スパーズがフォレストに完敗で3回戦敗退…《EFLカップ》
2022.11.10 06:52 Thu
EFLカップ(カラバオカップ)3回戦、ノッティンガム・フォレストvsトッテナムが9日にシティ・スタジアムで行われ、2-0で勝利したフォレストが4回戦進出を決めた。
今ラウンドから参戦するトッテナムは、今季のリーグ戦で2-0の勝利を収めているフォレストと対戦した。直近のリバプール戦に1-2で競り負けたコンテのチームはバウンスバックを図る一戦で先発4人を変更。GKにデビュー戦のフォースター、ベン・デイビスとベンタンクール、エメルソンに代えてドハーティ、ダビンソン・サンチェス、スキップを起用。また、リシャルリソンがクルゼフスキと共にベンチに入った。
立ち上がりはホームチームの勢いを受ける形となったトッテナム。開始9分にはアウォニーのシュートがDFにディフレクトしたボールが左ポストを叩き、これをゴール前のリンガードにダイビングヘッドで合せられるが、これはGKフォースターのファインセーブで凌ぐ。
以降は徐々にボール支配率を高めて攻め手を窺うが、なかなか良い形で前線のケイン、ペリシッチにボールが入らず攻撃が停滞。それでも、前半半ば過ぎの31分にはケインの右からのクロスを起点に、ボックス右でルーズボールに反応したドハーティが弾丸シュートを枠に飛ばす。しかし、これはGKヘネシーの好守に阻まれる。
前半終盤にかけては一進一退の攻防が続くも、互いにフィニッシュの局面で精度の問題や連携ミスが目立ち、クローズな状況のままハーフタイムを迎えた。
そういった中、良いリズムで攻め続けるフォレストは50分、中盤でのボール奪取から左サイドで繋ぐと、左サイドバックのレナン・ロディがカットインから利き足とは逆の右足のコントロールシュートをゴール右隅に突き刺す。さらに、畳みかけるホームチームは57分、ロングカウンターから古巣対戦のオーリエが右サイドを独走し正確なクロスを供給。これをファーサイドのサリッジが頭で折り返すと、ゴール前のリンガードが冷静にヘディングシュートを流し込んだ。
劣勢を耐え切れずに連続失点となったコンテのチームは直後に3枚替えを敢行。ペリシッチ、ケイン、スキップを下げてリシャルリソン、ブライアン・ヒル、クルゼフスキを投入し、[3-4-3]に並びを変更。さらに、65分にはドハーティを下げて古巣対戦のスペンスをピッチへ送り込んだ。
この交代も実らず、決定機はおろかGKフォースターの再三の好守で3失点目を防ぐので精いっぱいのトッテナムだが、76分にはマンガラが2枚目のカードを受けて退場となり、数的優位を手にする。
ここから初めて相手を押し込むことに成功したトッテナムだが、2点差を守り切ろうと、専守防衛の構えを見せる相手に対して決定機まで持ち込めない。最終盤にはダビンソン・サンチェスを前線に残してパワープレーを敢行したが、最後までゴールを奪うことはできなかった。
この結果、フォレストに敵地で完敗のトッテナムは初戦敗退で厳しい公式戦連敗となった。
今ラウンドから参戦するトッテナムは、今季のリーグ戦で2-0の勝利を収めているフォレストと対戦した。直近のリバプール戦に1-2で競り負けたコンテのチームはバウンスバックを図る一戦で先発4人を変更。GKにデビュー戦のフォースター、ベン・デイビスとベンタンクール、エメルソンに代えてドハーティ、ダビンソン・サンチェス、スキップを起用。また、リシャルリソンがクルゼフスキと共にベンチに入った。
立ち上がりはホームチームの勢いを受ける形となったトッテナム。開始9分にはアウォニーのシュートがDFにディフレクトしたボールが左ポストを叩き、これをゴール前のリンガードにダイビングヘッドで合せられるが、これはGKフォースターのファインセーブで凌ぐ。
前半終盤にかけては一進一退の攻防が続くも、互いにフィニッシュの局面で精度の問題や連携ミスが目立ち、クローズな状況のままハーフタイムを迎えた。
迎えた後半、ホイビュアを下げてベンタンクールを投入したトッテナム。だが、立ち上がりから不用意なパスミスや球際での劣勢からホームチームの攻勢に晒される。
そういった中、良いリズムで攻め続けるフォレストは50分、中盤でのボール奪取から左サイドで繋ぐと、左サイドバックのレナン・ロディがカットインから利き足とは逆の右足のコントロールシュートをゴール右隅に突き刺す。さらに、畳みかけるホームチームは57分、ロングカウンターから古巣対戦のオーリエが右サイドを独走し正確なクロスを供給。これをファーサイドのサリッジが頭で折り返すと、ゴール前のリンガードが冷静にヘディングシュートを流し込んだ。
