた結果、2-2のドロー決着となった。

試合を通じてはバルセロナのハイプレス、アタッキングサードでの流麗なパスワーク、絶好調のFWラッシュフォードが牽引するユナイテッドの鋭いカウンターと互いの持ち味を出し合う展開に。
ゴールレスで折り返した後半立ち上がりにセットプレーからDFマルコス・アロンソのゴールでホームチームが先制したが、その直後にはラッシュフォードの2つの個人技からDFクンデのオウンゴールを含む連続がゴールが生まれてユナイテッドが逆転。だが、バルセロナもFWハフィーニャのクロスがそのまま決まるやや幸運なゴールでスコアをタイに戻し、初戦は白熱のドロー決着となった。

逃げ切りに失敗したものの、敵地で最低限のドローでホームに帰還したユナイテッドは、前節のリーグ戦ではレスター・シティ相手に3-0の完勝。前半は守護神デ・ヘアにだいぶ助けられたものの、絶好調のラッシュフォードが2ゴールを挙げて自身のシーズンキャリアハイを更新する公式戦24ゴールに到達。さらに、途中投入のFWサンチョのゴールでダメを押して余力を残しての勝利となった。今週末には2016-17シーズン以来のタイトルを懸けたニューカッスルとのEFLカップ決勝という重要な一戦を控えるが、まずは今回のバルセロナ戦に全力を注ぎたい。

1stレグからはサスペンション明けのDFマルティネス、MFザビッツァーの2選手に加え、レスター戦で戦列復帰したMFマクトミネイに負傷明けのDFマグワイア、FWアントニーの復帰が確実に。初戦からの変更はDFマラシアに代わってマルティネスが復帰する1点のみとなりそうだが、延長戦までもつれ込む可能性もある中でテン・ハグ監督が使える駒が増えた点は大きなプラス材料だ。

一方、初戦の敗戦を免れたものの、微妙な初戦となったバルセロナは、前節のリーグ戦で下位のカディスに2-0で快勝。相手の堅守速攻にやや手を焼いたが、MFセルジ・ロベルトの1ゴール1アシストの活躍によってきっちり勝ち切った。とりわけ、その生え抜きMFを抑えてMOMに輝いたFWフェラン・トーレスの復調は今回の大一番に向けたプラス材料となった。

敵地での2ndレグに向けてはFWデンベレに加え、1stレグでハムストリングを痛めたMFペドリ、累積警告のMFガビという3人の主力の欠場が確定。その一方で、初戦を欠場したMFブスケッツがカディス戦でベンチに戻ってきて今回の遠征メンバーに入った点は朗報だ。カディス戦サスペンションで休養十分のDFアラウホ、ペドリとガビの代役を担うセルジ・ロベルト、フェラン・トーレスらの奮起に期待しつつ、主砲レヴァンドフスキの決定的な仕事が突破のカギを握る。

◆守田&南野、自らの力で16強への扉開けるか
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今回のプレーオフにはスポルティングCPのMF守田英正、モナコのFW南野拓実の日本人2選手が参戦。共に初戦をまずまずの結果で終えており、ベスト16進出が期待されるところだ。

守田が負傷欠場したスポルティングのミッティランとの初戦はホームで1-1のドロー。カタールW杯後初めての公式戦となったデンマークの新興クラブを相手に終始試合をコントロールしたホームチームだったが、アタッキングサードでの連携、質を欠いてゴールが遠かった。すると、後半半ば過ぎの77分にはGKアダンのパスミスから途中出場のMFアシュールに鋭いミドルシュートを叩き込まれて先制点を献上。以降は何とか相手のカウンターを撥ね返して勝ち点の望みを繋ぐと、後半ラストプレーのセットプレーから闘将コアテスに劇的な同点ゴールが生まれ、辛くも敗戦を回避した。

