鹿島などでプレーの赤崎秀平が31歳で現役引退…今季も南葛と契約も「体調の問題でドクターストップ」
2023.01.17 14:00 Tue
FW赤崎秀平(31)が現役引退を決断した。所属先である関東サッカーリーグ1部の南葛SCが17日にクラブ公式サイトで発表している。
5日に南葛が発表した今季の契約合意選手にも含まれていたが、「個人的な体調の問題により、これ以上アスリートとしての活動を続けること自体にドクターからストップがかかったため」に引退を決意したという。
クラブを通じて、長文にてこれまでのキャリアを振り返り、感謝の言葉を綴っている。
「いちき串木野市にある神村学園附属幼稚園でサッカーと出会い、串木野FCへ入団しました。転校した影響でパルティーダ鹿児島にチームを変えて、桜島の灰で泥んこまみれになりながら仲間とサッカーを楽しみ、暗くなったら車のヘッドライトをつけてリフティングの練習をすることもありました」
「生まれ育った鹿児島を離れて進学した佐賀県立佐賀東高校では、全国大会で活躍する姿を夢見て、陽が上がり陽が落ちるまでボールを蹴る日々で、ひたすらサッカーに没頭していました」
「多くの人から助言をいただき、筑波大学へ進学し、蹴球部の同期と過ごせた日々は何にも変えがたい時間で、卒業してからも各方面で活躍している仲間の姿が、今でも常に刺激になっています」
「大学卒業と同時に、鹿島アントラーズへ入団させてもらい、そこからガンバ大阪、川﨑フロンターレ、名古屋グランパス、ベガルタ仙台、南葛SCと数多くの素晴らしいクラブでプレーさせてもらいました」
「全てのカテゴリーで指導してくれた監督やコーチ、クラブスタッフ、そして一緒にプレーしてくれた選手の方々に心から感謝しています。そしてクラブだけでなく、住んでいた場所やご縁があり出会えた人のことを好きになり、いつかまた帰ってきたいと思える場所がたくさんできたことが、サッカーが僕にくれた最大のプレゼントです」
「これからについてはゆっくり考えながら進んでいきたいと思います。どんな時も僕を応援し続けてくれた皆さま、僕が所属していたクラブを愛してくれている皆さまに対して、人生をかけて恩返ししていきたいと思っています。皆さま、本当にありがとうございました」
「最後になりますが、家族のサポートがなければ、僕は大好きなサッカーをここまで続けてこれませんでした。高校時代、全国大会だけでなく、県予選から必ず応援しに会場まで来てくれた家族と親戚のみんな。そして、喜怒哀楽を常に共有してくれた妻と子供たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとう」
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筑波大学出身の赤崎は鹿島アントラーズの特別指定選手となり、2014年に正式入団。その後、ガンバ大阪、川崎フロンターレ、名古屋グランパス、ベガルタ仙台を渡り歩き、昨年7月から南葛に活躍の場を移した。鹿島時代に2015年のJリーグカップでニューヒーロー賞に輝き、チームとしても数々のタイトルに貢献したほか、川﨑Fでも1度のJ1優勝を経験。Jリーグ通算成績はJ1リーグ142試合、J2リーグ通算3試合だった。クラブを通じて、長文にてこれまでのキャリアを振り返り、感謝の言葉を綴っている。
「このたび、サッカー選手を引退することを決めました。様々な要因がありますが、サッカーに対して最後まで誠実でありたかったことが一番の理由です」
「いちき串木野市にある神村学園附属幼稚園でサッカーと出会い、串木野FCへ入団しました。転校した影響でパルティーダ鹿児島にチームを変えて、桜島の灰で泥んこまみれになりながら仲間とサッカーを楽しみ、暗くなったら車のヘッドライトをつけてリフティングの練習をすることもありました」
「生まれ育った鹿児島を離れて進学した佐賀県立佐賀東高校では、全国大会で活躍する姿を夢見て、陽が上がり陽が落ちるまでボールを蹴る日々で、ひたすらサッカーに没頭していました」
「多くの人から助言をいただき、筑波大学へ進学し、蹴球部の同期と過ごせた日々は何にも変えがたい時間で、卒業してからも各方面で活躍している仲間の姿が、今でも常に刺激になっています」
「大学卒業と同時に、鹿島アントラーズへ入団させてもらい、そこからガンバ大阪、川﨑フロンターレ、名古屋グランパス、ベガルタ仙台、南葛SCと数多くの素晴らしいクラブでプレーさせてもらいました」
「全てのカテゴリーで指導してくれた監督やコーチ、クラブスタッフ、そして一緒にプレーしてくれた選手の方々に心から感謝しています。そしてクラブだけでなく、住んでいた場所やご縁があり出会えた人のことを好きになり、いつかまた帰ってきたいと思える場所がたくさんできたことが、サッカーが僕にくれた最大のプレゼントです」
「これからについてはゆっくり考えながら進んでいきたいと思います。どんな時も僕を応援し続けてくれた皆さま、僕が所属していたクラブを愛してくれている皆さまに対して、人生をかけて恩返ししていきたいと思っています。皆さま、本当にありがとうございました」
「最後になりますが、家族のサポートがなければ、僕は大好きなサッカーをここまで続けてこれませんでした。高校時代、全国大会だけでなく、県予選から必ず応援しに会場まで来てくれた家族と親戚のみんな。そして、喜怒哀楽を常に共有してくれた妻と子供たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとう」
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