劣勢を耐え切れずに連続失点となったコンテのチームは直後に3枚替えを敢行。ペリシッチ、ケイン、スキップを下げてリシャルリソン、ブライアン・ヒル、クルゼフスキを投入し、[3-4-3]に並びを変更。さらに、65分にはドハーティを下げて古巣対戦のスペンスをピッチへ送り込んだ。
この交代も実らず、決定機はおろかGKフォースターの再三の好守で3失点目を防ぐので精いっぱいのトッテナムだが、76分にはマンガラが2枚目のカードを受けて退場となり、数的優位を手にする。
ここから初めて相手を押し込むことに成功したトッテナムだが、2点差を守り切ろうと、専守防衛の構えを見せる相手に対して決定機まで持ち込めない。最終盤にはダビンソン・サンチェスを前線に残してパワープレーを敢行したが、最後までゴールを奪うことはできなかった。
この結果、フォレストに敵地で完敗のトッテナムは初戦敗退で厳しい公式戦連敗となった。
トッテナムの関連記事
EFLカップの関連記事
|
|
トッテナムの人気記事ランキング
1
「これはショックだ…」「信じられない」現役時代と大きく異なるファン・デル・ファールト氏の姿が話題!「引退生活を楽しんでるみたい」
元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏の現在の姿に注目が集まっている。 ファン・デル・ファールト氏は、2000年にアヤックスでプロキャリアをスタート後、ハンブルガーSVやレアル・マドリー、トッテナム、ベティス、FCミッティランでプレー。最後はデンマークのエスビャウfBでプレーした後、2018年に現役を引退した。 代表キャリアにおいては、2001年にオランダ代表デビューして以降、109試合25得点をマーク。ワールドカップ(W杯)とユーロで2度ずつの出場歴を誇り、2010年の南アフリカW杯でオランダ代表の準優勝に貢献した名手だ。現役引退後にはプロダーツ選手に転向したことでも話題となっていた。 現在41歳のファン・デル・ファールト氏は、23日に行われたリバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズのチャリティーマッチにアヤックスの一員として参加。だが、現役時代との違いにファンが驚くこととなった。 現役時代にはどちらかと言えばシュッとしたイメージだったファン・デル・ファールト氏だが、当時と比べてかなり大きくなった様子。別人のような姿になっていた。 引退後はこれくらいの体型を維持しているファン・デル・ファールト氏だが、久々にピッチでプレーしたということもあり、体型のことを知らなかったファンからは「これはショックだ…」、「これは誰?」、「信じられない」、「引退生活を楽しんでるみたいだ」と大きな驚きの声が寄せられることとなった。 なお、リバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズの一戦は、アヤックスが2点を先行したものの、後半にリバプールが一挙4得点で逆転に成功。4-2でリバプールレジェンズが勝利を収めている。 <span class="paragraph-title">【動画】現役時代とは別人のようなファン・デル・ファールト氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="nl" dir="ltr">Rafael van der Vaart <br>Edgar Davids <a href="https://twitter.com/hashtag/livaja?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#livaja</a> <a href="https://t.co/xBgmFQU41H">pic.twitter.com/xBgmFQU41H</a></p>— AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1771515889692660178?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 13:20 Mon2
バレンシア、ビッグクラブが関心の逸材DFガシオロフスキと2027年まで契約延長
