ヴェローナが今月トップ指揮官昇格のボッケッティ監督と長期契約締結
2022.10.21 07:30 Fri
ヴェローナは20日、サルヴァトーレ・ボッケッティ監督(35)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。
ボッケッティ監督は今月13日にプリマヴェーラから昇格する形でトップチームの新指揮官に就任。初陣となった16日のミラン戦では白星発進とはならなかったものの、昨季王者を相手に試合終盤まで勝ち点の可能性を残す1-2の惜敗と上々の内容だった。
これを受け、クラブは青年指揮官に長期的なチーム作りを託す決断を下し、異例の5年契約を掲示し、今回の公式発表に至った。
ヴェローナは今月初めに今季就任のガブリエレ・チオフィ監督(47)を成績不振を理由に解任。ここまでセリエAで1勝2分け6敗の18位と大きく躓き、とりわけここ4試合は全敗と低迷していた。
そういった中で後任を託されたのは、一昨シーズンに現役を引退したばかりの元イタリア代表DF。2021年夏の引退後、ヴェローナのU-18の監督に着任し、指導者キャリアをスタートさせた。
ボッケッティ監督は今月13日にプリマヴェーラから昇格する形でトップチームの新指揮官に就任。初陣となった16日のミラン戦では白星発進とはならなかったものの、昨季王者を相手に試合終盤まで勝ち点の可能性を残す1-2の惜敗と上々の内容だった。
これを受け、クラブは青年指揮官に長期的なチーム作りを託す決断を下し、異例の5年契約を掲示し、今回の公式発表に至った。
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その数カ月後には同シーズンからトップチームの監督に就任したイゴール・トゥドール監督のアシスタントに。1年で同監督が去った後は、プリマヴェーラの監督を務めていた。
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