新潟が6シーズンぶりのJ1昇格を決める! 3万人超の大観衆の前で伊藤涼太郎が2発!【明治安田J2第40節】
2022.10.08 15:55 Sat
8日、明治安田生命J2リーグ第40節のアルビレックス新潟vsベガルタ仙台がデンカビッグスワンスタジアムで行われ、3-0で新潟が勝利。J1昇格が決定した。現在首位の新潟。勝ち点は78、3位ファジアーノ岡山との勝ち点差は「9」となっており、今節勝ち点1以上を積めば、2017年以来6年ぶりのJ1昇格が決定する。
対する仙台は勝ち点59で現在6位。ギリギリでプレーオフ圏内にいるものの、7位のモンテディオ山形とは勝ち点差「2」、8位の徳島ヴォルティスとも勝ち点差「3」という状況。敗れれば、昇格から遠ざかる可能性がある。
新潟は前節からスタメン6名を変更。対する仙台も4名を変更と、両チームともに大きく選手を入れ替えて、大事な一戦に臨んだ。
昇格を見守ろうと3万2979人という大観衆が集まったビッグスワン。その中で、ファーストシュートは3分に仙台がはなった。カットインから氣田が右足でシュートを放つが、GK小島が正面でキャッチする。
新潟は21分にもチャンス。最終ラインからのロングフィードを谷口が前線で落とすと、小見のパスを受けた島田がボックス左からグラウンダーのクロス。これは流れるが、走り込んだ三戸がシュートを放つが、サイドネットを揺らす。
一進一退の攻防が続く中、新潟は43分、縦パスを受けた伊藤がボックス際でかわしてシュートを狙うが、佐藤が足をかけてファウル。直接FKのチャンスを得ると、伊藤が直接シュートを放つが、クロスバーに直撃。GKの逆を突いたがゴールとはならなかった。
ゴールレスで前半を終えた試合。互いに交代はなく後半を迎えると、立ち上がりから主導権を握ったのは新潟。何度となく前に圧力をかけて攻め込んでいく。
仙台は54分に氣田亮真に代えて富樫敬真を投入。攻撃に変化を加えていく。
それでも56分に新潟が一瞬の隙を突き、遠目から千葉がミドルシュート。これは枠を強襲するが、GK小畑がセーブする。
攻め続けた新潟だったが64分についにスコアを動かす。左からのスローインを伊藤が受けると島田にパス。ボックス中央で受けた島田がリターンを返すと、伊藤が右足で流し込み、新潟が先制。貴重なゴールを奪う。
先制した新潟は攻勢をやめない。69分、一瞬の隙をついて裏に抜け出した谷口に対して舞行龍ジェームズがフィード。ボックス内でダイレクトでシュートを打つが、クロスバーに嫌われる。
73分には三戸がハーフウェイライン付近からドリブルスタート。相手に対応されながらもバイタルエリアまで持ち込み、自ら右足一閃。鋭いシュートが飛ぶが、これはわずかに枠を越えて行く。
すると77分、またしてもネットを揺らしたのは伊藤。ボックス内左で島田のパスを受けた三戸が外側を追い越した島田にパス。クロスは相手が触るも、浮き球を伊藤が蹴り込み、新潟が追加点を奪う。
仙台は82分、クリアボールをボックス内でフォギーニョが胸トラップからダイレクトシュート。鋭いシュートが飛んだが、これは枠を外れる。
終盤にかけては仙台が攻め込んでいくが、新潟の集中した守備の前に得点は奪えず。最後までしっかりと戦った新潟はアディショナルタイム4分にカウンターからアレクサンドレ・ゲデスが決めてダメ押しの3点目。昇格争う仙台を3-0で下しJ1昇格が決定。来シーズンは6シーズンぶりにJ1を戦うこととなった。
アルビレックス新潟 3-0 ベガルタ仙台
【新潟】
伊藤涼太郎(後19、後32)
アレクサンドレ・ゲデス(後49)
対する仙台は勝ち点59で現在6位。ギリギリでプレーオフ圏内にいるものの、7位のモンテディオ山形とは勝ち点差「2」、8位の徳島ヴォルティスとも勝ち点差「3」という状況。敗れれば、昇格から遠ざかる可能性がある。
昇格を見守ろうと3万2979人という大観衆が集まったビッグスワン。その中で、ファーストシュートは3分に仙台がはなった。カットインから氣田が右足でシュートを放つが、GK小島が正面でキャッチする。
落ち着いてボールを回し、守備から早い攻撃を仕掛けた新潟は14分にビッグチャンス。縦パスを受けた谷口がキープして左へパス。これをボックス内で受けた小見がシュートも、佐藤がなんとかクリアしてゴールを許さない。
新潟は21分にもチャンス。最終ラインからのロングフィードを谷口が前線で落とすと、小見のパスを受けた島田がボックス左からグラウンダーのクロス。これは流れるが、走り込んだ三戸がシュートを放つが、サイドネットを揺らす。
一進一退の攻防が続く中、新潟は43分、縦パスを受けた伊藤がボックス際でかわしてシュートを狙うが、佐藤が足をかけてファウル。直接FKのチャンスを得ると、伊藤が直接シュートを放つが、クロスバーに直撃。GKの逆を突いたがゴールとはならなかった。