直近の国内リーグでは中位のシャヴェス相手に思わぬ苦戦を強いられたが、MFゴンサウヴェスの2ゴールの活躍などで3-2の勝利。また、守田も後半半ばから30分ほどのプレータイムを得て今回の2ndレグに向けて状態を上げてきている。スタメンか途中出場かは不明だが、敵地での勝利に貢献してほしいところだ。

一方、南野はブンデスリーガの名門レバークーゼンとの初戦にトップ下で先発出場。個人としては可もなく不可もない出来となり、前半のみの出場に終わったが、チームは壮絶な打ち合いを制して3-2の先勝を収めた。

前半序盤にFWエンボロが誘発した相手GKのオウンゴールで先制に成功したモナコは前半は優勢に試合を運んだが、後半立ち上がりにFWデイアビ、MFヴィルツという対戦相手が誇る若手逸材アタッカーに圧巻の個人技で連続ゴールを奪われて試合を引っくり返される。それでも、後半半ばにMFディアタ、試合終了間際にDFディザジとこちらもミドルレンジからの見事な2つのミドルシュートを叩き込み、敵地での打ち合いを制した。また、好調を維持するリーグ戦でも直近のスタッド・ブレスト戦に2-1で勝利し、良い形でホームでのリターンレグを迎えることになった。なお、そのブレスト戦で出番がなかった南野だが、今回の大一番のための温存なのか、単純なメンバー落ちなのか微妙なところだ。

優勝候補の一角に挙がるイタリア勢ではユベントス、ローマ共に難しい初戦となった。

格下ナントをホームで迎え撃ったユベントスは、昨季までフランスの地で活躍したMFディ・マリアが輝きを放ち、FWヴラホビッチのゴールで先制に成功。だが、なかなか追加点を奪えずにいると、相手の見事なロングカウンター一発で試合を振り出しに戻される。さらに、試合最終盤のセットプレーでは相手のボックス内での微妙なハンドがオンフィールド・レビューの末にお咎めなしとジャッジされる不運もあって1-1のドローに終わった。普段通りのパフォーマンスを出せば、敵地といえども問題なく勝ち切れると思われるが、CLグループステージでの失態もあり、気を引き締めて臨みたい。

一方、ローマはレッドブル・ザルツブルクとの敵地での初戦を0-1で落とした。試合序盤以降は自分たちの流れで試合を進めてより多くの決定機を作ったが、決め切るまでには至らず。すると、ゴールレスドローが濃厚と思われた試合終了間際にMFカパルドにゴールを決められて痛恨の敗戦に。先週末のリーグ戦ではEL登録外のFWソルバッケンの加入後初ゴールでウノゼロ勝利を収めたが、筋肉の過負荷を抱えるFWディバラに加え、この試合ではFWエイブラハムがまぶたを切って手術を受けるアクシデントに見舞われており、逆転突破へゴールが必要な中で前線の陣容に不安を抱える。その中でFWエル・シャーラウィ、FWベロッティの活躍が必須だ。

その他のカードではPSVとの初戦を3-0で完勝した最多優勝クラブ、セビージャの突破は堅い。一方、初戦をゴールレスドローで終えたウニオン・ベルリンvsアヤックス、スタッド・レンヌvsシャフタールの2試合は引き続き拮抗した戦いが予想される。

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【ラ・リーガ第7節プレビュー】今季初のミッドウィーク開催! バスクダービー控えるソシエダは難所メスタージャ攻略目指す

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【プレミアリーグ第6節プレビュー】今季最初のNLD開催! ビッグ6vs曲者の2カードも

