【プレミア注目プレビュー】浮上のキッカケ探るレッズvsブルーズ! リバプールはクロップ1000試合目のメモリアルゲーム
2023.01.21 12:30 Sat
プレミアリーグ第21節、リバプールvsチェルシーが、日本時間21日21:30にアンフィールドでキックオフされる。浮上のキッカケ探るトップハーフ下位のレッズとブルーズによるビッグ6対決だ。
対するチェルシーは対戦相手より1試合消化が多い中、同じ勝ち点28の10位に低迷。昨年10月のポッター新体制移行後は3連勝を含め5戦無敗と上々のスタートを切ったが、以降の8試合では3連敗と2連敗を含む2勝1分け5敗と大失速。リバプール同様負傷者の多さが影響しているが、システムと用兵において最適解を見いだせずにいる印象だ。
ハヴァーツの虎の子の1点を泥臭く守り切った直近のクリスタル・パレス戦で、公式戦連敗を「3」でストップすると共に2023年初勝利を掴んだチームは、ここに来てムドリク、マドゥエケと前線に若手逸材2人を獲得。大幅な世代交代を図りつつ、今冬6人の新戦力での巻き返しを狙う中、今回の一戦では敵地で難敵撃破を目指す。
◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、コナテ、ロバートソン
MF:ナビ・ケイタ、バイチェティッチ、チアゴ
FW:エリオット、サラー、ヌニェス
負傷者:DFファン・ダイク、MFアルトゥール、FWルイス・ディアス、フィルミノ、ジョタ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては前述の5選手が引き続き不在となる一方、直近の公式戦2試合を欠場していたヌニェスの復帰が確実だ。
スタメンは前述の11人を予想。守護神アリソンと共にディフェンスラインはブライトン戦のメンバーを継続し、中盤は直近のウルブス戦で好パフォーマンスを見せた18歳MFバイチェティッチとナビ・ケイタを抜擢。前線はエリオット、サラー、ヌニェスのトリデンテを採用するとみる。
一方、マティプに代えてジョー・ゴメス、中盤ではヘンダーソンとファビーニョ、前線ではガクポの左ウイング起用という可能性も十二分にある。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
GK:ケパ
DF:チャロバー、チアゴ・シウバ、バディアシル、ホール
MF:ギャラガー、ジョルジーニョ、コバチッチ
FW:ツィエク、ハヴァーツ、マウント
負傷者:GKメンディ、DFリース・ジェームズ、フォファナ、チルウェル、MFカンテ、ザカリア、FWスターリング、ブロヤ、プリシッチ
出場停止者:FWフェリックス(2/3)
デビュー戦での一発退場で3試合出場停止のフェリックスが引き続き不在に。負傷者に関してはリース・ジェームズとチルウェルが復帰に近づいているものの、依然として10選手近くが不在となる見込み。前述に加入が発表されたばかりのマドゥエケも登録が間に合っていない可能性が高い。
システムに関しては直近の試合で[4-2-3-1]を採用し、[3-4-2-1]のオプションも持っているが、[4-3-3]の布陣を予想。スタメンはパレス戦のメンバーからチュクエメカに代えてコバチッチを復帰させる以外、同じメンバーの継続とみる。ただ、アスピリクエタとクリバリ、オーバメヤンのベテラン起用の可能性も考えられる。注目のムドリクに関しては昨年11月以降、公式戦から遠ざかっていることもあり、スタメンの可能性は限りなく低い。
★注目選手
◆リバプール:FWコーディ・ガクポ
加入4戦目で初ゴールを狙う。サラーやヌニェス、チアゴ、コナテといった主力がビッグマッチの勝敗をカギを握るプレーヤーとなるが、加入後初のビッグマッチに臨む23歳の若武者のパフォーマンスに注目したい。
昨夏からメガクラブの関心を集めた万能型アタッカーは、マンチェスター・ユナイテッド行きが有力視されたが、今冬にそのライバルへ電撃移籍。PSVやオランダ代表で十分な実績を持つものの、本来は時間をかけてチームに順応させたいところだったが、多くの負傷者に悩まされるリバプールでは早くも即戦力としての活躍が求められる。そういった中、ここまでの公式戦3試合ではセンターフォワードと左ウイングでプレー。要所で才能の片りんを示したが、リーグ前節のブライトンを含め決定的な仕事には至らず。
