セビージャの救世主になれるか、フランス人CBロイク・バデが今冬加入へ

2022.12.21 18:30 Wed
Getty Images
セビージャが、スタッド・レンヌからノッティンガム・フォレストにレンタル中のフランス人DFロイク・バデ(22)を獲得するようだ。

今季前にセンターバックの主力を務めていたジエゴ・カルロスとジュール・クンデが同時に引き抜かれてしまったセビージャ。代わりとして獲得した選手は思うような活躍ができず、ラ・リーガではここまで2勝5分け7敗と大きく低迷。降格圏内の18位に位置している。

成績不振からフレン・ロペテギ監督が解任され、以前1シーズンのみ指揮したホルヘ・サンパオリ監督を招聘。後半戦に向けて仕切り直したいところだが、元アルゼンチン代表指揮官は、そのためには補強が必要と説いている。
そして、冬の補強第一号となりそうなのがロイク・バデだ。元U-21フランス代表の肩書きを持つ22歳は、夏にフォレストが敢行した20人を超える大量補強の中の一人で、レンタルの形でプレミアリーグにやってきた。

だが、ここまでは1試合でベンチ入りしたのみで、それ以外は全てベンチ外。いまだ出場機会はなく、今回のセビージャ行きに際してフォレストは契約解除にやぶさかではないようだ。
セビージャとレンヌ間では買い取りオプション付きのレンタルで合意に近づいている模様。果たして、センターバック難のセビージャの救世主となるだろうか。

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