先週末に行われた第5節では難敵ハマーズに逆転勝利のマンチェスター・シティが開幕5連勝を達成。また、リバプールとトッテナムが4連勝、2連勝のアーセナルが2ポイント差で王者をしっかりと追走している。 UEFAコンペティションのグループステージが開幕し、週明けにはEFLカップ(カラバオ)3回戦も控える過密日程の中で行われる今節は、共に4勝1分けと好スタートを切ったノースロンドンの両雄による今シーズン最初のノースロンドン・ダービーが開催される。 アーセナルは前節、2017年以来勝利がなかった鬼門グディソン・パークでエバートンに1-0の勝利。相手の堅守攻略に苦戦を強いられたものの、FWマルティネッリの負傷で途中投入されたFWトロサールが決めた値千金の今季初ゴールを最後まで守り抜いた。さらに、7シーズンぶりの参戦となったチャンピオンズリーグ(CL)初戦ではPSV相手に決定力、守備、切り替えの精度で大きくクオリティの差を見せつけると、2戦連発のトロサールを含む3トップ揃い踏みで4-0の完勝。CLの舞台でもこれ以上ない最高のスタートを飾り、ホーム開催のダービーマッチに大きな弾みを付けた。 対するトッテナムは前節、昇格組シェフィールド・ユナイテッドとホームで対戦。守護神フォダリンガムを中心とする相手の粘り強い守備と、執拗に時間を浪費するしたたかな戦い方、微妙なレフェリングの影響によって大苦戦。後半アディショナルタイム8分まで0-1のビハインドを強いられて今季初黒星やむなしかに思われたが、途中出場のFWリシャルリソンの1ゴール1アシストの圧巻の活躍によって100分のMFクルゼフスキの逆転ゴールによって2-1の劇的過ぎる勝利を収めた。エミレーツ・スタジアムでのダービーでは長らく勝利がないが、このブレイズ戦の勝利と中7日というコンディション面の優位性を武器に宿敵撃破を狙う。 また、今節はそのノースロンドン・ダービーと同じ日曜の同時刻にリバプールvsウェストハム、チェルシーvsアストン・ビラという、ビッグ6と強豪クラブによる激戦必至の2つのカードが開催される。 リバプールは前節、ウォルバーハンプトン相手に敵地で低調な前半の戦いを強いられたが、後半にエースFWサラーが相手のオウンゴールを含む全3ゴールをアシストする圧巻の活躍をみせ、敵地で3-1の逆転勝利を収めた。また、先発全員を入れ替えたヨーロッパリーグ(EL)初戦のLASK戦では同じく低調な前半となったが、FWルイス・ディアスがPK奪取、逆転ゴールを挙げる見事な活躍をみせ、リーグ戦と同じく3-1の逆転勝利。今季の公式戦無敗を継続している。なお、LASK戦で先発出場を飾ったMF遠藤航だが、慣れないメンバー構成の影響などもありポジション奪取に向けたアピールはならず。主力復帰が見込まれるハマーズ戦ではベンチスタートが濃厚だ。 一方、対戦相手のウェストハムはシティと対戦した前節を1-3の逆転負けで今季初黒星を喫したが、直近のELではリバプール同様に積極的なターンオーバーを敢行しながらもホームで3-1の逆転勝利。リバウンドメンタリティを示すと共に、期待の新戦力クドゥスに初ゴールが生まれた点も好材料だ。 チェルシーは前節、ボーンマスとのアウェイゲームをゴールレスドローで終えた。ロベルト・サンチェス、ネトと両守護神の奮闘がハイライトとなった試合において、やはり前線の決定力不足を露呈し、開幕5試合でわずかに1勝とポチェッティーノ新体制での苦境は続く。そういった中、直近のカンファレンスリーグ(ECL)ではレギア・ワルシャワに敗れる波乱はあったものの、開幕から安定して勝利を重ねる智将エメリ率いるアストン・ビラとの一戦は改めて真価が試される試合に。