リバプール、今季ブレイクの18歳MFバイチェティッチと新契約締結!

2023.01.27 05:30 Fri
Getty Images
リバプールは26日、U-19スペイン代表MFステファン・バイチェティッチ(18)との契約延長を発表した。

契約期間に関しては“長期”とのみ伝えられているが、イギリス『リバプール・エコー』によれば、2027年夏までの4年半契約となった模様だ。
今シーズンここまでの華々しい活躍によって、条件面を大幅に改善した新契約を勝ち取った18歳はクラブ公式サイトのインタビューを通じて新たな決意を語っている。

「もちろん、このクラブでプレーし続けることはとても幸せで、とても興奮しているし、願わくばもっと一緒にプレーできることを願っているよ。僕と家族は、このクラブと新たな契約を結ぶことをとても誇りに思っているんだ」

「(現状は)クレイジーだね」
「1年前はU-18のカテゴリーでプレーしていたけど、トップチームデビューを果たし、今ではいくつかの試合に出場し、さらにゴールを決めた。それが今年に起こるとは予想もしていなかったよ」

「それがどれほど速く進んだかを見るのは驚くべきことだね。だけど、僕はハードワークを続けているし、うまくいけば、さらに多くが起こることを願っているよ」

かつてセルタやブラガ、ツルヴェナ・ズヴェズダでプレーしたセルビア人MFスルジャン・バイチェティッチを父親に持つバイチェティッチは、スペインのビーゴで生まれ育ち父の古巣セルタのカンテラに在籍。その後、2020年12月にリバプールのユースチームへ引き抜かれた。

ユースチームでの活躍やプレシーズンのアピールによって今シーズンからトップチームに絡むと、昨年8月27日に行われたプレミアリーグのボーンマス戦でデビュー。以降はEFLカップ2試合でスタメン起用されるなどユルゲン・クロップ監督の信頼を獲得し、12月26日に行われたプレミアリーグのアストン・ビラ戦では貴重な追加点となる初ゴールを記録した。

さらに、年明け以降はFAカップ3回戦再試合のウォルバーハンプトン戦でマン・オブ・ザ・マッチ、リーグ前節のチェルシー戦ではプレミア初先発で安定したパフォーマンスを披露。センターバックでもプレー可能な対人の強さ、若さに似つかわしくないポジショニングセンス、判断力を生かした守備の安定感に加え、同胞MFチアゴ・アルカンタラのサポートもあり、マイボール時の配球力にも磨きをかけており、ブラジル代表MFファビーニョを脅かす存在となっている。
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