前田大然ゴラッソに旗手&古橋のホットライン! セルティックがリーグ12連勝締め《スコティッシュ・プレミアシップ》
2022.12.29 06:55 Thu
セルティックは28日、アウェイで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第19節でハイバーニアンと対戦し、4-0で圧勝した。
前節、古橋亨梧と旗手怜央の2ゴール共演によってセント・ジョンストンに4-1の快勝を収めた首位のセルティック。
次節にレンジャーズとのオールドファームを控える中、ポステコグルー監督率いるチームは2022年最終戦でリーグ12連勝を狙った。この一戦では古橋と旗手、前田大然が引き続きスタメンに入った一方、井手口陽介はベンチ外となった。
普段通り、ボールを持って主導権を握るセルティックは、立ち上がりに右サイドバックの旗手のクロスから左ウイングの前田のヘディング、直後に前田のパスから旗手のシュートと日本人コンビの連携からフィニッシュの場面を作り出す。
ただ、以降は攻め切れない状況が続き、相手が狙うロングカウンターから際どい場面も作られる。それでも、20分を過ぎた辺りから良い形の仕掛けが増え始めると、日本代表FWの果敢な仕掛けが先制点をもたらす。
幸先よく先制に成功したセルティックは30分過ぎにもアバダの右クロスから決定機。だが、GKが触ってファーに流れたところに反応した前田がイージーなヘディングシュートをクロスバーに当ててしまう。
それでも、試合開始直後から抜群のキレを見せていた日本代表FWは、この決定機逸を補って余りあるゴラッソを披露。36分、相手陣内左サイドでスターフェルトからパスを受けた前田は足を滑らせたDFを抜き去ってボックス付近に運ぶと、カットインから正確且つパワフルな右足シュートをゴール右上隅の完璧なコースに突き刺した。
直前の決定機逸もあってか、クールな反応となったゴールスコアラーを尻目にチームメイトはゴラッソを称え、ベンチサイドのポステコグルー監督も驚きの表情と共に愛弟子の活躍に目を細めた。
前田の5試合ぶりとなる今季リーグ戦4ゴール目でリードを広げた首位チームは、以降も危なげなくゲームをコントロール。2点リードで前半を終えた。
後半も優勢に試合を進めるセルティックは序盤の58分に3点目を奪取。相手のハンドで得たPKをキッカーのモーイが冷静に左隅へ蹴り込んだ。
これで勝利を決定づけたポステコグルーのチームだが、今度は前節の勝利の立役者2人が魅せる。64分、中央の旗手からの正確な縦パスに反応した古橋がボックス内でDFを外し、飛び出したGKの寸前で左足のシュートを流し込み、3試合連続となる今季14点目とした。
その後、古橋と前田がお役御免となったものの、最後まで隙を見せることなく試合をクローズしたセルティックが2022年最終戦を4-0の圧勝。年明けのオールドファームに弾みを付けている。
ハイバーニアン 0-4 セルティック
【セルティック】
モーイ(28分)
前田大然(36分)
モーイ(58分[PK])
古橋亨梧(64分)
前節、古橋亨梧と旗手怜央の2ゴール共演によってセント・ジョンストンに4-1の快勝を収めた首位のセルティック。
次節にレンジャーズとのオールドファームを控える中、ポステコグルー監督率いるチームは2022年最終戦でリーグ12連勝を狙った。この一戦では古橋と旗手、前田大然が引き続きスタメンに入った一方、井手口陽介はベンチ外となった。
ただ、以降は攻め切れない状況が続き、相手が狙うロングカウンターから際どい場面も作られる。それでも、20分を過ぎた辺りから良い形の仕掛けが増え始めると、日本代表FWの果敢な仕掛けが先制点をもたらす。
28分、左サイドでボールを持った前田が一対一を仕掛けて深い位置から左足の高速クロスを供給。これがDFにディフレクトして浮き球の形で中央に流れると、モーイが抑えの利いた右足のハーフボレーで叩き込んだ。
幸先よく先制に成功したセルティックは30分過ぎにもアバダの右クロスから決定機。だが、GKが触ってファーに流れたところに反応した前田がイージーなヘディングシュートをクロスバーに当ててしまう。
それでも、試合開始直後から抜群のキレを見せていた日本代表FWは、この決定機逸を補って余りあるゴラッソを披露。36分、相手陣内左サイドでスターフェルトからパスを受けた前田は足を滑らせたDFを抜き去ってボックス付近に運ぶと、カットインから正確且つパワフルな右足シュートをゴール右上隅の完璧なコースに突き刺した。
直前の決定機逸もあってか、クールな反応となったゴールスコアラーを尻目にチームメイトはゴラッソを称え、ベンチサイドのポステコグルー監督も驚きの表情と共に愛弟子の活躍に目を細めた。
前田の5試合ぶりとなる今季リーグ戦4ゴール目でリードを広げた首位チームは、以降も危なげなくゲームをコントロール。2点リードで前半を終えた。
後半も優勢に試合を進めるセルティックは序盤の58分に3点目を奪取。相手のハンドで得たPKをキッカーのモーイが冷静に左隅へ蹴り込んだ。
これで勝利を決定づけたポステコグルーのチームだが、今度は前節の勝利の立役者2人が魅せる。64分、中央の旗手からの正確な縦パスに反応した古橋がボックス内でDFを外し、飛び出したGKの寸前で左足のシュートを流し込み、3試合連続となる今季14点目とした。
その後、古橋と前田がお役御免となったものの、最後まで隙を見せることなく試合をクローズしたセルティックが2022年最終戦を4-0の圧勝。年明けのオールドファームに弾みを付けている。
ハイバーニアン 0-4 セルティック
【セルティック】
モーイ(28分)
前田大然(36分)
モーイ(58分[PK])
古橋亨梧(64分)
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