プレミアでも笛を吹いた名主審・クラッテンバーグ氏が就任5カ月でエジプトの審判委員長を電撃辞任…ビッグクラブ会長から何度も批判を受ける
2023.01.26 16:35 Thu
エジプトサッカー協会 (EFA) は25日、審判委員会の委員長を務めていたマーク・クラッテンバーグ氏(47)が辞任することを発表した。
2017年2月に審判を引退すると、名審判で知られたハワード・ウェブ氏の後任として、サウジアラビアサッカー連盟の審判長を引き継ぎ、2019年2月からは中国でも仕事をしていた。
クラッテンバーグ氏は、審判の判定に大きな問題を抱え、ジャッジのクオリティ向上を目指していたEFAと2022年6月30日に契約。審判委員長に就任していたが、5カ月での辞任となった。
イギリス『BBC』によれば、クラッテンバーグ氏は、エジプトのビッグクラブであるザマレクのモルタダ・マンスール会長から大きな批判を受けていたとのこと。ザマレクは独自のテレビチャンネルを保有しており、その番組に定期的に出演するマンスール会長は、クラッテンバーグ氏を批判し続けていたという。
クラブの結果の出なさを審判のせいにしているとも言われる中、耐えきれなくなったのかクラッテンバーグ氏は辞任。その理由が気になるところだ。
PR
クラッテンバーグ氏は、2000年から2017年までプレミアリーグを含めた国内の試合を570試合以上務めたほか、ヨーロッパの大会や代表戦を担当した。2016年にはミラノで行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝、そしてユーロ2016のポルトガル代表vsフランス代表の決勝と同じ年に2つの大きな決勝で主審を務めたことでも知られる。クラッテンバーグ氏は、審判の判定に大きな問題を抱え、ジャッジのクオリティ向上を目指していたEFAと2022年6月30日に契約。審判委員長に就任していたが、5カ月での辞任となった。
EFAは25日に緊急会議を招集。「マーク・クラッテンバーグ氏の辞任を受け入れることを決定した」と発表。「締結された契約条件に従い、連盟の権利と彼の辞任を維持する」としていた。
イギリス『BBC』によれば、クラッテンバーグ氏は、エジプトのビッグクラブであるザマレクのモルタダ・マンスール会長から大きな批判を受けていたとのこと。ザマレクは独自のテレビチャンネルを保有しており、その番組に定期的に出演するマンスール会長は、クラッテンバーグ氏を批判し続けていたという。
クラブの結果の出なさを審判のせいにしているとも言われる中、耐えきれなくなったのかクラッテンバーグ氏は辞任。その理由が気になるところだ。
PR
ハワード・ウェブの関連記事
U-24エジプト代表の関連記事
|
ハワード・ウェブの人気記事ランキング
1
「あれはミスだ」ハーランドも激怒の判定にPGMOLチーフのウェブ氏が見解「主審は後悔を示すべきだった」
プレミアリーグのプロ審判協会(PGMOL)でチーフを務めるハワード・ウェブ氏が、マンチェスターシティvsトッテナムの試合で発生した疑惑の判定に言及した。プレミアリーグ公式サイトが伝えている。 今シーズンは開幕から誤審についての話題が後を絶たないプレミアリーグ。代表的なものでは、第7節のトッテナムvsリバプールで主審とVARのコミュニケーションミスからリバプールの正当なゴールが取り消される重大なミスがあり、PGMOLは試合後すぐさま誤審を認めた。 また、第11節のニューカッスルvsアーセナルでもいくつかの際どい判定があり、試合後にはミケル・アルテタ監督が「恥ずべき判定」と激怒。こちらについてPGMOLは誤審を認めていないが、物議を醸す事態になった。 こうした中、第14節のマンチェスター・シティvsトッテナムでは新たなる疑惑の判定が発生。白熱の打ち合いなった一戦は3-3で迎えた後半アディショナルタイム、FWアーリング・ハーランドが一度は倒されるもすぐさま立ち上がり前線にボールを送ったことで決定機に。ところが、一度はアドバンテージをとっていたサイモン・フーパー主審がなぜかこのタイミングでハーランドに対するファールの笛を吹き、チャンスは失われることになった。 