今回のチェルシー戦ではヌニェスの戦列復帰に伴い、左ウイングでの先発か、加入後初めてベンチからの投入という起用法が想定される。その中でカタール・ワールドカップでグループステージ3試合連続ゴールを決めた大舞台での勝負強さが期待されるところ。エリオットやカルヴァーリョの年下2人に加え、今後フィルミノやジョタ、ルイス・ディアスとライバルの戦列復帰が予想されており、個人としては目に見える結果を残して自身のポジション確保に繋げたい。
◆チェルシー:FWミハイロ・ムドリク
注目の逸材が初お披露目か。ガクポ同様に今回のビッグマッチにおけるメインキャストの一人とは言えないが、やはり今冬の移籍市場で最も注目を集めたアタッカーのデビューに注目したい。
昨季にブレイクの兆しを見せ、今季の序盤戦ではレアル・マドリー、RBライプツィヒ、セルティックと同居したチャンピオンズリーグのグループステージでの活躍を含め、シャフタールでの前半戦で18試合10ゴール8アシストの数字を残したウクライナの超新星。
今冬の移籍市場においてはプレミアリーグ首位を走り、同胞ジンチェンコも在籍する相思相愛のアーセナル行きが規定路線と見られたが、アメリカ人オーナーの札束攻勢によって行き先は同じロンドンでもノースロンドンではなくウエストロンドンのチェルシーとなった。
クラブ間の交渉が大きく影響し、個人としてはどうすることもできなかったが、移籍の経緯によって今回のデビュー戦ではその一挙手一投足に注目が集まることに。
今冬の移籍に備えてコンディション調整に余念はなかったものの、最後に公式戦を戦ったのは昨年11月半ばと約2カ月実戦から遠ざかっていることもあり、このリバプール戦では途中出場が濃厚だ。その出場の際にチームがどういった状況になるかは不明だが、多くのメガクラブを魅了した圧倒的なスピード、テクニック、フィニッシュの精度を発揮し、マッチアップが予想されるアレクサンダー=アーノルドを翻弄する姿が期待される。
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現在、消化が1試合少ないものの、トップ4圏内と10ポイント差の9位に低迷するリバプール(勝ち点28)。相変わらず多くの負傷者に悩まされるマージ―サイドの雄は、リーグ再開後も調子は上がらず。直近ではブレントフォードに1-3、ブライトンに0-3で惨敗。今季2度目の連敗を喫している。直近のFAカップ3回戦再試合ではウォルバーハンプトン相手にエリオットの鮮烈なゴール、公式戦8試合ぶりのクリーンシートを達成する1-0の勝利を収めてバウンスバックに成功。ただ、今後の再浮上に向けては2023年のリーグ戦ホーム初戦となるチェルシーとのビッグマッチをモノにする必要がある。なお、このビッグマッチはクロップ監督にとって監督キャリア通算1000試合のメモリアルゲームに。リバプールでの通算411試合目となる一戦を白星で飾れれば、新年リーグ初勝利と併せて浮上のキッカケに繋がるはずだ。ハヴァーツの虎の子の1点を泥臭く守り切った直近のクリスタル・パレス戦で、公式戦連敗を「3」でストップすると共に2023年初勝利を掴んだチームは、ここに来てムドリク、マドゥエケと前線に若手逸材2人を獲得。大幅な世代交代を図りつつ、今冬6人の新戦力での巻き返しを狙う中、今回の一戦では敵地で難敵撃破を目指す。
昨年9月18日に開催予定だった第7節がエリザベス女王崩御の影響で延期となっており、今回の一戦が両者の今季初対戦に。昨季はEFLカップとFAカップの決勝をいずれもリバプールがPK戦勝利でモノにしているが、リーグ戦含めた4度の対戦はすべて実質ドローの結果に終わっている。ちなみにクロップ監督とポッター監督の直接対決の戦績はドイツ人指揮官の3勝2分け1敗となっている。
◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、コナテ、ロバートソン
