レーティング:リバプール 1-0 マンチェスター・シティ《プレミアリーグ》
2022.10.17 02:38 Mon
プレミアリーグ第11節、リバプールvsマンチェスター・シティが16日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが1-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽リバプール採点

GK
1 アリソン 7.0
前後半に幾つかのファインセーブを見せ、サラーの決勝点をアシスト。セレソンの守護神として1つ年下の後輩に勝利
DF
7 ミルナー 6.5
過去の対フォーデンの悪夢のようなパフォーマンスもあり、相手の攻めどころになると思われた。だが、周囲のサポートもあって穴を作らないソリッドなパフォーマンス。ベテランの意地を見た
2 ジョー・ゴメス 7.0
右サイドバックでの先発予想が多かった中、コナテのアクシデントでセンターバックでのプレーに。相棒に勝るとも劣らないハイパフォーマンスで勝利の立役者に
4 ファン・ダイク 7.0
アンフィールドの守護神が完調のパフォーマンス。ハーランドら相手の強力攻撃陣を前に激しさと巧さを兼ね備えた再三の好守を披露。とりわけ、カンセロの完璧なクロスをハーランドの寸前でクリアしたプレーは勝利の一因に
負傷明けで先発復帰となった一戦で持ち味のタフさを発揮。要所で良い攻撃参加を見せつつ、カンセロやデ・ブライネにそつなく対応した
MF
19 エリオット 6.0
攻撃面ではやや粗さや消極的な部分も出たが、指揮官の抜擢に応えて後半半ばの交代まで守備面でハードワークをこなして強力な相手によく食らいついた
(→カルヴァーリョ 5.5)
投入後にリードしたことで守備面のタスクがメインとなったが、攻守両面で無難なプレーを見せた
3 ファビーニョ 6.0
好調時ほどの存在感はなかったが、攻守両面で堅実な仕事をこなした。フィルター役としてバックラインの助けとなった
(→ヘンダーソン 6.0)
衰えを指摘する声も少なからず聞こえるが、今日に関しては見事なリーダーシップと気迫のこもったプレーで逃げ切りに大きく貢献
9 フィルミノ 6.0
攻撃では中盤と前線のリンクマン。守備時は相手のバックラインや中盤に制限をかける。地味ながらも周囲の選手をよく助けた
(→ヌニェス 6.0)
最後の局面での判断力に関しては改善の余地も、持ち味の推進力と動き出しの良さで前に出たい相手をけん制する上で重要な仕事をこなした
6 チアゴ 6.5
勢いあまっての危険なファウルもあったが、攻守両面で質と量を約束。攻撃では相手の素早い切り替えを上回るキープや繋ぎ、守備では良い意味での狡猾さが光った
20 ジョタ 6.0
攻撃面で決定的な仕事には至らずも攻守両面で難敵相手にデュエルで存在感。試合終盤の負傷が気がかり
(→ツィミカス -)
FW
11 サラー 7.0
最前線で虎視眈々とカウンターチャンスを狙っていた中、この試合3度目の決定機で見事に決勝点を記録。攻守両面でハードワークが光った
(→アレクサンダー=アーノルド -)
監督
クロップ 6.5
退席処分は少しやりすぎだったが、戦前、試合中の的確な用兵で見事に2連覇中の王者に今季初黒星を与えた。苦しい台所事情の中でミルナーやジョー・ゴメスの奮闘は嬉しい誤算だったはず
▽マンチェスター・シティ採点

GK
31 エデルソン 6.0
失点はさすがにノーチャンス。後半立ち上がりのサラーとの一対一で見事な対応をみせ、それ以外の場面でもスペースケアやハイボール処理と相変わらずの安定感を見せた
DF
25 アカンジ 5.5
右サイドバックと3バックの右のタスクを担う。試合終盤は疲労やカードの影響もあってヌニェスにあっさりと抜かれる場面もあったが、それ以前は守備面でうまくリスク管理を行った
3 ルベン・ディアス 6.0
3バックの中央で的確なカバーリングに安定した球出しを見せ、個人としては良いパフォーマンスだった
6 アケ 6.0
3バックの左と左サイドバックでプレー。前半は終始的確な対応を継続し、後半もバックラインの背後を取られた場面での決死の戻りで相手のシュートミスを誘発させた
MF
7 カンセロ 4.5
攻撃面ではやや不得手な右サイドながらもより高い位置でのプレーでチャンスの起点に。ただ、こういったビッグマッチにおいて失点場面の対応はあまりに軽率だった
16 ロドリ 6.0
攻守両面でうまくバランスを取りながら的確なボール捌き、強度の高い守備と好パフォーマンスを披露
