サラーの2点を守り切ったリバプールが接戦制してリーグ連敗ストップ! スパーズは後半の猛攻実らず…《プレミアリーグ》

2022.11.07 03:30 Mon
Getty Images
プレミアリーグ第15節、トッテナムvsリバプールが6日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのリバプールが1-2で勝利した。

3位のトッテナム(勝ち点26)は前節、昇格組ボーンマス相手に2点差を引っくり返す3-2の逆転勝利。格下相手の薄氷の勝利で辛くもリーグ戦連敗をストップ。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではマルセイユとのアウェイゲームで大苦戦を強いられたものの、ホイビュアが後半ラストプレーで奪った逆転ゴールによって一時敗退危機からの劇的なグループ首位通過を決めた。

コンテ仕込みの勝負強さを発揮して公式連勝のチームは直近9戦未勝利の天敵相手の勝利に向け、マルセイユ戦から先発2人を変更。左眼窩底の手術を行ったソン・フンミン、ルーカス・モウラに代えてエメルソン、ビスマを起用。ペリシッチがケインと共に[3-5-2]の2トップを務めることになった。
一方、最下位ノッティンガム・フォレスト、下位に沈むリーズ相手の今季初の連敗で9位に低迷するリバプール(勝ち点16)。それでも、CLではグループ最終節でナポリに2-0で勝利しグループ5連勝での2位通過を果たした。

その好調CLでのパフォーマンスを追い風にリーグ連敗ストップを狙った敵地での対ビッグ6戦ではナポリ戦から先発3人を変更。脳震とうのプロトコルでプレーできないミルナーに代わってエリオットが起用されたほか、ツィミカスとカーティス・ジョーンズに代わってロバートソン、ヌニェスの主力が復帰。トップ下にフィルミノ、2トップにサラー、ヌニェスが並ぶ[4-3-1-2]の布陣で臨んだ。
トッテナムが比較的前から制限をかけるアグレッシブな入りを見せた中、リバプールは
無理にショートパスを繋ぐことなくミドルレンジのパスを使って局面の打開を図る。3分と7分にはロバートソン、アレクサンダー=アーノルドと高精度のキックを持つサイドバックからの背後へのフィードを起点に快足ヌニェスが左サイドのスペースに抜け出して決定機を作り出す。

すると、11分にはハーフウェイライン付近右サイドでのサラーのキープを起点にフィルミノ、ロバートソンと一気に左サイドのスペースへボールを展開。そこからボックス内のヌニェスの足元へ速いクロスが入ると、丁寧な横パスを受けたサラーが絶妙なファーストタッチからの左足反転シュートをゴール右下隅へ流し込み、鮮やかな崩しから敵地で先制に成功した。

公式戦6試合連続で先制点を奪われたトッテナムだが、この試合では素早いリアクションを見せる。15分、ベン・デイビス、ベンタンクールのパス交換でプレスを回避してボックス右に走り込んだケインにボールが収まると、一度外にふくらんでから正確なクロスが供給される。これをゴール前のペリシッチが頭で合わすが、GKアリソンに触られたボールは惜しくも右ポストを叩く。さらに、こぼれ球を繋いでホイビュアがシュートを枠に飛ばすが、これもアリソンのセーブに阻まれる。

即時の同点とはならなかったものの、一連の決定機でリズムを掴んだホームチームは19分にもペリシッチの高い位置でのボール奪取からボックス内に抜け出したセセニョンにラストパスが通る。ここでセセニョンはDFアレクサンダー=アーノルドに後ろから押し倒されるが、主審はPKを与えず。

前半半ばを迎えると、試合は一進一退の攻防に。1点リードのリバプールはここ最近の不振や疲労の影響もあってか、必要以上に相手の圧力を感じてか細かいミスが多く試合を落ち着かせられない。一方、トッテナムは遅攻の精度は今一つもケインやベンタンクールに比較的ボールが収まることで、セセニョンとペリシッチの2選手でアレクサンダー=アーノルドのサイドを度々攻略する。ただ、DFコナテの好カバーに阻まれて決定機まであと一歩。

前半終盤にかけても睨み合いが続く中、ひとつのミスがスコアを動かす。40分、GKアリソンからのロングフィードに対して警戒を怠ったDFダイアーがヘディングでGKへのバックパスを試みると、これを狙っていたサラーがボックス手前でインターセプト。飛び出したGKロリスに間合いを詰められるも、冷静にチップキックでゴールネットへ流し込んだ。

