今季限りで引退の元日本代表DF駒野友一が古巣広島の普及部コーチに就任「夢を叶えたい子供達、サンフレッチェ広島で待っています」

2022.12.25 12:22 Sun
©︎J.LEAGUE
サンフレッチェ広島は25日、元日本代表DFでOBの駒野友一氏(41)がアカデミー普及部コーチ(スクールコーチ)に就任することを発表した。
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駒野氏は和歌山県出身で、広島のユースから2000年にトップチームに昇格。1年目こそリーグ戦の出番はなかったが、リーグカップや天皇杯でデビュー。すると2年目にはJ1デビューを果たし、リーグ戦24試合に出場し1得点を記録。レギュラーポジションを掴む。右サイドバックや右サイドハーフでプレーを続ける中、正確なクロスでアシストやチャンスメイクで貢献。2008年にジュビロ磐田に完全移籍。その後、FC東京、アビスパ福岡、FC今治でプレーし、今季限りで現役を引退していた。
J1通算374試合19得点、J2通算150試合6得点、J3通算67試合1得点、リーグカップ通算36試合2得点、天皇杯通算24試合3得点を記録。

また、日本代表には2005年に初招集されると、2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)、2010年の南アフリカW杯に出場。通算では78試合で1得点を記録していた。
古巣に指導者として戻る駒野氏はクラブを通じてコメントしている。

「この度、サンフレッチェ広島のスクールコーチ担当に就任することになりました。駒野友一です。ずっと温かく見守ってくださり、以前から指導者として戻るように声をかけていただき、サンフレッチェ広島の皆様に感謝しています」

「僕にとっては長い旅を終えて親元に戻るような気持ちです。色々なチームや経験を通して、サンフレッチェ広島の素晴らしさも知ることができました。この先もサンフレッチェ広島がJリーグの中でも継続して強固たるチームとなるように森﨑和幸、浩司と共にサンフレッチェ広島を盛り立てていけるように尽力していきます」

「僕自身が育ってきた広島ユースからサンフレッチェ広島のトップチームに上がり、各年代の日本代表、オリンピック、ワールドカップ出場までの自分の経験、技術、思考をサンフレッチェ広島のスクール、ジュニアユース、ユースに通う子供達に伝え、サンフレッチェ広島の礎となる選手を育てていけたらと思います」

「そして、サンフレッチェ広島からワールドカップで世界と闘える選手を多く輩出するチームとなるように奮励努力していきます。夢を叶えたい子供達、サンフレッチェ広島で待っています」





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