8 ギュンドアン 5.5
ベルナルド・シウバと縦のポジションを入れ替えながら前半は攻守にまずまずのパフォーマンス。後半は点がほしい局面でもう少し工夫がほしかった
(→アルバレス-)
47 フォーデン 5.5
ほぼ左ウイングバックでプレー。幻のゴールや惜しいクロスなど要所で違いを見せたが、ミルナーやジョー・ゴメスの奮闘によって優位性をもたらせず
FW
17 デ・ブライネ 5.5
普段通り視野の広さと高精度のキックで多くのチャンスを演出。ただ、ハーランドが徹底監視にあっていた中でもっと個人として勝負してほしかった
9 ハーランド 6.0
公式戦連続ゴール記録が10試合でストップ。最終的に相手守備陣に完封されたが、普段に比べてチャンスが少ない中で動き出しの妙やアスリート能力の高さで十分な存在感は示した
20 ベルナルド・シウバ 6.0
ピッチのいたるところに顔を出して攻守に八面六臂の活躍。ただ、攻撃面に関してはほかに力を使い過ぎて本来の精度は出せず
監督
グアルディオラ 5.5
内容面では悲観すべき点はなかったが、今日の展開を考えれば、セットプレー時の守備要因はカンセロではなくアケかアカンジを残すべきだったか。3バック採用は一長一短があったが、交代策に関してはもう少し早く動いても良かったか
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ジョー・ゴメス(リバプール)
決勝点のエースストライカー、守護神とディフェンスリーダーもほぼ同じレベルの評価となったが、急遽のセンターバック起用でハーランドらに全く引けを取らないパフォーマンスを見せた伏兵をMOMに選出。球際の強さに加え、ほぼノーミスのプレーリードでクリーンシートに大きく貢献した。
リバプール 1-0 マンチェスター・シティ
【リバプール】
サラー(後31)
▽リバプール採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 アリソン 7.0
前後半に幾つかのファインセーブを見せ、サラーの決勝点をアシスト。セレソンの守護神として1つ年下の後輩に勝利
DF
7 ミルナー 6.5
過去の対フォーデンの悪夢のようなパフォーマンスもあり、相手の攻めどころになると思われた。だが、周囲のサポートもあって穴を作らないソリッドなパフォーマンス。ベテランの意地を見た
右サイドバックでの先発予想が多かった中、コナテのアクシデントでセンターバックでのプレーに。相棒に勝るとも劣らないハイパフォーマンスで勝利の立役者に
4 ファン・ダイク 7.0
アンフィールドの守護神が完調のパフォーマンス。ハーランドら相手の強力攻撃陣を前に激しさと巧さを兼ね備えた再三の好守を披露。とりわけ、カンセロの完璧なクロスをハーランドの寸前でクリアしたプレーは勝利の一因に
26 ロバートソン 6.5
負傷明けで先発復帰となった一戦で持ち味のタフさを発揮。要所で良い攻撃参加を見せつつ、カンセロやデ・ブライネにそつなく対応した
MF
19 エリオット 6.0
攻撃面ではやや粗さや消極的な部分も出たが、指揮官の抜擢に応えて後半半ばの交代まで守備面でハードワークをこなして強力な相手によく食らいついた
(→カルヴァーリョ 5.5)
投入後にリードしたことで守備面のタスクがメインとなったが、攻守両面で無難なプレーを見せた
3 ファビーニョ 6.0
好調時ほどの存在感はなかったが、攻守両面で堅実な仕事をこなした。フィルター役としてバックラインの助けとなった
(→ヘンダーソン 6.0)
衰えを指摘する声も少なからず聞こえるが、今日に関しては見事なリーダーシップと気迫のこもったプレーで逃げ切りに大きく貢献
9 フィルミノ 6.0
攻撃では中盤と前線のリンクマン。守備時は相手のバックラインや中盤に制限をかける。地味ながらも周囲の選手をよく助けた
(→ヌニェス 6.0)
最後の局面での判断力に関しては改善の余地も、持ち味の推進力と動き出しの良さで前に出たい相手をけん制する上で重要な仕事をこなした
6 チアゴ 6.5
勢いあまっての危険なファウルもあったが、攻守両面で質と量を約束。攻撃では相手の素早い切り替えを上回るキープや繋ぎ、守備では良い意味での狡猾さが光った
20 ジョタ 6.0
攻撃面で決定的な仕事には至らずも攻守両面で難敵相手にデュエルで存在感。試合終盤の負傷が気がかり
(→ツィミカス -)
FW
11 サラー 7.0