ミス絡みの失点でさすがに気落ちするホームチームに対してスコア、精神面で優位に立つリバプールはハーフタイムにかけても畳みかける攻めを見せたが、エリオットの鋭いミドルシュートはGKロリスの好守に阻まれ、トドメの3点目には至らず。

迎えた後半、2点ビハインドを追うホームチームがリスクを冒して前に出る。48分にはペリシッチの右CKをゴール前のダイアーが頭で合わせるが、これはGKアリソンの好守に遭う。さらに、後半は3バックの右に入るダイアーが続けて高い位置まで攻撃参加して相手の虚を突くと、49分にはゴール前のペリシッチ左足ワンタッチシュートがクロスバーを叩くビッグチャンスを作り出す。

相手のアグレッシブな出方に面食らったリバプールだが、何とか守勢の序盤をやり過ごすと、2トップのスピードを生かしたカウンターで牽制。サラー、ヌニェスが続けてボックス内で枠内シュートを飛ばして3点目に迫る。

後半も15分を過ぎた辺りからようやく落ち着き始める。何とか早い時間帯にゴールがほしいトッテナムが引き続きリスクを冒して攻撃に出るが、クロスやラストパスの精度を欠いて立ち上がりのように決定機まで持ち込めない。

これを受け、68分にはセセニョンとエメルソンの両ウイングバックを下げてドハーティ、負傷明けのクルゼフスキを同時投入。すると、この交代策がすぐさまゴールをもたらす。70分、右サイドでダイアー、ドハーティ、クルゼフスキと繋いでボックス右に走り込むケインへラストパスが通ると、エースがゴール左下隅へ右足のグラウンダーシュートを突き刺した。

エースのゴールによって一気にスタジアムの空気が一変すると、ここからホームチームの攻勢の時間帯が続く。これを受け、リバプールは74分にフィルミノとエリオットを下げてカーティス・ジョーンズ、ヘンダーソンとやや守備的な選手を投入して[4-3-3]に並びを変更。全体のバランスを整える形に。

試合は過密日程の中で勝ち点への執念が試される後半終盤に突入。攻めるトッテナム、守るリバプールという構図が明確となった中、見応えのある攻防が繰り広げられる。ヌニェスを下げてジョー・ゴメスを投入し、[5-4-1]に並びを変えたアウェイチームに対して、トッテナムはピッチの幅を目いっぱい使った揺さぶりと得意のセットプレーで幾度もゴールを脅かす。だが、最後のところで粘るリバプールの守備陣を相手に2点目を奪うことは叶わず。

この結果、サラーの2ゴールを守り切ったリバプールがビッグマッチを制し、今季アウェイ初白星と共にリーグ連敗をストップした。一方、後半はだいぶ盛り返したものの、ダイアーのミスが響いたトッテナムは公式戦3試合ぶりの敗戦となった。

リバプールの関連記事

リヴァプールの日本代表MF遠藤航が、チームメートたちとの仲の良さを見せた。クラブのコミュニティイベントにサプライズ訪問した時に一幕にファンたちが反応している。 "Wa-ta-ru... Endo!"@wasabi_cloud @LFCFoundation | #Ad pic.twitter.c 2025.09.30 17:18 Tue
リヴァプールの日本代表MF遠藤航が、プレミアリーグ開幕節のボーンマス戦に途中出場。ダメ押しゴールをアシストするなどチームの勝利に貢献した。初戦からの活躍ぶりにファンたちが歓喜した。なお遠藤はこの試合でプレミアリーグ通算50試合出場を達成している。 昨季のプレミアリーグ王者であるリヴァプールは、開幕節でボー 2025.08.16 10:44 Sat
【Jリーグワールドチャレンジ】横浜F・マリノス 1ー3 リヴァプール(7月30日/日産スタジアム) フィルジル ファンダイクに代わって、遠藤航がキャプテンとしてピッチに!明治安田ワールドチャレンジ 横浜F・マリノス vs リヴァプールFCLeminoで無料配信中!https://t.co/pTa8iIs3nZ#J 2025.08.01 18:00 Fri
指揮官と確固たる信頼を築いていることを示す凱旋試合だった。 リバプールは「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025」で横浜F・マリノスと対戦。0ー1とリードを追いかける60分、6万7千人以上が駆けつけたスタジアムの歓声が一際大きくなる。 タッチライン沿いで提示されたボードには、4と3の数字が点灯している。 2025.07.31 18:00 Thu
リバプールは17日、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー(21)との新契約を発表した。長期契約を締結したとされている。 ブラッドリーはリバプールの下部組織出身で、ボルトンへのレンタル移籍を経験。2023年7月に正式にファーストチームに昇格した。 これまで公式戦通算55試合に出場し1ゴール10アシストを 2025.05.17 22:55 Sat

