J2昇格を逃した松本、名波浩監督との契約満了を発表「特別なクラブになりました」

2022.11.22 21:25 Tue
Getty Images
松本山雅FCは22日、名波浩監督(49)の契約満了を発表した。

現役時代はジュビロ磐田、ヴェネツィア、セレッソ大阪、東京ヴェルディでプレー。引退後は、古巣の磐田で監督を務め、2021年6月から松本の監督に就任した。

就任1年目の2021シーズンは、残留争いをするチームの立て直しが期待されたが、最終的には最下位でJ3に降格。今シーズンは1年でのJ2復帰を目指したが、チームは4位でシーズン終了。2位とは勝ち点差1で昇格を逃していた。
名波監督は1年半での退任となった中、クラブを通じてコメントしている。

「このたび、契約満了に伴い、松本山雅FCを離れることになりました。選手・チームを成長させ、目標であるJ2昇格を達成するために、日々全力で挑んで参りましたが、結果が伴わずに申し訳ない気持ちでいっぱいです」
「最後まで私を信じて共に戦ってくれた選手・チームスタッフはもちろん、どんなときにもポジティブに応援してくださったファン・サポーターの皆様。ホームゲームでは運営を支えてくださったチームバモスの皆様。物心共々支えてくださったスポンサー、ホームタウンの皆様をはじめ、関係する全ての方に感謝申し上げます」

「これだけ多くの方に支えられるクラブは日本でここだけだと思います。私にとっても特別なクラブになりました、松本山雅FCの未来が輝かしいものであることを願っています」

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【ルヴァンカップまとめ】J2で降格圏に沈む山口が鹿島をPK戦で撃破! J1首位の町田がPKの1点を守り切り3回戦へ、“静岡ダービー”はJ2の磐田に軍配

9日、YBCルヴァンカップ2回戦の6試合が各地で行われた。 <h3>【甲府vs町田】J1首位の町田がPKの1点を守り切る</h3> J1で首位を走るFC町田ゼルビアはJ2のヴァンフォーレ甲府と対戦した。 試合は地力勝る町田が主導権を握って進んでいく中、なかなかゴールを奪えず。29分にはアクシデントで菊池流帆が昌子源と交代するなどした中、前半アディショナルタイムに仙頭啓矢がPKを決めて先制する。 良いタイミングで先制した町田。後半は甲府が盛り返し、町田ゴールに迫っていくがゴールが遠い。町田はしっかりと時間を使っていきそのままタイムアップ。PKの1点を守った町田が3回戦に駒を進めた。 <h3>【山口vs鹿島】PKまでもつれた激闘は山口が下剋上</h3> J1で3位の鹿島アントラーズがアウェイでJ2で降格圏に苦しむレノファ山口FCと対戦。ターンオーバーをしたチームだったが、荒木遼太郎や田川が積極的にゴールに迫っていく。 18歳のDF佐藤海宏が積極的なプレーを見せるなど、若手が躍動する中ゴールが遠い鹿島。押し込みながらもゴールを奪えないでいると、後半に山口が先にスコアを動かす。 64分、ボックス左で山口がFKを獲得。池上丈二がクロスではなくマイナスのボールを入れると、小澤亮太がトラップからそのまま左足一閃。サイドネットを揺らし、プロ初ゴールで山口が先制する。 先手を奪われてしまった鹿島はレオ・セアラや柴崎岳、植田直通、安西幸輝と主力を続々と投入して流れを掴みにいくが山口が粘りの戦いの前にゴールを奪えず。それでも81分、自陣からのロングボールをレオ・セアラが競り勝つと、ボックス内右から師岡柊生がボレーで蹴り込み追いついた。 延長戦にもつれ込んだ試合は互いにゴールを奪えずPK戦へ。1人目は共に成功すると、鹿島2人目の柴崎のシュートをGK田口潤人がセーブ。山口は5人全員が成功しPK5-3で山口が下剋上を達成した。 <h3>【磐田vs清水】“静岡ダービー”はJ2の磐田に軍配</h3> J2を戦うジュビロ磐田とJ1を戦う清水エスパルスの“静岡ダービー”。今季はリーグ戦では起こり得ないダービーが実現した中、試合はいきなり動く。 開始24秒、右サイドの中原輝のスルーパスに抜け出した小竹知恩の正確なクロスをゴール前のアフメド・アフメドフが頭で合わせ清水が先制する。 あっという間にリードを奪った清水だが、その後はゴールを奪えず。耐える磐田は53分に川﨑一輝が頭で合わせて同点に追いつくと、80分にはデザインされたセットプレーからリカルド・グラッサがボレーで決めて逆転。そのまま逃げ切り2-1で勝利を収めた。 <h3>【今治vs徳島】J2の四国対決は今治に軍配</h3> 共にJ2を戦う四国勢の対決。今治市長沢での林野火災の影響で延期となっていた1回戦の最後の試合が行われた。 前半からペースを握ったのは徳島ヴォルティス。しかし、何度もゴールに迫るがゴールを奪えない展開となる。一方のFC今治は耐える展開となる中、前半はゴールレスで終えると、後半早々にゴール。54分、日野友貴がボックス中央から決めて先制する。 押し込まれながらも先にスコアを動かした今治。すると64分には右サイドからの笹修大のクロスを藤岡浩介が決めてリードを広げる。 2点ビハインドとなった徳島は72分に坪井清志郎が1点を返すも、その後はゴールを奪えず。2-1で今治が2回戦に駒を進めた。 <h3>◆YBCルヴァンカップ2回戦</h3> ▽4/9(水) モンテディオ山形(J2) 0-1 京都サンガF.C.(J1) 【京都】 永田倖大(前45+1) ヴァンフォーレ甲府(J2) 0-1 FC町田ゼルビア(J1) 【町田】 仙頭啓矢(前45+2) 松本山雅FC(J3) 0-2 アルビレックス新潟 【新潟】 笠井佳祐(前19) 奥村仁(後18) ジュビロ磐田(J2) 2-1 清水エスパルス(J1) 【磐田】 川﨑一輝(後8) リカルド・グラッサ(後35) 【清水】 アフメド・アフメドフ(前1) レノファ山口FC(J2) 1-1(PK:5-3) 鹿島アントラーズ(J1) 【山口】 小澤亮太(後19) 【鹿島】 師岡柊生(後36) V・ファーレン長崎(J2) 1-2 湘南ベルマーレ(J1) 【長崎】 七牟禮蒼杜(後19) 【湘南】 ルイス・フェリッピ(前34) 鈴木章斗(延前13) <h3>◆YBCルヴァンカップ1回戦</h3> ▽4/9(水) FC今治 2-1 徳島ヴォルティス 【今治】 日野友貴(後9) 藤岡浩介(後19) 【徳島】 坪井清志郎(後27) 2025.04.09 21:49 Wed
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【明治安田J3第9節まとめ】FC大阪がOGで逃げ切り首位堅守!栃木Cは新加入FWウタカのデビュー弾などで5発圧勝

