サラー1G1Aのリバプールがアストン・ビラに競り勝って3連勝! 18歳バイチェティッチが値千金の初ゴール《プレミアリーグ》
2022.12.27 04:35 Tue
プレミアリーグ第17節、アストン・ビラvsリバプールが26日にビラ・パークで行われ、アウェイのリバプールが1-3で勝利した。
多くの負傷者の影響もあり、期待外れの6位でカタール・ワールドカップ中断期間に入ったリバプール。ここからの巻き返しを狙うクロップのチームだが、再開初戦となったEFLカップ4回戦ではマンチェスター・シティとの打ち合いを2-3で落とし、リーグ再開へ弾みを付けることは叶わず。
12位のアストン・ビラのホームに乗り込んだ中3日での連戦に向けては先発6人を変更。守護神アリソン、ファン・ダイク、アレクサンダー=アーノルドが復帰し、3トップは右からサラー、ヌニェス、オックスレイド=チェンバレンとシティ戦後半の顔ぶれとなった。
ボクシング・デー開催のリーグ再開初戦で勝利を狙うリバプールは、力強いスタートを切る。5分、開始直後に得た右CKの場面でロバートソンのクロスは一度はじき出されるが、ペナルティアーク手前でクリアボールを回収したアレクサンダー=アーノルドが右足アウトを使った絶妙なパスを供給。これにボックス右で反応したロバートソンが左足アウトですかさず折り返すと、最後はゴール前にフリーで走り込んだサラーが左足インサイドで丁寧に流し込んだ。
両サイドバックによる見事なお膳立てからエースに開始早々のゴールが生まれたアウェイチームは、勢いづいて攻め立てる。前線からの強度の高いプレスでショートカウンターを狙いつつ、比較的高い相手のディフェンスラインの背後を使ったシンプルな攻めで揺さぶりをかける。
幾度か守護神アリソンの助けを借りる場面こそあるものの、冷静にゲームをコントロールしていくリバプール。さらに、要所でリスクをかけてくる相手を引っくり返す場面を作ると、28分にはカウンターに抜け出したヌニェス、31分にはボックス内で仕掛けたサラーのシュートでGKオルセンを脅かす。
以降もゴールの匂いをさせる仕掛けを続けるクロップのチームは、前半終盤に再びセットプレーからゴールネットを揺らす。37分、アレクサンダー=アーノルドの右CKを相手がクリアし損ねてファーに流れると、うまく収めたサラーがマイナスに落とす。これをファン・ダイクが抑えの利いた左足ボレーで振り抜いた。
エースとディフェンスリーダーのゴールによって2点リードで試合を折り返したリバプール。後半は開始直後にワトキンスに裏抜けを許してゴールネットを揺らされるが、これはオフサイドに救われる。
これをキッカケに気を引き締め直すと、直後の51分には相手セットプレーを撥ね返してのロングカウンターからサラーが快足を飛ばして相手陣内左サイドを独走。そのままボックス内へ持ち込んで自身2点目のビッグチャンスが訪れるが、ここはボールタッチがうまくいかず、無理な体勢で放ったシュートはGKオルセンの長い足にはじかれる。
ここからよりオープンな展開が続くと、前半に比べて攻め手が増えたビラがようやくゴールをこじ開ける。59分、ボックス手前右でドウグラス・ルイスが上げた正確なクロスをDF2枚の間に入り込んだワトキンスがコースを狙ったヘディングシュートでゴール右隅へ流し込んだ。
このゴールをキッカケに試合は完全にホームチームの流れとなり、二次攻撃、三次攻撃を仕掛けてボックス内へ際どいクロスが幾度も入るが、リバプールの守備陣に身体を張って防がれる。
何とかリードを維持するものの、攻守両面で苦しい時間帯が続くリバプールは、67分にチアゴとオックスレイド=チェンバレンを下げてナビ・ケイタとエリオット。さらに、79分にはアレクサンダー=アーノルドとヘンダーソンを下げてジョー・ゴメスとバイチェティッチをピッチに送り出した。
すると、守備のテコ入れを図ったドイツ人指揮官の2度目の交代策がゴールという思わぬ産物をもたらす。81分、ハーフウェイライン付近でパスカットしたジョー・ゴメスが背後のスペースへ浮き球のパスを送ると、快足を飛ばして追いついたヌニェスがゴールライン際で折り返す。GKオルセンが弾いたボールに反応したバイチェティッチが冷静に左への持ち出しでGKをかわして左足を振ると、これがニア上に突き刺さった。
18歳バイチェティッチの価千金のプレミアリーグ初ゴールで再び相手を突き放したリバプールは、殊勲のヌニェスを下げて17歳のドークにリーグデビューのチャンスを与えつつ、このまま試合をクローズにかかる。