プレミアリーグの関連記事

リヴァプールの日本代表MF遠藤航が、チームメートたちとの仲の良さを見せた。クラブのコミュニティイベントにサプライズ訪問した時に一幕にファンたちが反応している。 "Wa-ta-ru... Endo!"@wasabi_cloud @LFCFoundation | #Ad pic.twitter.c 2025.09.30 17:18 Tue
クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地が、クラブのプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。クラブ公式『X』では、リヴァプール戦のプレーまとめ動画を公開。現地のサポーターたちが称賛している。 Just over three minutes of pure Daichi Kamada content pic.tw 2025.09.30 09:58 Tue
トッテナムの日本代表DF高井幸大が、ついに新天地デビューを飾るかもしれない。期待の若手の置かれている現状について指揮官がコメントしている。 今夏の移籍市場で川崎フロンターレからトッテナムに加入した高井だったが、足底腱膜をケガした影響でアジアツアーを回避。現在はリハビリを続けており、ここまで公式戦の出場はない状況と 2025.09.20 10:31 Sat
【プレミアリーグ】ボーンマス 2-1 ブライトン(日本時間9月14日/ディーン・コート) 待望の今季リーグ戦初ゴール 右の大外 #ミンテー が上げたクロス 飛び込んできたのは左の大外 #三笘薫 代表ウィーク明け初戦で同点ゴールの大仕事プレミアリーグ第4節#ボーンマス v #ブライトンhttps://t.co/Xm 2025.09.14 06:00 Sun

リバプールの人気記事ランキング

1

浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu
2

リバプールのレジェンドGKローレンス氏が77歳で死去

▽リバプールのレジェンドGKであるトミー・ローレンス氏が10日、77歳で死去した。 ▽1957年10月に17歳でリバプールとプロ契約を結んだローレンス氏は、トップリーグで2度の優勝、FAカップで1度の優勝に貢献。名将ビル・シャンクリー体制となって低迷期からの脱却を図っていた時代のリバプールを支えた守護神だった。 ▽リバプールでは1971年に退団するまで公式戦390試合に出場した。 2018.01.11 01:00 Thu
3

高価なものなんかいらない! 心優しきマネ「少しでもみんなに還元する」

リバプールに所属するセネガル代表FWサディオ・マネが金銭の使い方についての考えを述べている。スペイン『アス』が『nsemwoha.com』を引用して伝えた。 昨季、チャンピオンズリーグ(CL)を制したリバプール。その攻撃の一角を担っているマネは、2016年夏にサウサンプトンから加入して以降、瞬く間にトッププレイヤーへと駆け上がっていった。 多くのスター選手たちと同じように高額な給与を貰っているマネだが、それを私利私欲のために使わず、貧困に困っている人々の助けになってほしいと、謙虚な姿勢をみせた。 「フェラーリ10台、高価な腕時計20個、自家用ジェット2機…そんなもの必要かい?」 「僕は貧しくて畑で働かなくてはならなかったんだ。裸足でサッカーをし、教育など多くのことができなかった中で必死に生き抜いたよ」 「今はサッカーのおかげで稼いだお金で人々を助けることができるよ。学校やスタジアムを建て、貧困に苦しむ人々に衣服や靴、食料を提供したり、貧しい地域に住む家庭に月々70ユーロ(約8000円)を寄付したりすることができる」 「高級車、高級住宅、旅行、飛行機さえいらない。僕がこれまで受けたものを少しでもみんなに還元することを望んでいるよ」 2019.10.18 17:40 Fri
4