明治安田J3リーグ第9節の10試合が12日と13日に各地で行われた。 <h3>【FC大阪vs八戸】オウンゴールで逃げ切ったFC大阪が首位堅守</h3> 首位を走るFC大阪(勝ち点17)は、9位のヴァンラーレ八戸(勝ち点11)とホームで対戦した。 前節のギラヴァンツ北九州戦で3試合ぶりの黒星を喫したFC大阪だが、この試合では24分に先制する。舘野俊祐の左クロスを禹相皓が頭で合わせるとDF白井達也に当たったボールがゴールに吸い込まれた。 1点ビハインドで後半を迎えた八戸は、61分にチャンス。バイタルエリア左から稲積大介がクロスを供給すると、相手DFにフリックしたボールをファーサイドの中野誠也が頭で合わせたが、これは左ポストを直撃した。 さらに試合終了間際の90分にも、稲積の左クロスから澤上竜二がヘディングシュートを放ったが、これはGK山本透衣の正面を突き、万事休す。 結局、前半のオウンゴールで逃げ切ったFC大阪が1-0で勝利し首位をキープした。 <h3>【高知vs栃木C】栃木Cがウタカの移籍後初弾などで5発快勝!</h3> リーグ戦6試合負けなしと好調の4位栃木シティFC(勝ち点15)は、アウェイで11位高知ユナイテッドと対戦。試合が動いたのは18分、栃木Cは中盤からのロングパスでボックス右に抜け出した岡庭裕貴の折り返しを土佐陸翼が流し込み、先制する。 さらに26分に田中パウロ淳一がネットを揺らし、2点のリードで前半を終えた栃木C。後半に入っても主導権を握ると56分にボックス右から侵入した田中の折り返しを土佐が流し込んだ。 3点差とした栃木Cは、73分に平岡将豪を下げて栃木Cデビューとなるピーター・ウタカを投入。すると81分、ボックス右手前まで持ち上がった田中のラストパスでゴール前に抜け出したウタカがゴール左隅にシュートを突き刺し、移籍後初ゴールを記録した。 リードを広げた栃木Cは、86分にも奥井諒がゴールネットを揺らし、5-0で快勝。リーグ戦7試合無敗で2位に浮上している。 <h3>◆明治安田J3リーグ第9節</h3> ▽4/13(日) 鹿児島ユナイテッド 1-1 アスルクラロ沼津 長野パルセイロ 1-1 FC琉球 SC相模原 1-1 ザスパ群馬 ツエーゲン金沢 2-1 奈良クラブ FC岐阜 0-1 栃木SC カマタマーレ讃岐 0-2 松本山雅 高知ユナイテッド 0-5 栃木シティ ▽4/12(土) 福島ユナイテッド 1-0 ギラヴァンツ北九州 FC大阪 1-0 ヴァンラーレ八戸 テゲバジャーロ宮崎 2-1 ガイナーレ鳥取 2025.04.13 17:40 Sun
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来季もJ3戦う松本がFW浅川隼人ら4選手と契約更新「〝信州から世界へ〟これを達成する為に」

