「サン・シーロのチケットは完売している?」次節勝利でGS突破のインテル、指揮官はファンのサポート期待

2022.10.13 11:05 Thu

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)でのドローに満足感を示した。クラブ公式サイトが伝えている。

インテルは敵地で12日に行われたCLグループC第4節で、バルセロナと対戦した。勝てばグループステージ突破が確定する試合、前半に先制を許しながらも後半にMFニコロ・バレッラ、FWラウタロ・マルティネスのゴールで逆転に成功。一度は追い付かれながらも89分にMFロビン・ゴセンスのゴールで勝ち越したが、終了間際に再び失点し3-3で試合を終えた。

この結果、今節でのグループステージ突破はならなかったが、次節のビクトリア・プルゼニ戦で勝利すればインテルの決勝トーナメント進出が決定する。

試合後の記者会見で、インザーギ監督は強敵相手にアウェイでポイントを得られた満足感を露わに。決勝トーナメント進出決定の可能性があるホームのプルゼニ戦では、ファンからの熱いサポートがあるだろうと期待した。

「我々は、絶対的な価値を持つ相手に対して、素晴らしい試合ができたと思う。我々はこの試合で多くのものを生み出し、苦しむべきタイミングでは苦しんだ」

「勝てば、2節を残して非常に難しいグループステージを突破できた。ただ、今はまずセリエAについて考え、それからファンの前でグループステージ突破を喜び合いたいと思う。バルセロナのクオリティーは理解していたが、決して諦めずプレーできた」

「前半は多くのチャンスを作りながら失点してしまった。それでも、選手たちには落ち着いて戦うよう伝えた。起用可能なFWは2人しかおらず、(エディン・)ジェコとラウタロはすでに多くの試合でプレーしているが、今日も彼らは素晴らしいプレーをしてくれた」

「(プルゼニ戦は)ドローでも突破ができるかもしれず、我々は今ファンの前でもっとも難しいCLのラウンドへの出場権を得られるチャンスがある。サン・シーロのチケットは完売しているだろうか? 私がここに来てから、ファンのサポートを欠いたことは一度もない。プルゼニ戦もそうだと思うが、今はまずリーグ戦の2試合を考えたい」

by 超ワールドサッカー編集部

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