アンチェロッティ、ファン・ダイクの危険タックルに「ビデオを見ればレッド」

▽ナポリを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループC最終節リバプール戦での判定に不満を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が指揮官のコメントを伝えた。 ▽決勝トーナメント進出を懸けた3位のリバプール(勝ち点6)、首位のナポリ(勝ち点9)によるグループC最大の大一番。試合は前半34分にFWモハメド・サラーのゴールで先制に成功したリバプールが、試合終盤のナポリの猛攻をGKアリソン・ベッカーのビッグセーブで凌ぎ、1-0で勝利。この結果、同時刻開催で勝利したパリ・サンジェルマンが首位通過、リバプールが2位通過を果たし、ナポリは3位敗退でヨーロッパリーグ(EL)に回ることになった。 ▽ただ、同試合では前半立ち上がりの13分にリバプールDFヴィルヒル・ファン・ダイクがナポリFWドリエス・メルテンスに見舞ったハードチャージに関する判定がひとつのターニングポイントになった。 ▽同場面ではルーズボールに反応したファン・ダイクがスライディングでクリアを試みた際、先にボールに触ったものの、後方で反応していたメルテンスの左脛の内側に足裏を見せたハードチャージを見舞った。幸い、メルテンスに大きなケガはなかったが脛の骨折やヒザ、足首のじん帯を損傷する可能性もある非常に危険なプレーだったと言わざるを得なかった。 ▽結局、主審はファン・ダイクが先にボールを触っていたとの判断からイエローカードの掲示に留まったが、試合後の公式会見に出席したアンチェロッティ監督はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が用いられれば、退場の可能性が高かったとの持論を展開した。 「ビデオで確認すれば、レッドカードだった」 「VARに関する大きくの議論があるが、VARがチャンピオンズリーグに来るのはあまりに遅すぎた」 ▽一方、ファウルの当事者となったファン・ダイクは自身のプレーの正当性を主張している。イギリス『インデペンデント』がオランダ代表DFのコメントを伝えた。 「それは全く悪いチャレンジだったとは思っていない。不運なことに私は彼と接触してしまったが、自分に彼を傷つける意図やあのような接触を意図していなかった」 「僕はボールにチャレンジしていたし、スリッピーなピッチで滑った結果、彼に接触してしまった。ただ、それもフットボールのひとつの側面だ」 ▽今回のプレーに関しては識者の間でも意見が分かれる難しい判断だったが、ナポリ側とすれば、同選手の退場か否かで試合の流れが大きく変わっていたと考えており、VARの有無を含めて少し不公平な判定と感じたようだ。 ▽なお、欧州サッカー連盟(UEFA)は先日にCL決勝トーナメントからのVAR導入を発表している。 ◆危険なプレーに間違いはないが… https://twitter.com/tancredipalmeri/status/1072818266563862528 2018.12.12 23:17 Wed
5

南野拓実がマネを助ける!? トロフィーリフトで持っていたシャンパンを隠した理由とは?

リバプールが壮絶なPK戦の末、9度目のEFLカップ(カラバオカップ)優勝を果たしていたが、その裏では思わぬやり取りが行われていた。 2月27日、リバプールはEFLカップ決勝でチェルシーと対戦。試合は120分間を戦ってもゴールが生まれず、PK戦にもつれ込んだ。 そのPK戦では、両チームのフィールドプレーヤー10人ずつが見事に全員成功。最後は11人目のGK同士のPKに委ねられた。 先攻のリバプールはGKクィービーン・ケレハーが見事なキックを見せて成功。しかし、PK戦のために120分に出場したチェルシーのGKケパ・アリサバラガのシュートは枠の遥か上に飛び勝負あり。リバプールが優勝した。 決勝までの戦いではチームを牽引していた日本代表MF南野拓実はベンチ入りしたものの出番は最後まで訪れず。それでも、トロフィーを渡され、サポーターのもとで掲げるという粋な計らいも見られていた。 そんな中、優勝トロフィーをピッチで掲げる際にちょっとした出来事が南野とセネガル代表FWサディオ・マネの間で起きていた。 選手たちが集まる中、南野は端の方で待っていると、そこにマネが登場。すると、南野がシャンパンの瓶を手にした。 しかし、ここんでマネが南野に手をやり何かを話すと、南野はその瓶を隠すことに。マネが何かを喋りかけていた。 シャンパンで喜びを表そうとした南野だったが、マネは敬虔なイスラム教徒。アルコールに関してはイスラム教徒の間でも分かれるが、マネは摂取しない側の人間。そのため、南野にシャンパンを振るのをやめてほしいとお願いしたと見られる。 過去には、バイエルンで何度もタイトルを獲得した元フランス代表MFフランク・リベリがチームメイトだったダビド・アラバにピッチ上を追いかけ回されたシーンがあったが、リベリもイスラム教徒でありアルコールが禁止されていたため、拒否していたが、最終的には捕まり、大量のビールをかけられるというようなこともあった。マネもこのようなことになるのを避けたかったのだろうが、南野に救われる形となった。 <span class="paragraph-title">【動画】マネが南野に耳打ちしてシャンパンを下げさせる</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Mane asked Minamino not to spray champagne so he put it back down <a href="https://t.co/pFoJ6ErbEf">pic.twitter.com/pFoJ6ErbEf</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1498327205084028928?ref_src=twsrc%5Etfw">February 28, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】リベリ、アラバに追いかけられ猛ダッシュも捕まりビールの餌食に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="lzyeCJDEMJE";var video_start = 15;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.03.01 07:15 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly