精巣がん克服のアラーがついに公式戦復帰、指揮官も感動「鳥肌が立った」

2023.01.23 17:20 Mon
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Getty Images
ドルトムントのコートジボワール代表FWセバスティアン・アラーに待望の瞬間が訪れた。

今季開幕前にアヤックスからドルトムントに加入したアラーは、その直後に精巣がんが発覚し、治療のため無期限離脱を強いられることになった。一時は引退も危ぶまれたが、2度の手術を乗り越え今年に入って実戦復帰。ドルトムントでの公式戦初出場が今や遅しと待たれていた。

そして、22日に行われたブンデスリーガ第16節のアウグスブルク戦でついのその時が。後半17分、ユスファ・ムココとの交代で、加入からおよそ6カ月の時を経てピッチに舞い降りた。
この奇跡の生還にジグナル・イドゥナ・パルクに集まった81,325人のサポーターは「セバスティアン!」、「アラー!」と大合唱。移籍後初ゴールはお預けとなったが、チームはその後2点を追加し、4-3の打ち合いを制した。

試合後にエディン・テルジッチ監督がアラーの復活に言及し、試合直前のドレッシングルームで本人からのスピーチあったことを明かした。プレーについても満足感を示し、コートジボワール代表FWの復帰を心から喜んだ。

「試合前、ドレッシングルームを出る前にセバスティアンがチームに話しかけた時、私たちは鳥肌がった。彼の復帰を誰もが喜んでおり、その瞬間を共有できたことを誇りに思う」

「ただ、それは感情的なことだけでなく、彼のクオリティも見て欲しいところだ。彼のボールの持ち方、フリーでの動き方、そして周りの使い方、それら全てが彼が戻ってきたことの喜びにつながるのだ」

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