松本山雅FCは25日、GK神田渉馬(22)、DF二ノ宮慈洋(21)、MF前田陸王(22)、FW浅川隼人(29)との契約更新を発表した。 神田は長野県松本市出身で、松本の下部組織出身。2021年にトップチーム昇格を果たすと中々出場機会を掴めずにいたが、今シーズンは自身最多となるJ3リーグ8試合出場を果たした。 二ノ宮は2022年に高崎経済大附属高校から松本入り。今シーズンに昨年途中からレンタル移籍していたヴェロスクロノス都農より復帰を果たすと、J3リーグ3試合出場の記録を残した。 北海道出身の前田は、今シーズンに流通経済大学から松本に入団。ルーキーイヤーとなる今シーズンだったが、J3リーグ5試合の出場にとどまった。 浅川は2018年にY.S.C.C.横浜でプロキャリアをスタートさせると、ロアッソ熊本や奈良クラブでのプレーを経て今シーズン松本に加入。主力に定着すると、J3リーグ32試合13ゴール、YBCルヴァンカップ1試合出場の好成績を残した。 来季も松本でプレーすることが決まった4選手は、クラブを通じてコメントしている。 ◆神田渉馬 「今シーズンも熱いご支援、ご声援本当にありがとうございました。序盤はスタメンで試合に出ましたが、なかなかチームの勝利に貢献することができませんでした。目標であるJ2昇格も叶わずとても悔しいシーズンでした。来年はこの悔しさを晴らせるシーズンにします。よろしくお願いします!」 ◆二ノ宮慈洋 「来シーズンも松本山雅でプレーすることになりました。結果を出せるように全力で頑張ります。よろしくお願いします」 ◆前田陸王 「2025シーズンも松本山雅FCでプレーできることを嬉しく思います。2024シーズンはチームとしても、個人としても、とても悔しいシーズンになってしまいました。松本山雅FCの為に全力を注いでプレーし、必ずチームに勝利を与えられる選手になります。2025シーズン覚悟を持って挑みます。応援よろしくお願いいたします!」 ◆浅川隼人 「松本山雅FCのファンサポーターの皆様。そして浅川隼人のファンの皆様。2024シーズンの応援ありがとうございました。お待たせしました。浅川隼人は2025シーズンも松本山雅FCでプレーします」 「〝信州から世界へ〟今は笑われる言葉かもしれません。この地にJリーグクラブが生まれることも同じく笑われていたと思います。しかし10年前、このクラブは日本のトップリーグJ1に初めて挑戦しました。だからこそ私たちはこの夢を皆さんとなら達成できると思います」 「今年のホーム最終戦に小澤社長はこのような言葉を残しました。僕自身サポーターやこの地のサッカー文化に惚れて松本山雅FCに移籍を決断しました。相当な覚悟と責任を持って挑んだ2024シーズンはJ3優勝、J2昇格。得点王。そして満員のアルウィンを目標に歩んできました。そのどれも達成できず何も残せなかったシーズンとなってしまいました」 「特にPO決勝での悔しさは今までのサッカーキャリアの中で感じたことのない喪失感と、悔しさで、あの悔しさを晴らす為には自分たちの手で昇格を掴み取るしかないと決意したのを覚えています」 「来年で松本山雅FCは60周年となります。今まで松本の地に多くのものを残してきたと思います。ただ、今後の松本山雅FCの歴史を作るのは僕たちだけしかいません。社長の言った〝信州から世界へ〟これを達成する為にも、地域の皆さんにより必要とされ、愛されるクラブ、選手になれるようにピッチ内外で浅川隼人は駆け抜けていきます」 「今年達成できなかったJ3優勝、J2昇格。得点王。満員のアルウィンを必ず達成しましょう。2025シーズンも共に闘いましょう。メリークリスマス!!浅川隼人」 2024.12.25 13:55 Wed

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