15歳少女が物投げ込みにより頭部を負傷…シティ&リバプールがファンの問題行動に共同声明「フットボール界に居場所はない」

2022.12.24 08:55 Sat
Getty Images
マンチェスター・シティリバプールがカラバオカップ(EFLカップ)での出来事に共同声明を発表した。22日、カラバオカップ4回戦でシティとリバプールが対戦した。カタール・ワールドカップ(W杯)による中断期間後の最初の試合となった中、試合は点の取り合いとなり3-2でシティが勝利。ベスト8に進出していた。

およそ1カ月半ぶりのチームの公式戦だったにもかかわらず、両クラブのサポーターがなぜか暴動。共同声明という形で、サポーターの行動を非難した。
「マンチェスター・シティ、リバプール、およびサポーターズグループの長は、ここ数週間、我々の期待をファンに伝えるために協力してきた中、エティハド・スタジアムで行われたカラバオカップの試合での多くのファンの行動に感謝します」

「しかしながら、試合中に全く容認できない事件がいくつか発生したことは、非常に残念です」
「これらの時間は完全に捜査され、警察に報告され、責任があると認められた人は、各クラブの制裁手続きの対象となります」

「マンチェスター・シティとリバプールは、このような問題を我々の試合から根絶するために協力し合うことを約束します」

「これらはフットボール界に居場所はありません」

イギリス『BBC』によれば、サポーターの問題行動により、15歳の少女が頭部を負傷したとされている。

グレーター・マンチェスター警察は、スタジアム外の交差点での暴行も捜査しているとのこと。人種差別を助長する公序良俗違反で逮捕されたという。また、花火などの火器を持ち込もうとした男性2人も逮捕されたとのことだ。

グレーター・マンチェスター警察の試合責任者は、スタジアムでの数々の問題行動を確認済みだとしている。

「試合中にコインや発煙等など、多くのものが投げ込まれたことを認識している」

「我々は事件を捜査し、今夜からCCTV(防犯カメラ)の映像を見直す」

「狭い場所で物を投げ込む行為は、明らかに危険であり、深刻で、時には破滅的な結果をもたらすこともある」

実際にケガ人も出ている状況だが、なぜこんなことをしてしまったのだろうか。

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