CB探しに動くチェルシー、モナコのフランス代表バディアシルに注目
2022.12.25 20:05 Sun
チェルシーが、モナコに所属するフランス代表DFブノワ・バディアシル(21)の獲得に動いているようだ。イギリス『アスレティック』のデイビッド・オーンステイン記者が報じている。
今年5月に新オーナーを迎えて以降、戦力補強に余念のないチェルシー。すでにライプツィヒのフランス代表FWクリストファー・エンクンクの来夏加入が内定済みとの報道がある中、今冬の移籍市場でも大物確保を狙っているとされている。
センターバックは補強の優先度が高いポジションで、現在そのトップターゲットに挙げられているのがバディアシルだ。モナコの下部組織出身の21歳は194cmの長身を誇り、2018年11月にトップチームデビューを果たすと、すでに通算135試合出場を数えている。
今季もレギュラーとして活躍していた中で、9月にはフランス代表デビュー。伸び代十分な逸材をチェルシーは3500万ユーロで獲得を目指しているようだ。すでにモナコとの協議は進んでいるとのことで、これまでトップターゲットと見られていたライプツィヒのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルは高額過ぎる移籍金に二の足を踏んでいるという。
今年5月に新オーナーを迎えて以降、戦力補強に余念のないチェルシー。すでにライプツィヒのフランス代表FWクリストファー・エンクンクの来夏加入が内定済みとの報道がある中、今冬の移籍市場でも大物確保を狙っているとされている。
センターバックは補強の優先度が高いポジションで、現在そのトップターゲットに挙げられているのがバディアシルだ。モナコの下部組織出身の21歳は194cmの長身を誇り、2018年11月にトップチームデビューを果たすと、すでに通算135試合出場を数えている。
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