MF:ナビ・ケイタ、バイチェティッチ、チアゴ
FW:エリオット、サラー、ヌニェス
負傷者:DFファン・ダイク、MFアルトゥール、FWルイス・ディアス、フィルミノ、ジョタ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては前述の5選手が引き続き不在となる一方、直近の公式戦2試合を欠場していたヌニェスの復帰が確実だ。
スタメンは前述の11人を予想。守護神アリソンと共にディフェンスラインはブライトン戦のメンバーを継続し、中盤は直近のウルブス戦で好パフォーマンスを見せた18歳MFバイチェティッチとナビ・ケイタを抜擢。前線はエリオット、サラー、ヌニェスのトリデンテを採用するとみる。
一方、マティプに代えてジョー・ゴメス、中盤ではヘンダーソンとファビーニョ、前線ではガクポの左ウイング起用という可能性も十二分にある。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ケパ
DF:チャロバー、チアゴ・シウバ、バディアシル、ホール
MF:ギャラガー、ジョルジーニョ、コバチッチ
FW:ツィエク、ハヴァーツ、マウント
負傷者:GKメンディ、DFリース・ジェームズ、フォファナ、チルウェル、MFカンテ、ザカリア、FWスターリング、ブロヤ、プリシッチ
出場停止者:FWフェリックス(2/3)
デビュー戦での一発退場で3試合出場停止のフェリックスが引き続き不在に。負傷者に関してはリース・ジェームズとチルウェルが復帰に近づいているものの、依然として10選手近くが不在となる見込み。前述に加入が発表されたばかりのマドゥエケも登録が間に合っていない可能性が高い。
システムに関しては直近の試合で[4-2-3-1]を採用し、[3-4-2-1]のオプションも持っているが、[4-3-3]の布陣を予想。スタメンはパレス戦のメンバーからチュクエメカに代えてコバチッチを復帰させる以外、同じメンバーの継続とみる。ただ、アスピリクエタとクリバリ、オーバメヤンのベテラン起用の可能性も考えられる。注目のムドリクに関しては昨年11月以降、公式戦から遠ざかっていることもあり、スタメンの可能性は限りなく低い。
★注目選手
◆リバプール:FWコーディ・ガクポ
Getty Images
加入4戦目で初ゴールを狙う。サラーやヌニェス、チアゴ、コナテといった主力がビッグマッチの勝敗をカギを握るプレーヤーとなるが、加入後初のビッグマッチに臨む23歳の若武者のパフォーマンスに注目したい。
昨夏からメガクラブの関心を集めた万能型アタッカーは、マンチェスター・ユナイテッド行きが有力視されたが、今冬にそのライバルへ電撃移籍。PSVやオランダ代表で十分な実績を持つものの、本来は時間をかけてチームに順応させたいところだったが、多くの負傷者に悩まされるリバプールでは早くも即戦力としての活躍が求められる。そういった中、ここまでの公式戦3試合ではセンターフォワードと左ウイングでプレー。要所で才能の片りんを示したが、リーグ前節のブライトンを含め決定的な仕事には至らず。
今回のチェルシー戦ではヌニェスの戦列復帰に伴い、左ウイングでの先発か、加入後初めてベンチからの投入という起用法が想定される。その中でカタール・ワールドカップでグループステージ3試合連続ゴールを決めた大舞台での勝負強さが期待されるところ。エリオットやカルヴァーリョの年下2人に加え、今後フィルミノやジョタ、ルイス・ディアスとライバルの戦列復帰が予想されており、個人としては目に見える結果を残して自身のポジション確保に繋げたい。
◆チェルシー:FWミハイロ・ムドリク
Getty Images
注目の逸材が初お披露目か。ガクポ同様に今回のビッグマッチにおけるメインキャストの一人とは言えないが、やはり今冬の移籍市場で最も注目を集めたアタッカーのデビューに注目したい。
昨季にブレイクの兆しを見せ、今季の序盤戦ではレアル・マドリー、RBライプツィヒ、セルティックと同居したチャンピオンズリーグのグループステージでの活躍を含め、シャフタールでの前半戦で18試合10ゴール8アシストの数字を残したウクライナの超新星。