最前線で虎視眈々とカウンターチャンスを狙っていた中、この試合3度目の決定機で見事に決勝点を記録。攻守両面でハードワークが光った
(→アレクサンダー=アーノルド -)
監督
クロップ 6.5
退席処分は少しやりすぎだったが、戦前、試合中の的確な用兵で見事に2連覇中の王者に今季初黒星を与えた。苦しい台所事情の中でミルナーやジョー・ゴメスの奮闘は嬉しい誤算だったはず
▽マンチェスター・シティ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
31 エデルソン 6.0
失点はさすがにノーチャンス。後半立ち上がりのサラーとの一対一で見事な対応をみせ、それ以外の場面でもスペースケアやハイボール処理と相変わらずの安定感を見せた
DF
25 アカンジ 5.5
右サイドバックと3バックの右のタスクを担う。試合終盤は疲労やカードの影響もあってヌニェスにあっさりと抜かれる場面もあったが、それ以前は守備面でうまくリスク管理を行った
3 ルベン・ディアス 6.0
3バックの中央で的確なカバーリングに安定した球出しを見せ、個人としては良いパフォーマンスだった
6 アケ 6.0
3バックの左と左サイドバックでプレー。前半は終始的確な対応を継続し、後半もバックラインの背後を取られた場面での決死の戻りで相手のシュートミスを誘発させた
MF
7 カンセロ 4.5
攻撃面ではやや不得手な右サイドながらもより高い位置でのプレーでチャンスの起点に。ただ、こういったビッグマッチにおいて失点場面の対応はあまりに軽率だった
16 ロドリ 6.0
攻守両面でうまくバランスを取りながら的確なボール捌き、強度の高い守備と好パフォーマンスを披露
8 ギュンドアン 5.5
ベルナルド・シウバと縦のポジションを入れ替えながら前半は攻守にまずまずのパフォーマンス。後半は点がほしい局面でもう少し工夫がほしかった
(→アルバレス-)
47 フォーデン 5.5
ほぼ左ウイングバックでプレー。幻のゴールや惜しいクロスなど要所で違いを見せたが、ミルナーやジョー・ゴメスの奮闘によって優位性をもたらせず
FW
17 デ・ブライネ 5.5
普段通り視野の広さと高精度のキックで多くのチャンスを演出。ただ、ハーランドが徹底監視にあっていた中でもっと個人として勝負してほしかった
9 ハーランド 6.0
公式戦連続ゴール記録が10試合でストップ。最終的に相手守備陣に完封されたが、普段に比べてチャンスが少ない中で動き出しの妙やアスリート能力の高さで十分な存在感は示した
20 ベルナルド・シウバ 6.0
ピッチのいたるところに顔を出して攻守に八面六臂の活躍。ただ、攻撃面に関してはほかに力を使い過ぎて本来の精度は出せず
監督
グアルディオラ 5.5
内容面では悲観すべき点はなかったが、今日の展開を考えれば、セットプレー時の守備要因はカンセロではなくアケかアカンジを残すべきだったか。3バック採用は一長一短があったが、交代策に関してはもう少し早く動いても良かったか
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ジョー・ゴメス(リバプール)
決勝点のエースストライカー、守護神とディフェンスリーダーもほぼ同じレベルの評価となったが、急遽のセンターバック起用でハーランドらに全く引けを取らないパフォーマンスを見せた伏兵をMOMに選出。球際の強さに加え、ほぼノーミスのプレーリードでクリーンシートに大きく貢献した。
リバプール 1-0 マンチェスター・シティ
【リバプール】
サラー(後31)
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リバプールのレジェンドGKローレンス氏が77歳で死去
▽リバプールのレジェンドGKであるトミー・ローレンス氏が10日、77歳で死去した。 ▽1957年10月に17歳でリバプールとプロ契約を結んだローレンス氏は、トップリーグで2度の優勝、FAカップで1度の優勝に貢献。名将ビル・シャンクリー体制となって低迷期からの脱却を図っていた時代のリバプールを支えた守護神だった。 ▽リバプールでは1971年に退団するまで公式戦390試合に出場した。 2018.01.11 01:00 Thu3
ヴェンゲル、スアレスへの“4000万1ポンド”オファーを反省 「馬鹿げていた…」