アストン・ビラは今季ここまでニューカッスル、リバプールと強豪クラブとの対戦でいずれも大敗しているが、ブルーズはその2クラブに続き“強者”として難敵撃破なるか。 開幕6連勝を狙う王者シティは、ホームゲームでノッティンガム・フォレストと対戦。前節のウェストハム戦では相手得意のカウンターに屈して先制を許したが、後半に新加入FWドクの初ゴールを皮切りにMFベルナルド・シウバ、FWハーランドと3ゴールを叩き込み、守護神エデルソンの奮闘も光った一戦で鮮やかな逆転勝利。さらに、CL初戦のツルヴェナ・ズヴェズダ戦も思わぬ先制点を許したものの、FWアルバレスの2ゴールの活躍などで同じく3-1の逆転勝利。CL王者の面目躍如となった。ただ、同試合ではベルナルド・シウバがDFストーンズ、MFデ・ブライネ、MFグリーリッシュ、MFコバチッチに続いて負傷者リスト入りしてしまい、今後の過密日程に向けて不安材料に。そのため、フォレスト戦ではドクやMFマテウス・ヌネスといった新戦力に2年目のMFフィリップスら代役候補に今後に繋がるような活躍を期待したいところだ。 公式戦3試合連続3失点以上を喫しての3連敗と苦境のマンチェスター・ユナイテッドは、宿敵シティのレジェンドであるコンパニが率いるバーンリー相手に、連敗ストップと今季初のアウェイ勝利を目指す。リーグ前節はブライトンにホームで1-3の完敗を喫し、得意のホームで初黒星を喫すると、CL初戦のバイエルン戦では試合最終盤のMFカゼミロの2ゴールで意地を見せたものの、新守護神オナナの先制点献上に絡む失策を含む守備の脆さを露呈し、3-4の敗戦となった。 対戦相手のバーンリーはここまで1試合未消化も1分け3敗と厳しいスタートとなっており、その相手に対してアウェイ初勝利を挙げられないと、テン・ハグ監督の立場もやや危ぶまれることになるはずだ。負傷者や規律面の問題で数選手を欠く中、この試合では負傷明けのDFヴァランとMFマウントの復帰が見込まれており、その2選手の復帰を何とか追い風にしたい。 MF三苫薫を擁するブライトンは、前節チェルシーと引き分けたボーンマス相手にリーグ3連勝を目指す。前節はいまや完全に“カモ”にしている赤い悪魔に快勝し、ニューカッスル戦に続く強豪相手の連勝に。ただ、クラブ史上初のELではホームでAEKアテネに2-3の敗戦。苦手とする堅守速攻の相手に、セットプレーとカウンターから今季最多タイの3失点を喫した。その激戦から中2日で臨む一戦では、同じくカウンタースタイルのチェリーズにバウンスバックの勝利を掴めるか。また、AEKアテネ戦ではやや消化不良のパフォーマンスとなった三笘には本来の躍動感あるパフォーマンスと決定的な仕事を期待したい。 その他では直近のCLミラン戦を手堅いドローで終えるなど徐々に復調傾向のニューカッスルが、開幕未勝利のシェフィールド・ユナイテッド相手に今季初のリーグ連勝を狙う一戦や、今季初勝利を狙うエバートン、ルートン・タウンらの戦いにも注目だ。 ◆プレミアリーグ第6節 ▽9/23(土) 《23:00》 クリスタル・パレス vs フルアム ルートン・タウン vs ウォルバーハンプトン マンチェスター・シティ vs ノッティンガム・フォレスト 《25:30》 ブレントフォード vs エバートン 《28:00》 バーンリー vs マンチェスター・ユナイテッド ▽9/24(日) 《22:00》 アーセナル vs トッテナム ブライトン vs ボーンマス リバプール vs ウェストハム チェルシー vs アストン・ビラ 《24:30》 シェフィールド・ユナイテッド vs ニューカッスル 2023.09.23 12:00 Sat