ゴールレスで前半を終えた試合。互いに交代はなく後半を迎えると、立ち上がりから主導権を握ったのは新潟。何度となく前に圧力をかけて攻め込んでいく。
仙台は54分に氣田亮真に代えて富樫敬真を投入。攻撃に変化を加えていく。
それでも56分に新潟が一瞬の隙を突き、遠目から千葉がミドルシュート。これは枠を強襲するが、GK小畑がセーブする。
攻め続けた新潟だったが64分についにスコアを動かす。左からのスローインを伊藤が受けると島田にパス。ボックス中央で受けた島田がリターンを返すと、伊藤が右足で流し込み、新潟が先制。貴重なゴールを奪う。
先制した新潟は攻勢をやめない。69分、一瞬の隙をついて裏に抜け出した谷口に対して舞行龍ジェームズがフィード。ボックス内でダイレクトでシュートを打つが、クロスバーに嫌われる。
73分には三戸がハーフウェイライン付近からドリブルスタート。相手に対応されながらもバイタルエリアまで持ち込み、自ら右足一閃。鋭いシュートが飛ぶが、これはわずかに枠を越えて行く。
すると77分、またしてもネットを揺らしたのは伊藤。ボックス内左で島田のパスを受けた三戸が外側を追い越した島田にパス。クロスは相手が触るも、浮き球を伊藤が蹴り込み、新潟が追加点を奪う。
仙台は82分、クリアボールをボックス内でフォギーニョが胸トラップからダイレクトシュート。鋭いシュートが飛んだが、これは枠を外れる。
終盤にかけては仙台が攻め込んでいくが、新潟の集中した守備の前に得点は奪えず。最後までしっかりと戦った新潟はアディショナルタイム4分にカウンターからアレクサンドレ・ゲデスが決めてダメ押しの3点目。昇格争う仙台を3-0で下しJ1昇格が決定。来シーズンは6シーズンぶりにJ1を戦うこととなった。
アルビレックス新潟 3-0 ベガルタ仙台
【新潟】
伊藤涼太郎(後19、後32)
アレクサンドレ・ゲデス(後49)
1
2
アルビレックス新潟の関連記事
J2の関連記事
|
アルビレックス新潟の人気記事ランキング
1
新潟が5年過ごしたMF島田譲が契約満了「僕にとって本当に夢のような時間でした」
アルビレックス新潟は27日、MF島田譲(33)との契約満了を発表した。 島田は鹿島アントラーズの下部組織出身で、ジュニアユース、ユースと昇格。早稲田大学へ進学すると、2013年にファジアーノ岡山に加入した。 2017年にV・ファーレン長崎へ移籍。2020年に新潟に加入していた。 新潟では5シーズンを過ごし、J1通算46試合に出場。J2通算108試合4得点を記録、リーグカップで7試合、天皇杯で5試合に出場していた。 島田はクラブを通じてコメントしている。 「契約満了にともない、5年間在籍したこのクラブを離れる事になりました。毎週あれだけ多くの観客の前で、日本一のサポーターの声援を背に闘った日々は、僕にとって本当に夢のような時間でした」 「熱狂的なサポーター、温かく支えてくださるパートナー企業の皆さんや地元の方々。皆さんのおかげで、改めてサッカー選手としての幸せを感じることができました」 「そして、一体感のある家族のようなチーム、尊敬できる監督やスタッフ。皆と築き上げた唯一無二のスタイルのおかげで、毎日の練習や試合が最高に楽しかったです。新潟で戦えたことは僕の誇りです」 「この5年間僕に関わってくれたすべての方々に心から感謝しています。本当にありがとうございました」 「まずはアルビでの残り11日。チームの残留、そして1つでも多くの勝点を積み上げて来シーズンに向かえるように、最後までこのクラブのために魂を燃やしたいと思います」 2024.11.27 17:38 Wed2
新潟のオーストラリア代表DFトーマス・デンが契約満了、3年間で公式戦69試合出場「感謝してもしきれません」
アルビレックス新潟は28日、オーストラリア代表DFトーマス・デン(27)と契約満了を発表した。 メルボルン・ビクトリーやPSVでプレー経験のあるデンは、2020年に浦和レッズに加入。2シーズンプレーすると、2022年から新潟に完全移籍でプレーした。 浦和時代にJ1で21試合1得点、リーグカップで3試合、天皇杯で1試合に出場しているデンは、新潟加入の1年目はケガの影響などもありJ2で8試合の出場に終わることに。それでも、J1に昇格した2023年は26試合、今シーズンは29試合に出場した。 新潟ではJ1通算55試合、J2通算8試合、リーグカップ通算5試合、天皇杯通算1試合の出場だった。 3年間過ごした新潟を離れるデンは、クラブを通じてコメントしている。 「アルビサポーターの皆さん。素晴らしい3年間を皆さんと共に過ごせたことを心から感謝します。多くの浮き沈みを経験した3年間でしたが、辛いときも常に皆さんと一緒に乗り越えてきました。私を温かく迎え入れ、受け入れてくれたことは感謝してもしきれません」 「チームメイトとスタッフの皆さん。皆さんのおかげで、サッカーへの愛を再び見つけることができました。毎回のトレーニングや試合は、いつもプレーする喜びに満ち溢れていました。本当にありがとうございました。皆さんの来シーズン、これからの未来が素晴らしいものになるよう願っています。ありがとうございました」 2024.11.28 17:25 Thu3