バレンシアは26日、U-19スペイン代表DFヤレク・ガシオロフスキ(20)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 ポーランド人の父親とスペイン人の母親を持ちスペインで生まれ育ったガシオロフスキは、192cmの体躯を誇る左利きのDF。7歳でバレンシアのカンテラに加入し、リザーブチームのバレンシアBでのプレーを経て2023年10月に行われたマジョルカ戦でトップチームデビュー。 これまでトップチームでは、公式戦34試合に出場しており、今季もラ・リーガ14試合を含む公式戦18試合に出場している。また、U-19スペイン代表の主力としても活躍しており、昨夏に行われたU-19欧州選手権では優勝に大きく貢献した。 現在はセンターバックを主戦場としているが、元々はサイドバックでプレーしていたこともあり、バレンシアのトップチームではセンターバック、左サイドバックの両方でプレーしている。恵まれた体躯通りの空中戦の強さに加え、サイズを感じさせないスピードを兼備するフィジカルアスリートで、出足鋭いアグレッシブな対人守備を持ち味とする。 判断や精度という部分に伸びしろを残すが、後方からの配球や積極果敢なドライブなど攻撃に関与する意識も高い現代型のDF。セットプレー時はターゲットマンとしても有能だが、ロングスローも武器としている。 以前にはアーセナルやトッテナム、ユベントス、インテルといったビッグクラブからの関心が報じられていたガシオロフスキだが、かねてより残留の意向を示しており、自身を育ててくれたクラブとの新契約を決断した。 2025.02.27 12:30 Thu3
“左SBファン・デ・フェン”にオランダ各紙軒並み最高評価「僕は元々こっちだからね」
オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン(23)が、左サイドバック起用について好感触を語った。オランダ『Voetbal International』が伝える。 今季ヴォルフスブルクからプレミアリーグはトッテナムへ加入。すぐさま持ち前のアスリート能力、技術力を見せつけ、トップクラブの主軸センターバックとなったファン・デ・フェン。 それは結果的に、ヴィルヒル・ファン・ダイクやマタイス・デ・リフトなど、ただでさえ世界有数の選手層を誇るオランダ代表センターバック陣をさらにパワーアップさせることに。 しかし、その一方で左サイドバックは手薄。フランス同様、人材大国なだけに有望な選手は多いが、ナタン・アケやデイリー・ブリントなど中堅〜ベテランが占め、ユーロ2024に向けては22歳イアン・マートセンが落選だ。 そんななか、どうやらロナルド・クーマン監督は、分厚いセンターバック陣を考慮してか、今大会を境にファン・デ・フェンの本格コンバートを想定している模様。選手本人が今季終盤戦のトッテナムで起用された左サイドバックだ。 6日の国際親善試合・カナダ代表戦で左サイドバックとしてフル出場したファン・デ・フェンは、オランダ各紙から軒並み最高評価を与えられ、指揮官からは「私は要らぬ心配をしていた。十二分に満足だ」と褒めちぎられた。 試合後の本人も好感触。 「僕は元々左サイドバックだからね。ずっと昔のことで、プロレベルと比べちゃいけない世界だけど。今や僕のメインポジションじゃないけど、スパーズで何試合かやってみたし、今日も上手くいった」 「監督とはまだ話してない。まあでも、僕のところからラインを上げることができてたし、それこそ求められたことだった。僕は相手に自由を与えなかったよ」 「今後も左サイドバックで? いやいや、どちらのポジションでも集中力が必要だし、あんまり考えたくないな。オランダ代表ならクーマンが望む場所でプレーする。僕がどちらにも対応できるだろ?」 ミッキー・ファン・デ・フェン23歳。 センターバックも左サイドバックも高水準でこなす世界有数のディフェンダーとなる未来は、そう遠くないだろう。 2024.06.07 17:55 Fri4
ディバラのスパーズ行きが急浮上! 約83億円でクラブ間合意に
ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(25)がトッテナムに移籍する可能性がここに来て急上昇しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 昨シーズン、ユベントスでの序列を下げたディバラ。最近までマンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクとのトレード案が、ディバラの合意を残すのみというところまで迫るも、同選手側の高額な給与と代理人への手数料が要求されたことで破談に終わった。 その後も引き続き去就について注目が集まるディバラだが、急展開。今夏、同選手の獲得に興味を示していたトッテナムが移籍金6440万ポンド(約83億2000万円)でクラブ間合意に達したようだ。残すは、トッテナムとディバラによる個人条件の交渉のみだという。 プレミアリーグの移籍市場が閉幕まで残り2日。果たしてトッテナムは、ディバラ獲得を取り付けることができるだろうか。 2019.08.07 08:40 Wed5
