vol.32/韓国代表【カタールW杯出場国ガイド】PL得点王エースの状態やいかに、きつい組を勝ち抜けられるか
2022.11.20 17:30 Sun
11月20日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがカタールの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘をより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。32カ国目は韓国代表を紹介していく。監督:パウロ・ベント
主将:ソン・フンミン
予選成績:7勝2分け1敗
W杯出場数:10大会連続11回目
W杯最高位:ベスト4
FIFAランク:28位
◆ソン・フンミンの状態やいかに

後ろからのビルドアップはいまだ不安を隠せないものがあるが、選手をみれば、この4年間でソン・フンミンに続いて、ファン・ウィジョやキム・ミンジェらが活躍の場を欧州に。ファン・ヒチャンもウォルバーハンプトンにステップアップを遂げ、第一戦で力を磨く。
基本布陣は[4-1-4-1]。顔面骨折で手術を受けたソン・フンミンはフルで能力を発揮できるか微妙だが、最終ラインの中心に新天地ナポリでさっそくレギュラーを張るキム・ミンジェの存在は頼もしく、イ・ガンイン、チョン・ウヨンといった若きタレントもいる。
◆超WS的注目プレーヤー
MFソン・フンミン(トッテナム)

◆登録メンバー
GK
1.キム・スンギュ(アル・シャバブ/サウジアラビア)
12.ソン・ボムグン(全北現代モータース)
21.チョ・ヒョヌ(蔚山現代FC)
DF
20.クォン・ギョンウォン(ガンバ大阪/日本)
15.キム・ムンファン(全北現代モータース)
4.キム・ミンジェ(ナポリ/イタリア)
19.キム・ヨングォン(蔚山現代FC)
3.キム・ジンス(全北現代モータース)
23.キム・テファン(蔚山現代FC)
2.ユン・ジョンギュ(FCソウル)
24.チョ・ユミン(大田ハナシチズン)
14.ホン・チョル(大邱FC)
MF
22.クォン・チャンフン(金泉尚武FC)
17.ナ・サンホ(FCソウル)
8.ペク・スンホ(全北現代モータース)
26.ソン・ミンギュ(全北現代モータース)
13.ソン・ジュンホ(山東泰山足球倶楽部/中国)
7.ソン・フンミン(トッテナム/イングランド)
18.イ・ガンイン(マジョルカ/スペイン)
10.イ・ジェソン(マインツ/ドイツ)
5.チョン・ウヨン(アル・サッド/カタール)
25.チョン・ウヨン(フライブルク/ドイツ)
6.ファン・インボム(オリンピアコス/ギリシャ)
11.ファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン/イングランド)
FW
9.チョ・ギュソン(全北現代モータース)
16.ファン・ウィジョ(オリンピアコス/ギリシャ)
◆日程
第1節
▽11/24
《22:00》
vsウルグアイ
◆第2節
▽11/28
《22:00》
vsガーナ
◆最終節
▽12/2
《24:00》
vsポルトガル
主将:ソン・フンミン
予選成績:7勝2分け1敗
W杯出場数:10大会連続11回目
W杯最高位:ベスト4
FIFAランク:28位
◆ソン・フンミンの状態やいかに

Getty Images
予選ではイラン代表に首位の座を許してしまったが、3位以下を遠さげ、危なげなく2位で10大会連続の出場を決めた韓国。パウロ・ベント監督の4年間はポゼッションスタイルを落とし込もうと試行錯誤もあり、順調な道のりではなかったが、本大会の舞台に挑戦する。基本布陣は[4-1-4-1]。顔面骨折で手術を受けたソン・フンミンはフルで能力を発揮できるか微妙だが、最終ラインの中心に新天地ナポリでさっそくレギュラーを張るキム・ミンジェの存在は頼もしく、イ・ガンイン、チョン・ウヨンといった若きタレントもいる。
そんなアジアの虎は過去ベスト4の実績を誇るが、直近2大会はグループ敗退。突破自体も2度しか経験がない。時間との戦いに直面するソン・フンミンだけでなく、新天地で苦しむ主砲ファン・ウィジョの調子も懸念事項だが、強烈な顔ぶれのグループを勝ち抜けるか。
◆超WS的注目プレーヤー
MFソン・フンミン(トッテナム)

