ユナイテッドが再開初戦飾って8強! エリクセン&ラッシュフォード弾でコンパニ率いる2部首位撃破《EFLカップ》
2022.12.22 06:55 Thu
マンチェスター・ユナイテッドは21日、オールド・トラッフォードで行われたEFLカップ(カラバオカップ)4回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーンリーと対戦し、2-0で勝利した。
アストン・ビラを破って3回戦を突破したユナイテッドは、宿敵マンチェスター・シティのレジェンドであるヴァンサン・コンパニ監督が率いる今季チャンピオンシップ首位のバーンリーを相手に準々決勝進出を狙った。
テン・ハグ監督はカタール・ワールドカップ中断明けとなる初戦に向け、W杯決勝を戦ったヴァランとリサンドロ・マルティネス、マグワイアやダロトを除く主力を招集。GKに控えのドゥブラフカ、主力不在のセンターバックにカゼミロが起用されたものの、ブルーノ・フェルナンデスやエリクセン、ラッシュフォードがスタメンに名を連ねた。
立ち上がりは一進一退の攻防となったが、時間の経過と共に地力で勝るホームチームが優勢に試合を進めていく。開始9分には相手ビルドアップのミスを突きインターセプトしたB・フェルナンデスからボックス左に走り込むガルナチョにラストパスが届くが、GKに距離を詰められた中で放った力のないシュートは相手DFのカバーに遭う。
以降は精度の高いキッカーを擁するセットプレー、ガルナチョのスピードを生かした縦に速い攻めで幾度か惜しいシーンを作り出す。すると、前半半ば過ぎにゴールをこじ開ける。
今季初先発となったワン=ビサカの見事なお膳立てによって先制に成功したユナイテッドだが、ここから前に出てきたバーンリーの反撃に遭う。右サイドで果敢に仕掛けるベンソンに際どい左足のシュートを続けて許すと、GKドゥブラフカの不用意なミスからあわやオウンゴールというピンチも招く。
それでも、失点を免れたホームチームはマルシャルのボックス内での巧みな切り返しからのシュートで2点目に迫るなど、まずまずの形で試合を折り返した。
1点リードで臨んだ後半もボールを握って主導権を握るユナイテッド。決定機まであと一歩という状況が続くが、背番号10の圧巻の個人技が突破口を開いた。
57分、ハーフウェイン手前の右サイドでボールを奪ったラッシュフォードがそのまま長い距離をドリブルで運んでいく。巧みなコース取りと味方のデコイの動きを使ってボックス内に持ち込むと、正確な右足の対角シュートをゴール左下隅へ突き刺した。
ラッシュフォードのファインゴールでほしかった2点目を奪ったユナイテッドだが、前半同様にここで一息ついてしまう。そして、途中投入のチュルリノフ、バーンズとボックス内で決定的なシュートを許すが、相手のフィニッシュの精度に救われる。
以降はアントニーの投入に始まり、エランガ、ショーをピッチに送り出して週明けに再開されるプレミアリーグのノッティンガム・フォレスト戦を睨んだ戦い方にシフトした。
試合終盤にかけてはよりオープンな展開となったが、互いにゴールを奪うには至らず。チャンピオンシップ首位チーム相手に快勝のユナイテッドが再開初戦を白星で飾ると共に、EFLカップ準々決勝進出を決めた。
アストン・ビラを破って3回戦を突破したユナイテッドは、宿敵マンチェスター・シティのレジェンドであるヴァンサン・コンパニ監督が率いる今季チャンピオンシップ首位のバーンリーを相手に準々決勝進出を狙った。
テン・ハグ監督はカタール・ワールドカップ中断明けとなる初戦に向け、W杯決勝を戦ったヴァランとリサンドロ・マルティネス、マグワイアやダロトを除く主力を招集。GKに控えのドゥブラフカ、主力不在のセンターバックにカゼミロが起用されたものの、ブルーノ・フェルナンデスやエリクセン、ラッシュフォードがスタメンに名を連ねた。
以降は精度の高いキッカーを擁するセットプレー、ガルナチョのスピードを生かした縦に速い攻めで幾度か惜しいシーンを作り出す。すると、前半半ば過ぎにゴールをこじ開ける。
27分、相手を深くに押し込んでの波状攻撃からボックス手前左のB・フェルナンデスが浮き球のパスをボックス右のスペースへ供給。これに反応したワン=ビサカが身体を投げ出しながらジャンピングボレーのような形でうまく折り返すと、ゴール前に走り込んだエリクセンが抑えの利いたダイレクトシュートで合わせた。
今季初先発となったワン=ビサカの見事なお膳立てによって先制に成功したユナイテッドだが、ここから前に出てきたバーンリーの反撃に遭う。右サイドで果敢に仕掛けるベンソンに際どい左足のシュートを続けて許すと、GKドゥブラフカの不用意なミスからあわやオウンゴールというピンチも招く。
それでも、失点を免れたホームチームはマルシャルのボックス内での巧みな切り返しからのシュートで2点目に迫るなど、まずまずの形で試合を折り返した。
1点リードで臨んだ後半もボールを握って主導権を握るユナイテッド。決定機まであと一歩という状況が続くが、背番号10の圧巻の個人技が突破口を開いた。
57分、ハーフウェイン手前の右サイドでボールを奪ったラッシュフォードがそのまま長い距離をドリブルで運んでいく。巧みなコース取りと味方のデコイの動きを使ってボックス内に持ち込むと、正確な右足の対角シュートをゴール左下隅へ突き刺した。
ラッシュフォードのファインゴールでほしかった2点目を奪ったユナイテッドだが、前半同様にここで一息ついてしまう。そして、途中投入のチュルリノフ、バーンズとボックス内で決定的なシュートを許すが、相手のフィニッシュの精度に救われる。
以降はアントニーの投入に始まり、エランガ、ショーをピッチに送り出して週明けに再開されるプレミアリーグのノッティンガム・フォレスト戦を睨んだ戦い方にシフトした。
試合終盤にかけてはよりオープンな展開となったが、互いにゴールを奪うには至らず。チャンピオンシップ首位チーム相手に快勝のユナイテッドが再開初戦を白星で飾ると共に、EFLカップ準々決勝進出を決めた。
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