スーパーコンピューターがプレミアリーグの最終順位を予想…今冬510億円投下のチェルシーは8位

2023.02.02 17:05 Thu
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
あるイギリス企業が開発したスーパーコンピューターが、今季のプレミアリーグの最終順位を予測した。イギリス『サン』が伝えている。

冬の移籍市場が閉幕し、泣いても笑っても現スカッドで戦うのみとなった欧州リーグ。プレミアリーグでは例年通り、他国を圧倒する資金力で数多の移籍が成立した。

その中で今冬の主役となったのは間違いなくチェルシーだ。総額3億6360万ユーロ(約510億円)もの大金を投下し、ミハイロ・ムドリクやエンソ・フェルナンデスなど多くのビッグクラブが注目したタレントを次々と獲得。エンソ・フェルナンデスは英国史上最高額となる1億2100万ユーロの移籍金を記録した。
この移籍市場を踏まえてプレミアリーグの今後の順位変動は気になるところだが、イギリスのベッティング企業『bettingexpert』の専門家チームが、プレミアの最終順位表を予測するスーパーコンピューター『BETSiE』を開発した。

その『BETSiE』の予想では、優勝は現在トップのアーセナル。演算の結果、88.5ポイントの勝ち点でこのまま逃げ切るという。2位はマンチェスター・シティで82.9ポイント。3位にはマンチェスター・ユナイテッドがニューカッスルを抜いて割って入るとみられ、それぞれ勝ち点は71.4、70.9と僅差となっている。

5位と6位にはトッテナムとリバプールが予想されている。極度の不振に喘ぐ現在9位のリバプールだが、最終的にはなんとか欧州カップ戦の出場権を手にするようだ。

そして、気になるチェルシーはというと8位と結果振るわず。前半戦のような戦いを繰り返すと見込まれ、グレアム・ポッター監督の古巣であるブライトンにも及ばずという予測がなされている。

一方で、下位に目を向けると、最下位はエバートン。現在19位の同クラブはフランク・ランパード監督を解任し、後半戦の巻き返しに向けてショーン・ダイチ監督を招聘した。しかしながら最下位予想。現在降格圏に沈んでいるボーンマスとサウサンプトンと共に2部降格の可能性が高いようだ。

◆スーパーコンピューター予想の最終順位表
(勝/引/負/勝ち点)
1. アーセナル(27.6/5.6/4.1/88.5pt)
2. マンチェスター・シティ(25.4/6.6/6.0/82.9pt)
3. マンチェスター・ユナイテッド(21.5/7.1/9.1/71.4pt)
4. ニューカッスル(19.3/12.9/5.0/70.9pt)
5, トッテナム(18.6/7.3/12.6/63.2pt)
6. リバプール(17.9/9.2/12.2/63.0pt)
7. ブライトン(18.0/8.5/11.7/62.5pt)
8. チェルシー(15.4/10.0/14.7/56.2pt)
9. ブレントフォード(13.8/12.9/10.2/54.4pt)
10. フルアム(14.6/7.8/16.1/51.5pt)
11. アストン・ビラ(14.1/8.8/15.9/51.1pt)
12. クリスタル・パレス(10.9/10.7/16.8/43.5pt)
13. ウェストハム(11.5/7.5/18.2/41.9pt)
14. リーズ(10.3/10.1/16.6/41.1pt)
15. レスター(10.4/7.7/20.9/39.0pt)
16. ノッティンガム・フォレスト(9.2/10.0/18.1/37.7pt)
17. ウォルバーハンプトン(8.8/9.5/19.8/36.0pt)
18. サウサンプトン(8.8/7.4/20.7/33.9pt)
19. ボーンマス(7.3/9.3/21.6/31.1pt)
20. エバートン(7.0/9.8/20.4/30.9pt)