Getty Images
韓国の注目選手はやはりソン・フンミンだ。ケガの状態が気がかりだが、個人としては昨季のプレミアリーグでアジア人初の得点王という称号を引っ提げての今大会。活躍ぶりはもはやアジアという枠で括れずだ。30歳の年齢的にも絶頂期での今大会。初戦から間に合うかが最大の焦点だが、代わりなどいない。◆登録メンバー
GK
1.キム・スンギュ(アル・シャバブ/サウジアラビア)
12.ソン・ボムグン(全北現代モータース)
21.チョ・ヒョヌ(蔚山現代FC)
DF
20.クォン・ギョンウォン(ガンバ大阪/日本)
15.キム・ムンファン(全北現代モータース)
4.キム・ミンジェ(ナポリ/イタリア)
19.キム・ヨングォン(蔚山現代FC)
3.キム・ジンス(全北現代モータース)
23.キム・テファン(蔚山現代FC)
2.ユン・ジョンギュ(FCソウル)
24.チョ・ユミン(大田ハナシチズン)
14.ホン・チョル(大邱FC)
MF
22.クォン・チャンフン(金泉尚武FC)
17.ナ・サンホ(FCソウル)
8.ペク・スンホ(全北現代モータース)
26.ソン・ミンギュ(全北現代モータース)
13.ソン・ジュンホ(山東泰山足球倶楽部/中国)
7.ソン・フンミン(トッテナム/イングランド)
18.イ・ガンイン(マジョルカ/スペイン)
10.イ・ジェソン(マインツ/ドイツ)
5.チョン・ウヨン(アル・サッド/カタール)
25.チョン・ウヨン(フライブルク/ドイツ)
6.ファン・インボム(オリンピアコス/ギリシャ)
11.ファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン/イングランド)
FW
9.チョ・ギュソン(全北現代モータース)
16.ファン・ウィジョ(オリンピアコス/ギリシャ)
◆日程
第1節
▽11/24
《22:00》
vsウルグアイ
◆第2節
▽11/28
《22:00》
vsガーナ
◆最終節
▽12/2
《24:00》
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韓国の伝説的GKキム・ビョンジが46歳で現役引退…通算706試合出場
▽韓国の伝説的なGKが現役を退いた。元韓国代表の守護神であるGKキム・ビョンジ(46)が自身のフェイスブックで引退宣言をした。 ▽1992年に蔚山現代でプロキャリアをスタートさせたキム・ビョンジは、浦項スティーラース、FCソウル、慶南FC、全南ドラゴンズと韓国クラブでプレー。現役生活24シーズンで公式戦通算706試合に出場していた。 ▽昨年9月にKリーグクラシックの水原三星ブルーウィングス戦が現役最後のゲームとなった。なお、当時は45歳5カ月15日でありKリーグの最年長出場記録を樹立した。昨シーズン限りで全南ドラゴンズを退団すると、今年はフリーの状態が続いていた。最年長出場記録以外にも、Kリーグでのクリーンシートが229試合を記録し、最多無失点試合記録を樹立。出場試合数もリーグ最多記録を保持している。 ▽また、韓国代表としても62キャップを記録。1998年のフランス・ワールドカップでは3試合に出場、2002年の日韓ワールドカップではチームがベスト4入りするも出場機会はなかった。なお、特徴的な髪型から「鳥の尾頭」というニックネームで呼ばれており、Kリーグでは3得点を記録している。 ▽キム・ビョンジは「選手として過ごした35年を思い出として保存する」と投稿。「実力を一晩で磨くことができないように、競技力も簡単には衰えないが、新たなスタートを切るため、気持ちを整理した」と引退の理由を明かしている。 2016.07.21 18:52 Thu5
