後半ATに劇的展開! 旗手&前田出場のセルティックが粘り勝ち!《スコティッシュ・プレミアシップ》

2022.10.08 22:30 Sat
Getty Images
セルティックは8日、スコティッシュ・プレミアシップ第10節でセント・ジョンストンと対戦し、1-2で勝利した。

第8節のセント・ミレン戦で、リーグ戦では実に1年ぶりの敗戦を喫したセルティック。次節のマザーウェル戦では白星を取り戻したものの、5日のチャンピオンズリーグのライプツィヒ戦を3-1で落とし、グループステージ突破が非常に厳しくなった。

今節の相手は9位のセント・ジョンストン。立ち上がりからセルティックは次々とゴールに迫るが、肝心のシュートはなかなか打つ機会を作れず、しばらく0-0のまま推移していく。
試合が動いたのは42分のこと。日本人で唯一先発出場している旗手が右サイドの深い位置でボールを受け、鋭い反転からボックス右のハクシャバノビッチへパス。そこから右足のクロスを上げると、相手のオウンゴールを誘発しセルティックが先制した。

後半からはジョアン・フェリペに代わって前田が登場。その立ち上がりのFKで、クロスをギアクマキスがダイビングヘッドで合わせたが、オフサイドでゴールは認められず。
前田は終盤に味方のスルーパスに抜け出しネットを揺らしたが、ここもオフサイドの判定に。

決定的な2点目が奪えないまま迎えた93分、セント・ジョンストンがFKでクロスを入れると、はね返せなかったボールがミッチェルに渡り、そのままネットを揺らされてしまった。

土壇場で同点に追いつかれたセルティック。ここでタイムアップかに思われたがその2分後、左サイドでボールを奪いカウンターに転じると、サイドバックのベルナベイが上げたクロスをギアクマキスが合わせて決勝点。

わずか2分間で2ゴールが決まる劇的な一戦は、セルティックが1-2で勝利した。

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