「彼が恋しい」トルコ南東部地震で他界したFWアツの妻が心境「私は強くなりたい」
2023.02.22 17:50 Wed
6日に発生したトルコ・シリア大地震に巻き込まれ、命を落とした元ガーナ代表FWクリスティアン・アツの妻が、心境を語った。イギリス『エクスプレス』が伝えた。アツはトルコのハタイスポルに所属。自宅にいたところ地震で被災。ビルが倒壊し瓦礫の下敷きになっていた。
一時は救助されたとされたが、これは誤報。18日に代理人のムラト・ウズンメフメット氏がアツの他界を報告し、31歳の若さで命を落としていた。
妻であるマリー=クレール・ルピオさんは、18日に行われたニューカッスルvsリバプールの試合をスタンド観戦。追悼された際には涙を流していたという。
ルピオさんはガーナのラジオ局『Peace FM』で夫の死後、初めてコメント。心境を口にした。
「私は強くなりたいと思っています。私には3人の子供がいて、彼らは私を必要としています。私は話したくない、食べたくない、眠りたくない、何もしたくない」
「ただ私は一緒にいたいと思うだけ。でも、人生は続いていくし、たとえそれが痛いことであっても。それはとても痛いけど、努力しているし、子供たちのためにそこにいるつもりです。彼が恋しい。とても恋しい」
一時は救助されたとされたが、これは誤報。18日に代理人のムラト・ウズンメフメット氏がアツの他界を報告し、31歳の若さで命を落としていた。
ルピオさんはガーナのラジオ局『Peace FM』で夫の死後、初めてコメント。心境を口にした。
「皆さん。多くの人が『もう大丈夫なのか?』と聞いてきますが、大丈夫ではないですが、努力はしています」
「私は強くなりたいと思っています。私には3人の子供がいて、彼らは私を必要としています。私は話したくない、食べたくない、眠りたくない、何もしたくない」
「ただ私は一緒にいたいと思うだけ。でも、人生は続いていくし、たとえそれが痛いことであっても。それはとても痛いけど、努力しているし、子供たちのためにそこにいるつもりです。彼が恋しい。とても恋しい」
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