新潟に4シーズン所属のFW鈴木孝司が契約満了で退団へ「苦しみの中に幸せな瞬間がある、そんなあっという間の4年間」
アルビレックス新潟は26日、FW鈴木孝司(35)との今シーズン限りでの契約満了を発表した。 鈴木は横浜F・マリノスジュニアユース追浜から桐光学園高校、法政大学へと進学。2012年にFC町田ゼルビアに加入しプロキャリアをスタートさせると、その後はFC琉球、セレッソ大阪への移籍を経て、2021年に新潟入りを果たした。 4シーズン目を迎えた今シーズンは、残り2試合となった現時点でJ1リーグ18試合2ゴール、YBCルヴァンカップ4試合出場、天皇杯1試合出場の成績に。リーグ戦直近3試合はベンチ外となっていた。 4シーズンを過ごした新潟から去ることになった鈴木は、クラブを通じてコメントしている。 「4年間ありがとうございました。苦しみの中に幸せな瞬間がある、そんなあっという間の4年間でした。 2022シーズン、新型ウイルス禍から日常を取り戻す過程のアウェイ栃木SC戦で、サポーターの皆さんの声出し応援を初めて聞き強く胸を打たれ、新潟に来て良かったと改めて感じることができたあの日は忘れられません」 「スタジアムで感じる応援の力、街の中でサポーターの皆さんからかけていただく温かい声。新潟での生活は、どんな時もサポーターの皆さんに支えられていました。これからも熱い愛で選手たちを包み込んでほしいです。アルビレックス新潟の活躍を心から願っております。新潟最高!」 2024.11.26 17:20 Tue4
「おっ! 縦縞復活」「アルビらしいストライプで好き」 新潟が早くも来季の新ユニフォームを公開! ファンの反応上々
アルビレックス新潟は11日、2025シーズンの新ユニフォームを発表した。 来季もオフィシャルパートナーの『アディダス』によって手がけられ、1stユニフォームは鮮烈なオレンジと深みのあるブルーのストライプを採用。新潟にとって普遍的なデザインだが、シャープで情熱的な一着となった。 2ndユニフォームは同モデルをベースにしつつ、ホワイトを前面に押し出したカラーリングにロイヤルブルーのラインがポイントに。新ユニフォームのコンセプトに関しては次のように説明されている。 「新潟のクラブカラーの由来は、日本海に沈む美しい夕日。海へと沈む太陽がその姿、形を変えることはありませんが、見る者の心情によって夕日はいつもと違う光景で胸に刻まれます。新シーズンに臨むユニフォームのコンセプト『BRAND NEW SUNSET』には、変わることのないクラブとしての伝統や指針を、新たな気持ちで貫いていく決意が込められています」 新潟はクラブ公式X上でも公開しており、ファンからは「まじかっこいい。やっぱりオレンジと青の縞々が好き」「懐かしい縦縞」「おっ! 縦縞復活」「アルビらしいストライプで好き」「強そう!」などとの声が多く上がる。 <span class="paragraph-title">【画像】新潟の来季新ユニ! 縦ストライプが復活</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">新たな決意をオレンジ・ブルーに込めてー。<br>2025シーズン ユニフォームデザイン 決定<a href="https://t.co/CDfQE2NjWH">https://t.co/CDfQE2NjWH</a><a href="https://twitter.com/hashtag/albirex?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#albirex</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E6%96%B0%E6%BD%9F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アルビレックス新潟</a> <a href="https://t.co/ZMcIX4zsNg">pic.twitter.com/ZMcIX4zsNg</a></p>— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) <a href="https://twitter.com/albirex_pr/status/1855777464989217193?ref_src=twsrc%5Etfw">November 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.11 17:36 Mon5