【CLグループG総括】シティが圧倒! 不振セビージャの隙を突いてドルトムントが2位通過
2022.11.04 18:30 Fri
予想通りの結果となったグループG。悲願の初制覇を狙うマンチェスター・シティが圧倒的な実力を誇示した中、ドルトムントは必要な勝ち点を拾いながら2位通過。セビージャはもう少し踏ん張りたいところだったが、不調から抜け出せずELに回ることに。コペンハーゲンは無勝利で無念の敗退となった。
■グループG順位表■
[勝ち点/勝/引/負/得失点]
1.マンチェスター・シティ[14/4/2/0/12]
2.ドルトムント[9/2/3/1/5]
3.セビージャ[5/1/2/3/-6]
4.コペンハーゲン[3/0/3/3/-11]
◆悲願のビッグイヤーへ、GSは余裕の突破~マンチェスター・シティ~
目指すはビッグイヤーのみ。もはやグループステージはシティにとって余興に過ぎず、本番はラウンド16から。そして、その通りにグループGでは他を寄せ付けない強さで無敗で首位通過を決めた。
そんな新エースの活躍もあり、シティは4勝2分け無敗で当たり前のように首位通過。最終節のセビージャ戦では、右サイドバックで先発したDFリコ・ルイスが17歳と346日というCL史上最年少ゴール記録を打ち立てたことも話題に。
なお、シティがラウンド16で対戦する可能性のあるチームは、クラブ・ブルージュ、インテル、フランクフルト、ミラン、ライプツィヒ、パリ・サンジェルマンとなっている。
◆4ゴールの19歳が決勝Tへ導く~ドルトムント~
2位通過はドルトムント。ハーランド退団で懸念された得点力の低下が影響し、6試合で3ドローともったいない結果に。ただ、その中でも19歳のベリンガムが4ゴール1アシストの活躍を披露。初戦から4試合連続ゴールで攻撃を牽引し、キャプテンマークを巻いた第3節のセビージャ戦では1ゴール1アシストと大車輪の活躍だった。
一方で、新加入ながら精巣腫瘍で戦線離脱中のアラーや、グループステージでは1ゴールに終わった同じく新加入のアデイェミら悔しい思いをした選手も。グループステージはライバルと見られていたセビージャが自滅し、ドルトムントが助けられた面もあるため、決勝トーナメント以降は安定した戦いを見せたいところだ。
◆不振から抜け出せず、ELで挽回を図る~セビージャ~
今季開幕からの不振から抜け出せず、わずか1勝で大会を後にすることになった。今季のセビージャは明確な大不振に陥り、ここまで公式戦18試合で挙げた白星はわずかに3つ。昨季までスペクタクルなサッカーを体現していたロペテギ監督が、1-4で敗れたドルトムント戦を最後に解任されることになった。
その後、セビージャは以前指揮官を務めたサンパオリ監督を招聘し再起を図ったが、就任以降の公式戦8試合は2勝3分け3敗と、なかなか梲が上がらない。このCLでは、第5節の時点で敗退が決定。それでも何とか3位でフィニッシュし、ELに回ることになった。
◆GS最少スコアで完全敗北に~コペンハーゲン~
6シーズンぶりの本大会出場となったコペンハーゲン。ドルトムントやセビージャは、他のビッグクラブに比べて与し易い相手ではあったが、結果的に3分け3敗の未勝利に。攻撃に関してはわずか1ゴールしか挙げられず、文字通りの完敗となってしまった。なお、デンマークで唯一決勝トーナメント進出経験のある同クラブが最後にその決勝トーナメントに進出したのは10-11シーズンだ。
■グループG順位表■
[勝ち点/勝/引/負/得失点]
1.マンチェスター・シティ[14/4/2/0/12]
2.ドルトムント[9/2/3/1/5]
3.セビージャ[5/1/2/3/-6]
4.コペンハーゲン[3/0/3/3/-11]
◆悲願のビッグイヤーへ、GSは余裕の突破~マンチェスター・シティ~

Getty Images
目指すはビッグイヤーのみ。もはやグループステージはシティにとって余興に過ぎず、本番はラウンド16から。そして、その通りにグループGでは他を寄せ付けない強さで無敗で首位通過を決めた。
セビージャとの開幕戦から4発圧勝を収めると、続くドルトムント戦は早速の古巣戦となったハーランドの決勝ゴールで競り勝った。第3節ではコペンハーゲンと対戦し5得点。この時点でハーランドも個人的に5ゴールを記録し、CL通算成績を22試合28得点とした。
そんな新エースの活躍もあり、シティは4勝2分け無敗で当たり前のように首位通過。最終節のセビージャ戦では、右サイドバックで先発したDFリコ・ルイスが17歳と346日というCL史上最年少ゴール記録を打ち立てたことも話題に。
なお、シティがラウンド16で対戦する可能性のあるチームは、クラブ・ブルージュ、インテル、フランクフルト、ミラン、ライプツィヒ、パリ・サンジェルマンとなっている。
◆4ゴールの19歳が決勝Tへ導く~ドルトムント~

Getty Images
2位通過はドルトムント。ハーランド退団で懸念された得点力の低下が影響し、6試合で3ドローともったいない結果に。ただ、その中でも19歳のベリンガムが4ゴール1アシストの活躍を披露。初戦から4試合連続ゴールで攻撃を牽引し、キャプテンマークを巻いた第3節のセビージャ戦では1ゴール1アシストと大車輪の活躍だった。
一方で、新加入ながら精巣腫瘍で戦線離脱中のアラーや、グループステージでは1ゴールに終わった同じく新加入のアデイェミら悔しい思いをした選手も。グループステージはライバルと見られていたセビージャが自滅し、ドルトムントが助けられた面もあるため、決勝トーナメント以降は安定した戦いを見せたいところだ。
◆不振から抜け出せず、ELで挽回を図る~セビージャ~

Getty Images
今季開幕からの不振から抜け出せず、わずか1勝で大会を後にすることになった。今季のセビージャは明確な大不振に陥り、ここまで公式戦18試合で挙げた白星はわずかに3つ。昨季までスペクタクルなサッカーを体現していたロペテギ監督が、1-4で敗れたドルトムント戦を最後に解任されることになった。
その後、セビージャは以前指揮官を務めたサンパオリ監督を招聘し再起を図ったが、就任以降の公式戦8試合は2勝3分け3敗と、なかなか梲が上がらない。このCLでは、第5節の時点で敗退が決定。それでも何とか3位でフィニッシュし、ELに回ることになった。
◆GS最少スコアで完全敗北に~コペンハーゲン~

Getty Images
6シーズンぶりの本大会出場となったコペンハーゲン。ドルトムントやセビージャは、他のビッグクラブに比べて与し易い相手ではあったが、結果的に3分け3敗の未勝利に。攻撃に関してはわずか1ゴールしか挙げられず、文字通りの完敗となってしまった。なお、デンマークで唯一決勝トーナメント進出経験のある同クラブが最後にその決勝トーナメントに進出したのは10-11シーズンだ。
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