【ラ・リーガ第6節プレビュー】今季最初のマドリードダービー! 久保はタフな古巣ヘタフェ戦

先週末に行われた第5節はレアル・マドリーが持ち味の勝負強さを発揮し、開幕5連勝を達成。また、バルセロナとジローナの好調カタルーニャ勢が揃って4連勝を飾り、首位チームを2ポイント差で追走している。 UEFAコンペティションのグループステージが開幕し、週明けは今シーズン最初のミッドウィーク開催の第7節が控える。その過密日程の中で今節は今季最初のマドリード・ダービーが開催される。 開幕3試合で2勝1分けの上々のスタートを飾った7位のアトレティコ・マドリーだが、前節のバレンシア戦では今季初黒星。前半から攻守に強度高くプレーしたホームチームに劣勢を強いられると、らしくない淡白な守備で失点を重ねた。そこから攻勢に転じたものの、ボールを持たされる展開で効果的な攻めを見せられず、0-3の完敗となった。 さらに、チャンピオンズリーグ(CL)の初戦となったラツィオ戦ではMFバリオスのゴールで先制に成功したが、ウノセロでの勝利目前の後半ラストプレーで相手GKプロベデルにまさかの同点ゴールを許し、悔やまれる1-1のドロー。追加点のチャンスを決め切れなかった以外に悲観すべき面はそれほどなかったが、2戦未勝利でホーム開催のダービーに臨むことになった。 一方、首位のレアル・マドリーは前節、レアル・ソシエダとホームで対戦。前半は古巣対戦のMF久保建英の躍動に手を焼いたが、後半にMFバルベルデのゴラッソで同点に追いつくと、FWホセルの2試合連続ゴールで試合を引っくり返し、2-1の逆転勝利を収めた。 また、CL初戦では初出場ウニオン・ベルリンの堅守に苦しめられたが、ゴールレスドローでの決着濃厚と思われた後半アディショナルタイムにMFベリンガムが値千金の決勝点を奪い、劇的な形でCL初戦を1-0でモノにした。これで開幕からの全勝を継続したエル・ブランコは、最高の形で敵地でのダービーを迎えることになった。 マドリードの2強の潰し合いを期待しつつ、さらなる連勝を目指す2位のバルセロナは、16位のセルタとのホームゲームに臨む。ベティスをホームで迎え撃った前節はFWフェリックスとDFカンセロの初ゴールなどで5-0のマニータの圧勝。続くCL初戦では初出場のロイヤル・アントワープ相手に、フェリックスのドブレーテを含む2ゴール1アシストの圧巻の活躍などで再びマニータの大勝。2試合共に守備の局面では守護神テア・シュテーゲンのパラドンに助けられる場面もあったが、ここに来て新戦力のフィットを含め昨季王者に相応しい安定したパフォーマンスが光る。 ここまで1勝1分け3敗と難しい船出となっているものの、相手の長所を消すことに長けたラファ・ベニテス率いるガリシアの雄との一戦では、直近2試合に続く躍動感のあるパフォーマンスを期待したいところだ。 直近の公式戦2試合未勝利からのバウンスバックを図る11位のソシエダは、勝ち点1差で8位のヘタフェとのホームゲームに挑む。前述のレアル・マドリー戦では久保が古巣相手に圧巻のパフォーマンスを披露したが、後半にさすがの修正力を見せたアンチェロッティのチームに逆転負け。また、久々の大舞台となったCL初戦のインテル戦はMFブライス・メンデスの開始早々のゴールで先制に成功したものの、後半終盤に追いつかれて1-1のドローとなった。 同試合では相手の徹底監視に遭い、ここ数試合に比べて攻撃面での見せ場は少なかった久保だが、その存在が強力な抑止力となるなど、いよいよワールドクラスの領域に足を踏み入れている。今季ここまでバルセロナ、レアル・マドリーの2強相手に善戦を見せたヘタフェは過密日程の中で最も対戦したくないタフな相手だが、ファウルを辞さないソリッドな戦いを得意とする古巣撃破に向けて攻撃を牽引する働きを期待したい。 昨季からメンバーが入れ替わりながらもミチェル監督の下、今季も躍動感あるパフォーマンスが健在のジローナは15位に沈むマジョルカと対戦。堅固な5バックとFWムリキら前線に強烈なタレントを擁する難敵との試合では、FWサヴィオやMFツィハンコフら局面の勝負で優位性をもたらせるアタッカー陣の活躍が必須だ。 前節、FWセルロートの後半アディショナルタイムの劇的決勝ゴールによってパチェタ新体制の初陣を飾った13位のビジャレアルは6位のラージョ相手に連勝を目指す。ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)ではパナシナイコスに0-2の敗戦を喫するなど未だ本調子にはほど遠いが、難所バジェカスで勝利を収めることができれば、今後に向けて良いきっかけとなるはずだ。 その他ではDFセルヒオ・ラモス再デビューで今季初勝利を挙げた17位のセビージャや、共に今季初勝利が懸かるラス・パルマスvsグラナダの昇格組対決にも注目したい。 《ラ・リーガ第6節》 ▽9/22(金) 《28:00》 アラベス vs アスレティック・ビルバオ ▽9/23(土) 《21:00》 ジローナ vs マジョルカ 《23:15》 オサスナ vs セビージャ 《25:30》 バルセロナ vs セルタ 《28:00》 アルメリア vs バレンシア ▽9/24(日) 《21:00》 レアル・ソシエダ vs ヘタフェ 《23:15》 ラージョ vs ビジャレアル 《25:30》 ベティス vs カディス ラス・パルマス vs グラナダ 《28:00》 アトレティコ・マドリー vs レアル・マドリー 2023.09.22 19:00 Fri

【CLグループ開幕節プレビュー②】バイエルンvsユナイテッド、久保が昨季準Vのインテルと対戦

チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ開幕節が20日に開催される。ここでは開幕節2日目となるグループA~Dの戦いを展望していく。 ◆突破候補が初戦で激突~グループA~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300919_9_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> グループAでは突破候補のバイエルンとマンチェスター・ユナイテッドが初戦で激突する。ここを制したチームが主導権を握ってグループテージを戦えることが予想される。 昨季、マンチェスター・シティの前にベスト8敗退となったバイエルンは、懸案だったストライカーのポジションにFWケインを獲得。早速ブンデスリーガでは4ゴールを記録して格の違いを見せ付けている。直近の開幕4連勝を懸けたレバークーゼン戦では追加タイムのPK被弾で同点に追いつかれてしまったが、良好な試合内容が続いており順調なスタートを切っている。CLでもその流れのままいきたいところだ。 一方、2季ぶりCL参戦のユナイテッドは守護神をデ・ヘアからオナナに変更。ストライカーには大器のホイルンドを迎え、中盤にはMFマウントを獲得した。各セクションに好補強を敢行できた中、開幕したプレミアリーグではやや低調な試合が続いている。直近のブライトン戦ではアグレッシブな姿勢を出したものの、守備に甘さが出てしまいオールド・トラフォードで3失点完敗。嫌な形でCL開幕となったが、切り替えられるか。 ユナイテッドの躓きを狙いたいトルコ王者ガラタサライは、FWザハ、MFツィエク、MFデミルバイ、DFアンヘリーニョ、DFダビンソン・サンチェスと実力者を多数確保。昨季トルコリーグで22ゴールの主砲イカルディを軸に攻撃面では計算できそうだ。まずは初戦のコペンハーゲン戦を制したい。 【グループA】 ▽9/20(水) 《25:45》 ガラタサライ vs コペンハーゲン 《28:00》 バイエルン vs マンチェスター・ユナイテッド ◆7季ぶり出場のアーセナルはPSVと対戦~グループB~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300919_9_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季は惜しくもシティに競り負けてプレミアリーグ2位に終わったアーセナル。7シーズンぶりのCL出場とした中、開幕したプレミアリーグでは4勝1分けスタートと順調な滑り出しを見せた。とりわけMFライスが早くもチームに欠かせない存在となり、攻守に活躍。直近のエバートン戦では苦手のグディソン・パークを攻略した。FWマルティネッリの負傷は痛いが、そのエバートン戦では代わって入ったFWトロサールが結果を出しており、選手層の厚みを感じさせる。プレーオフでレンジャーズを下して昨季のリベンジを果たし、本戦出場に繋げたPSVを下し、白星スタートを切れるか。 アーセナルに次ぐ突破候補と見られるヨーロッパリーグ王者セビージャは、ラ・リーガでは3連敗スタートと厳しいシーズンインとなった。しかし、直近のラス・パルマス戦では新加入のFWルケバキオ弾で初勝利。