当然、シティ側は怒りが収まらず、当事者のハーランドは3-3に終わった試合後に自身のSNSで「wtf(クソが!)」と投稿。フーパー主審は前述したトッテナムvsリバプールの主審でもあっただけに、より一層の批判を浴びることになった。 ウェブ氏もこの判定についてはフーパー主審のミスだったと断言。一方で、判断の難しい場面だったと同情を示しており、試合後に与えたアドバイスについても明かしている。 「ああ、あれは審判のミスだ。もちろん我々は審判としてアドバンテージがとれるかどうか見極め、ゲームにポジティブな影響を与えたいと常に考えている。今回の主審であるサイモン・フーパーは、通常であればそうした見極めがうまいんだ」 「この場面、エメルソン・ロイヤルはハーランドにかなり強く、無謀なタックルを仕掛けている。中盤での出来事で、ボールはシティ側に飛んだ。フーパーは難しい仕事をこなしており、アドバンテージがとれるか一瞬ためらった。ただ、彼はよく考え、あれは危険なチャレンジだと判断し、警告を与えるべきと理解したんだ」 「ピッチレベルでは、高いところから見たときほど物事の成り行きを見るのは簡単ではない。そしてフーパーは、ボールが裏へ抜けようとした瞬間に笛を吹いた。間違いなく、彼は落ち込んだだろう。それまでの93分間、本当に良いレフェリングをしていたからね」 「試合終了間際だったこともあり、マンチェスター・シティの落胆は理解できる。それは素晴らしいアドバンテージになったはずだからだ。ただ、タイミングが悪かった」 「試合後、私はフーパーにこう言った。『あの場面ではとにかく手を上げるべきだ。反省している男に対して、腹を立てるのは難しい。とにかく自分も後悔していると示すんだ』とね。なぜなら、間違いなく彼もその時に後悔があったからだ」 2023.12.13 16:25 WedU-24エジプト代表の人気記事ランキング
1
“エジプトのジダン” アブトレイカ氏、財政支援の疑いでテロリストに指定
▽現役時代にエジプト代表で活躍したモハメド・アブトレイカ氏(38)が、同国政府からテロリストに指定されたようだ。イギリス『BBC』が伝えている。 ▽報道によれば、アブトレイカ氏は同国政府からテロリスト集団として指定される「ムスリム同胞団」に財政支援していた疑いが浮上。正式にテロリストとして指定された場合、渡航禁止令や資産凍結などの制裁の対象となるとのことだ。 ▽“エジプトのジダン”として称されたアブトレイカ氏は、2014年1月に現役引退。過去4度にわたってCWC出場のため、アル・アハリの一員として来日したほか、2012年にはロンドン・オリンピックに臨むU-23エジプト代表にオーバーエイジとして出場していた。 2017.01.19 09:30 Thu2
サラーの負傷は“神の天罰”? イスラム教聖職者が主張
▽イスラム教の聖職者であるクウェート人のムバラク・アル・バサリ氏が、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーの負傷は“天罰”によるものだと主張した。自身公式ツイッターアカウント上(@mubaark)に投稿している。スペイン『アス』が伝えた。 ▽サラーは5月26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝レアル・マドリー戦でDFセルヒオ・ラモスと交錯する形で転倒し、左肩を負傷。レントゲン撮影を行った結果、靭帯に損傷を負っていたことがわかった。 ▽エジプトサッカー協会(EFA)は5月30日、サラーの離脱期間が3週間以内だと発表。ロシア・ワールドカップ(W杯)で6月15日にウルグアイ代表との初戦を迎えるエジプト代表に間に合うとの見解も示されているが、欠場の可能性も捨てきれない状態となっており、セルヒオ・ラモスに批判が集中しているのが現状だ。 ▽そんな中、アル・バサリ氏はムスリム(イスラム教徒)であるサラーが断食を破ったため、神の天罰が下り負傷したと主張。イスラム暦で9月を意味するラマダンは、ムスリムにとって“聖なる月”とされており、自制と規律が求められるこの期間にムスリムは夜明けから日暮れまでの間、一切飲食物を口にすることができない。 ▽以前から敬虔なムスリムとして知られるサラーは、今年5月16日から6月14日までの期間にサウムの教えを忠実に守るであろうと伝えられており、CL決勝までの18時間飲まず食わずでいることが不安視されていた。 ▽しかし、『アス』によると、リバプールの理学療法士であるルベン・ポンス氏がサラーが決勝前の2日間一時的に断食を中断していたことを認めたという。ラマダンのルールでは旅行中の断食停止が認められているが、アル・バサリ氏は「合法的な言い訳ではない」とコメントしており、サラーを断罪している。 ▽また、アル・バサリ氏は「きっと負傷は君に良い働きかけをする」とも投稿。一方で、チームメイトが飲酒している際にはウォーキングをするというサラーの啓蒙ぶりを現わすエピソードを賞賛し、「悲しんではいけない。悔い改めの扉は開いている」と懺悔を促した。 2018.06.03 15:45 Sun3
「本当に集中できない」元審判の家本氏が選手への“レーザー問題”に自身の体験交え言及「試合を打ち切る覚悟だった」
元国際審判員の家本政明氏が、試合中の選手にレーザーポインターが向けられた件について言及した。自身のツイッターで伝えている。 問題が起きたのは、29日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選のセネガルvsエジプトの2ndレグ。2戦合計スコア1-1のイーブンとなった試合は延長戦でも決着がつかず、勝敗はPK戦に委ねられることになった。 だが、このPK戦で問題が発生。エジプトの1人目のキッカーを務めたFWモハメド・サラーに、セネガルサポーターから無数のレーザーが向けられた。 レーザーは試合中に頻繁に選手たちに向けられていたが、サラー1人に向けられたものは相当な数で、動きが止まっていることもあり、顕著に目立つことになった。 結局、サラーのPKは失敗に終わり、エジプトは1-3で敗戦。W杯出場を逃したが、試合後にはエジプトサッカー協会(EFA)が、レーザー照射に加え、試合中に選手が人種差別や脅迫を受けたと主張し、怒りの声明を発表していた。 家本氏は「サラー選手へのレーザーポインタ照射。映像を見て悲しくなりました」とし、「なぜ主審は試合を中断して照射停止を促さなかったのか。選手の安心、安全の確保と試合環境を整える権限を持っているのは主審とマッチコミッショナーです」と主審の対応を疑問視。また、「僕も試合中に照射を受けたことがありますが、本当に試合に集中できません」と自身の体験を交え、レーザー照射の悪質さに言及した。 その上で、「もちろん一番の問題は主審ではなく、レーザーポインタを浴びせ続けた方々だというのは、声を大にするまでもありません。行きすぎた勝利至上主義の弊害です。本当に悲しい出来事です」としている。 その後、ツイッターユーザーからの「試合を中断すべきだったのか」との質問には、「僕が国際審判だった頃、同様の事を何試合か経験しました。その時は試合を中断して選手をベンチ前に引き上げさせて事態を改善するようマッチコミッショナーと運営サイドに働きかけました」と自身の体験を説明。「もし全く改善されないなら、試合を打ち切る覚悟でした。なぜなら、それができるのは主審の決断だけだからです」と主審時代の強い覚悟を口にしている。 PK戦時にはサラーの顔面が緑色に染まるほど膨大な数のレーザーポインターが向けられ、選手の安全にも関わってくるレベルのものであっただけに、今回のセネガルサポーターの行いがどう処分されるのか注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】選手も危険だ…サラーの顔面に向けられた無数のレーザーポインター</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kh-Yg0p_ZuI";var video_start = 220;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.03.31 12:31 Thu4