今冬の移籍市場においてはプレミアリーグ首位を走り、同胞ジンチェンコも在籍する相思相愛のアーセナル行きが規定路線と見られたが、アメリカ人オーナーの札束攻勢によって行き先は同じロンドンでもノースロンドンではなくウエストロンドンのチェルシーとなった。
クラブ間の交渉が大きく影響し、個人としてはどうすることもできなかったが、移籍の経緯によって今回のデビュー戦ではその一挙手一投足に注目が集まることに。
今冬の移籍に備えてコンディション調整に余念はなかったものの、最後に公式戦を戦ったのは昨年11月半ばと約2カ月実戦から遠ざかっていることもあり、このリバプール戦では途中出場が濃厚だ。その出場の際にチームがどういった状況になるかは不明だが、多くのメガクラブを魅了した圧倒的なスピード、テクニック、フィニッシュの精度を発揮し、マッチアップが予想されるアレクサンダー=アーノルドを翻弄する姿が期待される。
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同胞指揮官の下で完全覚醒。10代から名門アヤックスで活躍し、“NEXTポグバ”とも称された逸材だが、バイエルン、昨季のリバプールでは中盤のバックアッパーに甘んじた。しかし、オランダ時代からその才能に注目してきたスロット新監督の下でプレシーズンから出場機会を与えられると、新生レッズの中盤のキープレーヤーに成長。元々定評があるアスリート能力に規律・献身性を加えた守備でフィルター役を完璧にこなし、攻撃面ではサイズを感じさせないターンの巧さ、懐深いボールキープ、推進力、パスセンスを遺憾なく発揮。質の高いボックス・トゥ・ボックスのプレーで躍動した。 MF モイセス・カイセド(23歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生ブルーズの中盤に君臨。英国史上最高額の移籍金という色眼鏡もあり、加入2年目も周囲から高い要求を求められるエクアドル代表MFだが、今季前半戦のパフォーマンスはハードルが上がったなかでも称賛に値するパフォーマンスだ。前線に攻撃的なタイプを並べ、可変式のサイドバックにもより攻撃的なタスクを与えるマレスカ新監督のスタイルにおいて序盤戦はラヴィア、現在はエンソ・フェルナンデスとともにバランサーとしてのマルチタスクを担う。幅広いカバーエリア、ボールハントに加え、攻撃でも1ゴール3アシストと決定的な仕事をこなした。 MF ブカヨ・サカ(23歳/アーセナル) 出場試合数:16(先発:16)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズの絶対的エース。リーグ最少失点の堅守とセットプレーを武器に優勝争いの主役の一角を担うアーセナルだが、司令塔ウーデゴールを欠いた苦しい時期に孤軍奮闘の活躍を見せたエースの活躍は非常に大きかった。流れのなかでは「サカさえ抑えれば」」という対応を受けながらも、圧倒的な打開力を武器に5ゴール10アシストを記録した。それだけに12月末に負ったハムストリングのケガからいかに早く復帰できるかが、2位チームの後半戦のカギを握る。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:12 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 加入2年目で凄み増す超万能アタッカー。22ゴール11アシストを記録した加入1年目の大ブレイクによって今季は対戦相手からの徹底マークに遭うなか、ここまで12ゴール6アシストとキャリアハイ更新へ上々の滑り出しを見せている。新体制では昨季主戦場の右ウイングからトップ下と少し役割が変わっているが、今季もアタッキングサードで抜群の存在感を示す。前半戦ハイライトはプレミア史上初となる前半4ゴールを記録したブライトン戦。後半戦もその爆発力にも期待だ。 