関連ニュース
thumb

ユナイテッドとルーク・ショーが新契約合意! CBとしても新境地の左SBが未来約束へ

マンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表DFルーク・ショー(27)が新契約に合意したようだ。 2014年夏にサウサンプトンから加入したショーは今季で在籍9シーズン目。ユナイテッド入りしてからはケガに泣かれる時期も多かったが、通算出場数は248試合を誇る。 エリク・テン・ハグ体制の今季は序盤こそ新顔のタイレル・マラシアにスタメンの座を譲ったが、しっかりとレギュラーの座を再奪取。ここまで公式戦35試合に出場中だ。 さらに、ビルドアップのセンスを買われ、センターバックとしてもプレーの幅も広げるショーだが、契約は昨年末に1年延長オプションが行使され、来季までだった。 それ故に交渉が注目されたが、イギリス『The Athletic』のデイビッド・オーンスタイン記者とローリー・ホウィットウィル記者によると、新契約に合意したという。 新たな契約年数は4年。マーカス・ラッシュフォードをはじめ、契約交渉の行方が気がかりな主力がまだいるユナイテッドだが、ショーの未来を確かなものとした模様だ。 2023.03.31 21:30 Fri
twitterfacebook
thumb

リンデロフ&マクトミネイの去就、ユナイテッドが今後数カ月で決断へ

マンチェスター・ユナイテッドはこれからスウェーデン代表DFビクトル・リンデロフ(28)とスコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(26)の将来に何らかの決断を下すようだ。 今季からエリク・テン・ハグ監督が就任したユナイテッド。1年目から新たな規律と戦術が浸透して、カラバオカップでは6年ぶりのメジャータイトルを獲得した。 そんな新体制下でキャリアハイのゴール数を叩き出すマーカス・ラッシュフォードをはじめ、輝きを放つ選手が多数いるが、逆に序列を下げた者も少なくない。 その代表例がハリー・マグワイアだが、リンデロフとマクトミネイもそのグループに。今も完全に構想外というわけではないが、移籍話も盛り上がり始めている。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、テン・ハグ監督は今夏にリンデロフとマクトミネイの動向を決める見通しだという。 リンデロフは1月にインテルとアトレティコ・マドリーから興味を示され、マクトミネイは今もニューカッスルの獲得リストに。今後数カ月で下される2人の去就やいかに。 2023.03.31 18:50 Fri
twitterfacebook
thumb

デ・ヘア、ユナイテッドの新契約拒否も「このクラブのことが好き」

マンチェスター・ユナイテッドの元スペイン代表GKダビド・デ・ヘア(32)がクラブ愛を改めて主張した。 2011年夏にアトレティコ・マドリーから加わり、今季で12季目を迎えたデ・ヘア。近年は浮き沈みもあり、スペイン代表からも遠ざかるが、ユナイテッドの正守護神であり続けている。 エリク・テン・ハグ体制の今季はそのパフォーマンスレベルを再び上げ、2月には非イギリス出身選手の前人未到記録となるプレミアリーグ400試合出場を達成。だが、将来は不透明だ。 ビルドアップでの貢献度を求めるテン・ハグ監督の戦術に沿わないということで、来る夏の補強が噂され、現行契約も1年延長オプションを除けば、あと数カ月を残すのみとなっている。 『The Athletic』での最新情報として、今後も続くようだが、クラブが提示した新契約をひとまず突っぱねたデ・ヘアはイギリス『スカイ・スポーツ』で現環境に抱く愛着を口にした。 「もう何年もここにいて、多くの試合に出ているけど、すべての瞬間を楽しめている。ここにいられるのは素晴らしいこと。大きなクラブだし、このクラブのことを愛している。当然ながら、ここで心から幸せだ」 2023.03.31 11:45 Fri
twitterfacebook
thumb