2018年までアーセナルで長期政権を築いたアーセン・ヴェンゲル氏が、リバプールから 引き抜きを狙ったウルグアイ代表FWルイス・スアレスに関するエピソードについて語った。イギリス『ミラー』などが伝えている。 今夏にバルセロナからアトレティコ・マドリーに移籍したスアレスは、2011年1月から2014年7月までリバプールに所属。公式戦133試合に出場し82得点を記録するなど、絶対的なエースとして君臨していた。 そのリバプールのエースの獲得に向け、アーセナルが動いたのが2013年の夏。 当時、チャンピオンズリーグ(CL)から遠ざかるなど、低迷が続いていたクラブからの退団の意思を示していたスアレスに関して、ヴェンゲル氏はCL出場権を切り札のひとつとして獲得が可能と踏んでいた。ただ、同じプレミアリーグのライバルへの売却を望まないリバプールの徹底抗戦が予想されていた。 ただ、当時スアレスには4000万ポンド(約54億8000万円)の契約解除金が設定されていると報じられており、アーセナルはこの金額に1ポンド(約136円)を上乗せした“4000万1ポンド”のオファーを掲示し、エースの引き抜きを図った。 やや非常識ともいえるこのオファーは物議を醸し、リバプールのオーナーであるジョン・ヘンリー氏は自身の『ツイッター』で「彼らはエミレーツで何か(薬のようなものを)吸っているのか?」と呟くなど激高。また、実際に前述の契約解除条項は存在しておらず、リバプール側が交渉を拒否したこともあり、スアレス獲得は実現しなかった。 ただ、10月13日に販売が開始されたヴェンゲル氏の自叙伝『My Life in Red and White: My Autobiography』によると、同氏は契約解除条項が存在しないことを理解した上で前述のオファーを掲示していたという。そして、自身の振る舞いを反省している。 「2013-14シーズンにスアレスを獲得したいと思っていた。我々はプレーヤー本人、代理人と合意に達していた。そして、彼の代理人は4000万ポンド以上のオファーがあれば、リバプールは彼を手放さなければならない条項があると主張していた」 「しかし、リバプール内部の軽率な振る舞いのおかげで、そんな条項が存在しないということも理解していた。その事実を確かめるために、4000万1ポンドのオファーを出した。これについては、馬鹿げていると思われただろうし、私自身も同意する」 「リバプールはスアレスを売る気がなかったし、彼らにはプレーヤーを残すだけの(金銭的)余裕があった。さらに、既にバルセロナからのオファーが差し迫っていた」 リバプールはアーセナルからのオファーを拒絶した1年後に、スアレスをバルセロナに6500万ポンド(約89億円)で売却している。ヴェンゲル氏からすると、交渉上の駆け引きのつもりだったと思われるが、ビッグネームの獲得を逃しただけでなく、相手方にばらされてひんしゅくまで買う苦い経験だったようだ。 2020.10.15 17:03 Thu4
かつて“神童”と期待された元リバプールのMFウッドバーン、新天地はイングランド4部のサルフォード・シティに決定
かつてリバプールで“神童”と謳われ、その将来が嘱望されていた元ウェールズ代表MFベン・ウッドバーン(24)。23日に、EFLリーグ2(イングランド4部)のサルフォード・シティへの加入が発表された。 リバプールのアカデミー育ちであるウッドバーンは、2016年11月に行われたプレミアリーグに17歳と42日で出場してファーストチームデビュー。そのデビュー戦の3日後に行われたEFLカップ準決勝のリーズ戦では、クラブ史上最年少ゴール記録(17歳と45日)を樹立し、クラブやメディア、ファンから大きな期待が寄せられていた。 しかし、その後は伸び悩みファーストチームで思うような出場機会を得られず。シェフィールド・ユナイテッド、オックスフォード・ユナイテッド、ブラックプールと国内の下部カテゴリーのクラブや、スコットランドのハーツへの武者修行を繰り返すも結局リバプールではチャンスがなく、2022年夏に退団が発表された。 その後は同年夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストンに加入すると、在籍2シーズンで公式戦通算64試合3ゴール3アシストを記録。昨シーズンはリーグ戦21試合に出場したが先発はわずか1試合にとどまり、今夏に契約満了で退団していた。 ここまで残念ながら期待されていたようなキャリアは送れていないウッドバーンだが、まだ24歳。2年契約を締結したサルフォード・シティで、再び輝く姿が期待されている。 2024.07.24 18:20 Wed5