MF マテウス・クーニャ(25歳/ウォルバーハンプトン) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:10 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留争うウルブスで孤軍奮闘。イサクやウッド、エンベウモの活躍も素晴らしかったが、下位に低迷するチームで素晴らしい前半戦を過ごしたブラジル代表FWを選出。12ゴール7アシストの昨季活躍を経て、今季から背番号10を託されると、ここまで10ゴール4アシストを記録。[3-4-2-1]のシャドーの一角を主戦場に、攻撃のマルチタスクを担いながらボールのオン・オフに関わらず、ハイレベルのプレーを披露。献身的な守備も高い評価を得ており、今冬の移籍市場ではビッグクラブの注目も集める。だが、現状ではクラブとの新契約にサインする可能性が高い。 FW モハメド・サラー(32歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:17 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。攻守両面で異次元のパフォーマンスを披露し、リバプールの首位快走の立役者に。前半戦では2試合を除きすべての試合でゴールかアシストを記録し、得点ランキングとアシストランキングでいずれも首位に。圧倒的な決定力に加え、芸術的なアシストが印象的だった。 2025.01.09 22:25 Thu3
「彼は投入されれば全力を尽くす」リバプール指揮官が語るMF遠藤航への全幅の信頼「いつでもワタを必要としている」
リバプールのアルネ・スロット監督が、日本代表MF遠藤航を絶賛した。クラブ公式サイトが伝えている。 ユルゲン・クロップ前監督のラストシーズンとなった昨季は、後半戦から主力の一人としてプレーしていた遠藤。しかし、昨夏にスロット監督が就任すると、戦術的にライアン・グラフェンベルフがより好まれたこともあり、出場機会は激減していた。 それでも、最近は守備陣に負傷者を抱えていたチーム事情もあって、本職の中盤ではなくセンターバックで起用される機会が増加。9日に行われたEFLカップ(カラバオカップ)準決勝のトッテナム戦や11日に行われたFAカップ3回戦のアクリントン戦では、センターバックのポジションで奮闘した。 スロット監督も、与えられたタスクを黙々とこなす遠藤の人間性を絶賛。チームにとって欠かせない戦力だと改めて強調している。 「(遠藤のプロフェッショナルさについては)明らかだ。私はアクリントン戦の前、ハーヴェイ(・エリオット)に部屋へ来るよう頼んだ。彼が10番のポジションでの起用を望んでいると知りつつも、出場できない選手がいたこともあって右サイドで起用しなければならなかったからだ。彼はそこで本当にうまくやったと思う」 「ワタ(遠藤)についても同じ状況だったが、私は彼を部屋に呼ばなかった。彼がどんな人間かは知っているからだ。どこで起用しても、ワタは『あぁ、いつ起用されてもベストを尽くすよ』という感じだからね。試合終了の5分前でも、彼は投入されれば全力を尽くす」 「多くのファンにとって、それは普通のことに思えるかもしれない。しかし私がフットボールに携わっている間には、試合終了5分前に投入された選手がワタとは違い、異なるエネルギーを見せている姿を目にしてきた」 「彼はチームにとって重要な存在だ。中盤で、あるいはセンターバックとして、いつでも彼を必要としている。そして、彼は本当に良くやってくれている。トッテナム戦では、彼を最終ラインから外した瞬間に失点してしまった!」 2025.01.14 18:10 Tue4
三笘ブライトンvsチェルシーなど4つのプレミア勢対決! FAカップ4回戦の対戦カード決定
FAカップ4回戦の組み合わせ抽選会が12日に行われた。 イングランドサッカー協会(FA)に登録されている全てのクラブが出場可能なFAカップ。プレミアリーグ勢、チャンピオンシップ(2部)勢が参戦した3回戦ではブレントフォードが唯一下位カテゴリーに敗れたものの、アーセナルやウェストハムといったプレミア勢対決に敗れたチームを除いて波乱は起きなかった。 そんななか、今回決まった4回戦では三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがチェルシーとのプレミア勢対決に。さらに、アーセナルを撃破した前大会王者マンチェスター・ユナイテッドは、クラブOBで今季途中までコーチングスタッフを務めていたルート・ファン・ニステルローイ監督が率いるレスター・シティと対戦。さらに、アストン・ビラvsトッテナム、エバートンvsボーンマスがプレミア勢対決となった。 遠藤航所属のリバプールはブレントフォード撃破のプリマス・アーガイルと、マンチェスター・シティはレイトン・オリエントvsダービー・カウンティの勝者との対戦となる。 その他の日本人所属のプレミアリーグクラブでは菅原由勢のサウサンプトンがバーンリー、鎌田大地のクリスタル・パレスがドンカスターと対戦。 その他では大橋祐紀(ブラックバーン)、坂元達裕(コヴェントリー・シティ)、瀬古樹(ストーク・シティ)、田中碧(リーズ・ユナイテッド)、岩田智輝、横山歩夢のバーミンガム・シティが参戦する。 なお、FAカップ4回戦は2月第2週の週末に開催予定だ。 ◆FAカップ4回戦対戦カード マンチェスター・ユナイテッド vs レスター リーズ(2) vs ミルウォール(2)orダゲナム&レッドブリッジ(5) ブライトン vs チェルシー プレストン(2)orチャールトン(3) vs ウィコム・ワンダラーズ(3) エクセター・シティ(3) vs ノッティンガム・フォレスト コヴェントリー(2) vs イプスウィッチ ブラックバーン(2) vs ウォルバーハンプトン マンスフィールド(3)orウィガン(3) vs フルアム バーミンガム(3) vs ニューカッスル プリマス(2) vs リバプール エバートン vs ボーンマス アストン・ビラ vs トッテナム サウサンプトン vs バーンリー(2) レイトン・オリエント(3)orダービー・カウンティ(2) vs マンチェスター・シティ ドンカスター(4) vs クリスタル・パレス カーディフ(2) vs ストーク・シティ(2) ◆FAカップ3回戦 結果&日程 ▽1/9 シェフィールド・ユナイテッド(2) 0-1 カーディフ(2) エバートン 2-0 ピーターバラ(3) フルアム 4-1 ワトフォード(2) ▽1/10 ウィコム・ワンダラーズ(3) 2-0 ポーツマス(2) アストン・ビラ 2-1 ウェストハム ▽1/11 バーミンガム(3) 2-1 リンカーン(3) ブリストル・シティ(2) 1-2 ウォルバーハンプトン ミドルズブラ(2) 0-1 ブラックバーン(2) リバプール 4-0 アクリントン(4) レスター 6-2 QPR(2) ボーンマス 5-1 WBA(2) ブレントフォード 0-1 プリマス(2) チェルシー 5-0 モアカム(4) エクセター・シティ(3) 3-1 オックスフォード・ユナイテッド(2) ノリッジ(2) 0-4 ブライトン ノッティンガム・フォレスト 2-0 ルートン・タウン(2) レディング(3) 1-3 バーンリー(2) サンダーランド(2) 1-2 ストーク・シティ(2) リーズ(2) 1-0 ハローゲート・タウン(4) マンチェスター・シティ 8-0 サルフォード(4) コヴェントリー(2) 1-1(PK:4-3) シェフィールド・ウェンズデー(2) ハル・シティ(2) 1-1(PK:4-5) ドンカスター(4) ▽1/12 タムワース(5) 0-3 トッテナム アーセナル 1-1(PK:3-5) マンチェスター・ユナイテッド クリスタル・パレス 1-0 ストックポート(3) イプスウィッチ 3-0 ブリストル・ローヴァーズ(3) ニューカッスル 3-1 ブロムリー(4) サウサンプトン 3-0 スウォンジー・シティ(2) ▽1/13 ミルウォール(2) vs ダゲナム&レッドブリッジ(5) ▽1/14 レイトン・オリエント(3) vs ダービー・カウンティ(2) マンスフィールド(3) vs ウィガン(3) プレストン(2) vs チャールトン(3) ※()内は所属カテゴリー 2025.01.13 06:34 Mon5