対するビラは古巣対戦のコウチーニョ、イングスの投入で最後までゴールを目指したが、試合はこのままタイムアップを迎えた。
敵地で苦しみながらも勝ち切ったリバプールは再開後初勝利を挙げると共に、リーグ3連勝で上位との勝ち点差を縮めている。
多くの負傷者の影響もあり、期待外れの6位でカタール・ワールドカップ中断期間に入ったリバプール。ここからの巻き返しを狙うクロップのチームだが、再開初戦となったEFLカップ4回戦ではマンチェスター・シティとの打ち合いを2-3で落とし、リーグ再開へ弾みを付けることは叶わず。
12位のアストン・ビラのホームに乗り込んだ中3日での連戦に向けては先発6人を変更。守護神アリソン、ファン・ダイク、アレクサンダー=アーノルドが復帰し、3トップは右からサラー、ヌニェス、オックスレイド=チェンバレンとシティ戦後半の顔ぶれとなった。
両サイドバックによる見事なお膳立てからエースに開始早々のゴールが生まれたアウェイチームは、勢いづいて攻め立てる。前線からの強度の高いプレスでショートカウンターを狙いつつ、比較的高い相手のディフェンスラインの背後を使ったシンプルな攻めで揺さぶりをかける。
一方、2失点目は避けつつも早い時間帯に追いつきたいビラは、遅攻の局面で自陣でのミスが目立つが、セカンドの競り合いやカウンターを起点にボックス内で駆け引きするワトキンスが効果的にフィニッシュへ繋げていく。
幾度か守護神アリソンの助けを借りる場面こそあるものの、冷静にゲームをコントロールしていくリバプール。さらに、要所でリスクをかけてくる相手を引っくり返す場面を作ると、28分にはカウンターに抜け出したヌニェス、31分にはボックス内で仕掛けたサラーのシュートでGKオルセンを脅かす。
以降もゴールの匂いをさせる仕掛けを続けるクロップのチームは、前半終盤に再びセットプレーからゴールネットを揺らす。37分、アレクサンダー=アーノルドの右CKを相手がクリアし損ねてファーに流れると、うまく収めたサラーがマイナスに落とす。これをファン・ダイクが抑えの利いた左足ボレーで振り抜いた。
エースとディフェンスリーダーのゴールによって2点リードで試合を折り返したリバプール。後半は開始直後にワトキンスに裏抜けを許してゴールネットを揺らされるが、これはオフサイドに救われる。
これをキッカケに気を引き締め直すと、直後の51分には相手セットプレーを撥ね返してのロングカウンターからサラーが快足を飛ばして相手陣内左サイドを独走。そのままボックス内へ持ち込んで自身2点目のビッグチャンスが訪れるが、ここはボールタッチがうまくいかず、無理な体勢で放ったシュートはGKオルセンの長い足にはじかれる。
ここからよりオープンな展開が続くと、前半に比べて攻め手が増えたビラがようやくゴールをこじ開ける。59分、ボックス手前右でドウグラス・ルイスが上げた正確なクロスをDF2枚の間に入り込んだワトキンスがコースを狙ったヘディングシュートでゴール右隅へ流し込んだ。
このゴールをキッカケに試合は完全にホームチームの流れとなり、二次攻撃、三次攻撃を仕掛けてボックス内へ際どいクロスが幾度も入るが、リバプールの守備陣に身体を張って防がれる。
何とかリードを維持するものの、攻守両面で苦しい時間帯が続くリバプールは、67分にチアゴとオックスレイド=チェンバレンを下げてナビ・ケイタとエリオット。さらに、79分にはアレクサンダー=アーノルドとヘンダーソンを下げてジョー・ゴメスとバイチェティッチをピッチに送り出した。
すると、守備のテコ入れを図ったドイツ人指揮官の2度目の交代策がゴールという思わぬ産物をもたらす。81分、ハーフウェイライン付近でパスカットしたジョー・ゴメスが背後のスペースへ浮き球のパスを送ると、快足を飛ばして追いついたヌニェスがゴールライン際で折り返す。GKオルセンが弾いたボールに反応したバイチェティッチが冷静に左への持ち出しでGKをかわして左足を振ると、これがニア上に突き刺さった。
18歳バイチェティッチの価千金のプレミアリーグ初ゴールで再び相手を突き放したリバプールは、殊勲のヌニェスを下げて17歳のドークにリーグデビューのチャンスを与えつつ、このまま試合をクローズにかかる。
対するビラは古巣対戦のコウチーニョ、イングスの投入で最後までゴールを目指したが、試合はこのままタイムアップを迎えた。
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