何とか悪い流れを断ち切ってCL初戦のランス戦を迎えている。ただ、対戦相手のランスはセビージャ以上にひどい状況で1分け4敗のリーグ・アン最下位と大きく躓いた。セビージャとしては公式戦連勝として波に乗りたい。 【グループB】 ▽9/20(水) 《28:00》 アーセナル vs PSV セビージャ vs ランス ◆ベリンガム無双中のマドリーが初出場のウニオンと初戦~グループC~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300919_9_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レアル・マドリーとナポリが突破候補のグループC。初戦ではマドリーがウニオン・ベルリンと、ナポリがブラガと対戦する。 昨季は優勝したマンチェスター・シティの前にベスト4で敗退したマドリー。欧州王座奪還を狙う今季は至宝MFベリンガムを確保。そのベリンガムがラ・リーガ開幕から躍動しており、絶対的エースだったFWベンゼマの存在を忘れさせてくれている。今後、ベンゼマの抜けた穴を感じる局面が訪れる可能性はあるが、飛ぶ鳥を落とす勢いのベリンガムが初戦のウニオン戦でも圧巻のパフォーマンスを見せるかに注目だ。 対するCL初出場のウニオンはDFボヌッチ、MFゴセンス、FWフォラントと経験豊富な実力者を補強。フィッシャー監督の植え付けた堅守速攻スタイルは完成されており、その守備力がマドリー相手にも通用するかが見どころとなる。 昨季はベスト8でミランの前に敗退したものの、33年ぶりにイタリア王者となったナポリ。スパレッティ監督が去り、DFキム・ミンジェが引き抜かれたが、主軸のFWオシムヘン、FWクワラツヘリアは残留と大半の主力を維持できた。ルディ・ガルシア監督はスパレッティ前監督のスタイルを踏襲しており、すんなりとシーズンイン。CL初戦も格下ブラガ相手にしっかりと勝って白星スタートとなるか。 【グループC】 ▽9/20(水) 《25:45》 レアル・マドリー vs ウニオン・ベルリン 《28:00》 ブラガ vs ナポリ ◆久保が昨季準Vのインテルと対戦~グループD~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202300919_9_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> グループDではMF久保が牽引するレアル・ソシエダが昨季CL準優勝のインテルと初戦を戦う。昨季はラ・リーガで9ゴールを挙げ、チームを10季ぶりのCLに導いた久保。今季は開幕からさらに凄みを増し、毎試合チームのMOMに輝いている。直近の古巣レアル・マドリー戦でも圧巻のパフォーマンスを見せた中、堅守インテル相手にも違いを見せ付けられるか。 対するインテルは昨季、惜しくも決勝でシティに敗れて準優勝に終わった。しかし、自信を得たチームは今季開幕から絶好調。直近のミラノ・ダービーでは3連勝中だったミランを5発粉砕。開幕4連勝を飾ってCL初戦に向かっている。攻守に隙のない充実した戦いを見せる中、久保を封じて初戦を制すことはできるか。。 【グループD】 ▽9/20(水) 《28:00》 レアル・ソシエダ vs インテル ベンフィカ vs ザルツブルク 2023.09.20 18:00 Wed
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