三笘薫にユナイテッド移籍のススメ? OBが太鼓判「とても感銘を受けている」

マンチェスター・ユナイテッドのOBが、ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫(25)の獲得を進言した。 2021年8月に川崎フロンターレからブライトンへと完全移籍。1年目はロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへとレンタル移籍していた中、ベルギーで大きな活躍を見せてブライトンへと復帰。初のプレミアリーグでのプレーとなった中、20試合で6ゴール3アシストを記録。公式戦では27試合で9ゴール5アシストを記録するなど、チームの主軸としてプレーしている。 カタール・ワールドカップ(W杯)での「三笘の1ミリ」、そしてFAカップのリバプール戦でのスーパーゴールなどで世界的にも注目を集めている三笘だが、ユナイテッドのOBであるFWルイス・サハ氏が、クラブに獲得を進言。ブライトンからアーセナルへ今冬移籍したベルギー代表MFレアンドロ・トロサールのような活躍が見込めるとした。 「そうだ。三笘薫はエリートクラブでプレーできる。彼はとても賢く、機動性があり、機敏な素晴らしい選手だ。トロサールがアーセナルで何ができるかを見てきたが、三笘はより大きなクラブで同じことをすることができると私は信じている」 「彼は今シーズン、ブライトンで多くの一貫性を示しており、私は彼にとても感銘を受けている。ブライトンでプレーすることと、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナルでプレーすることには違いがあり、薫にとって大きな一歩となるだろう」 プレミアリーグでも実績を残し、フルアム時代には元日本代表MF稲本潤一(南葛SC)ともプレーした仲だが、ビッグクラブも狙う三笘の獲得にユナイテッドは動くだろうか。 2023.03.30 18:40 Thu
twitterfacebook
thumb

ヴィエラvsキーン=アーセナルvsユナイテッド…ヴェンゲル氏が黄金期を懐かしむ「象徴的なライバル関係」

元アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏が、マンチェスター・ユナイテッドとのライバル関係を懐かしんだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 ヴェンゲル氏は1996年から2018年にかけて22年間アーセナルを指揮。チャンピオンズリーグ(CL)優勝には届かなかったが、プレミアリーグを3度、FAカップとEFLカップをそれぞれ7度制覇するなど、クラブに多くのタイトルをもたらした。 なかでも元フランス代表のMFパトリック・ヴィエラ氏やFWティエリ・アンリ氏、元オランダ代表FWデニス・ベルカンプ氏らを擁した2000年代初頭はまさに黄金期。2003-04シーズンには伝説の無敗優勝を成し遂げている。 あの時代からおよそ20年。29日にプレミアリーグの殿堂入りが発表されたヴェンゲル氏は当時を懐かしみ、自らのチームの中軸に据えたヴィエラ氏と、何度も覇権を争ったユナイテッドの主将ロイ・キーン氏の激しいライバル関係こそ、両チームのライバル関係を象徴するものだったと振り返った。 「プレミアリーグにとって完璧とも言えるライバル関係だ。この2人の男はピッチ上で常にお互いを探し、自らの誇りと威信を賭けて戦った。誰もそこに介入しようとは思わなかったよ。アーセナルとユナイテッド…いつしか2つのクラブのライバル関係を象徴するものとなった」 「今の私はそんな彼らをテレビで見ているわけだが、どうやら『完璧なライバル』から『完璧な友達』になったようだ。ちょっと信じがたいね(笑) 以前の2人はボクサーがお互いを殺し合うかのようだったのに」 両者がピッチ上で顔を合わせたのは2004-05シーズンが最後。ヴィエラ氏は2005年夏にユベントスへ移籍し、キーン氏は2005-06シーズン開幕後にユナイテッドとの契約を解除。その後、両者はホテルで一緒にアイスクリームを食べるなどして和解していったとのことだ。 かつてはピッチ上での乱闘のみならず、試合開始前に口論がヒートアップした「トンネル事件」も有名なヴィエラ氏とキーン氏。ファンのみならず、ヴェンゲル氏のような当事者にとっても美しい思い出となっているようだ。 2023.03.30 18:30 Thu
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly